健康用語WEB事典

内呼吸(internal respiration)

細胞単位でエネルギーを産生するために行われる呼吸細胞呼吸組織呼吸とも呼ばれる。

細胞グルコースなどの栄養素からエネルギー源となるアデノシン三リン酸ATP)を合成する一連の反応。この過程で栄養素は二酸化炭素にまで分解される。*1

異化の最終段階にあたる細胞内のエネルギー代謝については、呼吸によって取り込んだ酸素も関わってくるため、「細胞呼吸」(内呼吸)とも呼ばれています。解糖系ミトコンドリア内で行われるクエン酸回路TCA回路)、酸化的リン酸化電子伝達系)がこれに該当すると考えればいいでしょう。*2

タグ: 呼吸 細胞 代謝 グルコース ATP エネルギー

*1黄色ブドウ球菌のバイオフィルム形成を阻害する化合物「JBD1」を発見 | 東京大学: https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/z0111_00051.html
*2技術評論社 石浦章一 タンパク質はすごい! 心と体の健康を作るタンパク質の秘密(2014/1/5)

ご意見・ご要望をお聞かせください。


内呼吸に関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2022-08-02 (火) 17:06:15