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pHが7より大きい液性。アルカリ性とも。
関連する用語
白血球(顆粒球)のひとつ。通常は白血球の0.5〜7%程度を占める。好中球よりも大きい。骨髄の造血幹細胞からGM-CSF、IL-3、IL-5の刺激によって分化する。血液中には少なく、外界と触れる部分(皮膚、肺、消化管、下部尿路、子宮)に多い。脂肪組織にも存在している。精神的ストレスや、女性では月経によって減少する。弱い貪食作用を持ち、分解酵素による消毒能力なども好中球ほど強くはない。寄生虫に対する殺傷作用を持つ。好酸球は抗体依存性細胞傷害作用(ADCC)を持つ。細胞表面には様々…
鮭の精子から分離された強塩基性タンパク質。血小板のトロンビン受容体を活性化し、血小板凝集の部分的活性化とそれに続く凝集障害による抗凝固作用を持つ。当初は皮下投与されたインスリンの吸収を遅延させるとして臨床応用された。 ヘパリンの拮抗薬として使用される。副作用として血圧低下、ショック様症状などの循環抑制がある。アグリカンの中和作用を有する。また、オリゴデンドロサイト前駆細胞に発現するPTPRZに対するリガンドとなる。細胞膜透過性ペプチド(CPP)やドラッグデリバリーシステム(D…
爪や毛髪の主成分となるタンパク質。角化細胞に豊富に発現する中間径線維のひとつ。54種類が存在し、部位ごとに異なる種類が存在する。耐久性や化学的安定性が高く、脊椎動物には必ず含まれている。他のタンパク質に比べてシスチンの含有量が多い(14〜18%)。アミノ酸組成は人種や性別などによって異なる。-αケラチン-βケラチン分子内外に架橋を持つことにより不溶性となる。毛髪や羊毛繊維は、クチクラ細胞、コルテックス細胞および細胞膜複合体とそれらサブ構造からなる複雑な階層構造をもっている。こ…
アルドースが酸化されて生じる酸化糖。例えば、アルドースであるガラクトースは塩基性条件下で硝酸銀によって酸化され、アルドン酸であるガラクツロン酸を生じる。
主としてブタの膵臓から得られる消化酵素。消化異常症状に対する治療薬の有効成分。プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼなど多くの酵素を含有する。塩基性pHでのみ活性を示すため、小腸において作用する。膵臓性消化酵素TAとも。
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