nm(nanometre) †
関連する用語
ランゲルハンス細胞表皮(有棘層)に存在する樹状細胞。表皮の約2%を占め、1mm2あたり約1000個存在する。1868年にパウル・ランゲルハンス(Paul Langerhans)によって発見された。後にそれが樹状細胞であることを確認したのはラルフ・マーヴィン・スタインマン(Ralph Marvin Steinman)である。皮膚に細菌感染が生じると、その細菌を取り込み、リンパ節に移動して抗原提示細胞として働く。抗原を効率よく取込み、リンパ節へ遊走してT細胞に提示することによって免疫応答を引き起こ…
ダイニン微小管中心方向(微小管マイナス端方向)へ向けた細胞内物質輸送を制御するモータータンパク質。直径が約12nm、幅が9nmであり、キネシンの約10倍の大きさ。細胞質ダイニンは、細胞分裂や細胞内での物質輸送など多岐にわたるプロセスを通じて生命活動の維持に重要。ダイニンは微小管の関わる細胞運動の原動力となる。2つの頭部で微小管のプロトフィラメントを複数本使いながら運動する。微小管を介したダイニン依存的なミトコンドリアの局在変化は、NLRP3インフラマソームの活性化を促す。タグ:
シナプスある神経細胞の軸索と別の神経細胞との間にできる連結部分。主に樹状突起スパイン上に形成される。刺激によってその数は増減する。情報を発する神経細胞(シナプス前細胞)の軸索の終端(シナプス前終末、プレシナプス)と、その終端から送られる神経伝達物質を受け取る他の神経細胞(シナプス前細胞)の一部(シナプス後膜、ポストシナプス)との繋ぎ目。シナプス前細胞とシナプス後細胞の間の20nm程度の隙間をシナプス間隙と呼ぶ。シナプスでは活動電位による情報伝達ができないので、神経伝達物質を放出する。…
ウイルス核酸(DNAまたはRNA)をタンパク質の殻で囲んだ物体。ウィルスとも表記される。細胞を持たず、自らは代謝や繁殖も行わない。また無機化合物のように結晶を作るため、生物と無生物の間の存在と言われる。ゲノムとする核酸(コア)の種類によってDNAウイルスとRNAウイルスに大別される。ウイルスの大きさは、ほとんどのものが2030nmで、大きいものでも数百nmであり、細胞に比べてはるかに小さい。他の生物の細胞に自分の核酸を送り込んで増殖する。ウイルスの感染を受けた細胞は死滅するが、ウイル…
基底膜Ⅳ型コラーゲン、ラミニン、ナイドジェン(エンタクチン)などのタンパク質とパーレカン(プロテオグリカン)によって構成される、厚さ10〜80nmのシート状の膜。細胞の遊走・増殖に必要な足場となる。皮膚の表皮と真皮が接している部分などの上皮や血管内皮細胞の周囲、結合組織、筋細胞、脂肪細胞、シュワン細胞の周囲にも存在する。上皮細胞(皮膚では体の表面を覆う表皮)とその深部の間質細胞(皮膚など体のあらゆる構造の支持をする細胞)の間に存在する膜。膜上部に接して並ぶ基底細胞(皮膚の場合は表皮…
エクソソーム EPR効果 Qスイッチルビーレーザー 紫外線 パーフォリン コレステロール依存性細胞溶解毒素 金属アレルギー ハンタウイルス カベオラ トティウイルス 重症熱性血小板減少症候群ウイルス ダニ媒介性脳炎ウイルス ウエストナイルウイルス コロナウイルス 有窓性毛細血管 ナイロウイルス 角質層 メタニューモウイルス 近紫外線 遠紫外線 …コメント・訂正・追記
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