紡錘体
細胞分裂の際に微小管によって形成され、複製した染色体を娘細胞へと正確に分配させる(染色体分配)ための双極性の構造体。スピンドルや細胞分裂装置とも呼ばれる。
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細胞分裂の際に微小管によって形成され、複製した染色体を娘細胞へと正確に分配させる(染色体分配)ための双極性の構造体。スピンドルや細胞分裂装置とも呼ばれる。
紡錘体チェックポイント
細胞分裂中期において姉妹染色分体の異常を検知する機構。
細胞分裂の際に働くAPC/Cを調節するタンパク質。BUB1Bとも。
APC/Cを活性化するタンパク質。紡錘体形成チェックポイントはCDC20の制御を介してAPC/Cの活性化の時期を制御しており、紡錘体形成チェックポイント複合体とCDC20との結合は紡錘体形成チェックポイントの活性に必要不可欠とされる。
セントロメアタンパク質のひとつ。紡錘体結合タンパク質であるNDC80をキネトコアへ誘導する。
CLIP-170(Cytoplasmic Linker Protein of 170 kDa)とは、細胞質において微小管のプラス端に特異的に結合し、微小管と他の細胞構造物やタンパク質との架橋機能を担う微小管プラス端追跡タンパク質(+TIPs)の代表例である。
MELK(Maternal embryonic leucine zipper kinase)とは、主として細胞分裂や細胞周期の調節に関与するセリン・トレオニンキナーゼの一種であり、哺乳類の胚発生や腫瘍の進展において重要な役割を果たしているタンパク質キナーゼである。 分子生物学の分野において、本酵素はキナーゼファミリーに属し、様々なリン酸化反応…
キネトコアを構成するタンパク質のひとつ。紡錘体(紡錘糸)に直接結合する。セントロメアタンパク質(CENP-CとCENP-T)にも結合する。
PRC1とは、有糸分裂および減数分裂における細胞質分裂の実行と紡錘体の形成に必須である微小管結合タンパク質の一種である。
オーロラキナーゼとは、真核生物の細胞分裂(有糸分裂および減数分裂)において中心体の分離や紡錘体の形成、染色体分配などの制御に中心的な役割を果たすセリン・スレオニンキナーゼファミリーである。
スピンドル 紡錘体を参照。
コヒーシンの切断と姉妹染色分体の引き離しを行う酵素。セパラーゼやセパリンとも。
セントロソームとは、動物細胞の細胞質中に存在し、微小管を組織化する主要な中心である細胞小器官(中心体とも呼ばれる)である。 一般的に、セントロソームは一対の中心粒(中心小体)と、それをり取り囲むタンパク質性のマトリックスである中心小体周縁物質(PCM)から構成されている。
イチイの葉から抽出されたタキサン系抗がん剤。商品名はタキソール。
白血病、悪性リンパ腫、小児腫瘍、褐色細胞腫などに対する抗がん剤。紡錘体を形成している微小管のチューブリンに結合することにより、細胞周期を停止させると考えられている。商品名はオンコビン。
ビンカアルカロイド系抗がん剤のひとつ。悪性リンパ腫、絨毛性疾患、再発または難治性の胚細胞腫瘍、ランゲルハンス細胞組織球症などの治療薬。商品名はエクザール。
細胞分裂(有糸分裂)の際に分かれた染色体を引っ張り移動させる繊維(微小管)の起点となる細胞小器官。微小管形成中心とも。
細胞分裂(M期)で紡錘体が結合する、染色体のセントロメアに現れる特殊な構造。キネトコアとも。
微小管組織中心とは、真核細胞において微小管の重合を起点とし、その細胞骨格の形成や配向を空間的・時間的に制御する特殊な細胞質領域のことである。
微小管重合とは、チューブリンのヘテロ二量体が結合して微小管を形成する動的な重合プロセスのことである。
染色体不分離とは、細胞分裂の過程において染色体または姉妹染色分体が正常に分離せず、両方が同じ娘細胞へと分配される現象のことである。
細胞分裂の際に複製した染色体を娘細胞へ1つずつ分配すること。
染色体不安定症候群のひとつ。繊毛病の一種とされる。多彩異数性モザイク症候群とも。
第一減数分裂とは、有性生殖を行う生物の生殖細胞形成過程において見られる、減数分裂の最初の細胞分裂段階のことである。
細胞分裂(染色体分配)においてできる紡錘体を形成する糸。微小管によって構成される。