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HEALTH WORDS / 用語解説

α-クリプトキサンチン

alpha-cryptoxanthin

α-クリプトキサンチンとは、主にカンキツ類などの果実に含まれるキサントフィル類に属するカロテノイドの一種である。1

化学構造としてはβ-カロテンに類似した構造を持っており、生物学的体内においてビタミンAの前駆体として作用し、プロビタミンA活性を示すことが知られている。2

植物界においては光合成における光保護作用や色素としての役割を担っており、人間が食事を通じて摂取することで血中へと移行する。1

近年では疫学調査や臨床研究などにおいて、血清中のα-クリプトキサンチン濃度が高い人間グループでは、メタボリックシンドロームや脂質異常症、2型糖尿病などの生活習慣病の発症リスクが低い傾向にあることが報告されている。2

また、強力な抗酸化作用を持つことから、生体内の活性酸素やフリーラジカルを消去し、酸化ストレスに起因する細胞や組織の障害を軽減する可能性についても基礎研究が進められている。1

さらに、骨代謝への関与も示唆されており、骨粗鬆症の予防分野においても機能性成分としてその生理活性や健康維持への影響が注目を集めている栄養素である。2

参考文献・出典

  1. e-ヘルスネット: https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-017.html ↩1 ↩2 ↩3
  2. J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター: https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200907036661919934 ↩1 ↩2 ↩3