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HEALTH WORDS / 用語解説

αS2-カゼイン

αS2-カゼインとは、牛乳をはじめとする哺乳類の乳汁中に含まれる主要なタンパク質であるカゼインファミリーの一つであり、リン酸化されたアミノ酸残基を多く含むホスホタンパク質である12。

牛乳のタンパク質全体の大半を占めるカゼインは、αS1-カゼイン、αS2-カゼイン、β-カゼイン、κ-カゼインの主要な4つの成分に大別される12。

その中でαS2-カゼインは、ウシの乳汁中のカゼイン画分において比較的低い割合を占める成分であるが、分子内に多数のリン酸基が結合しているという構造的な特徴を持っている12。

この高いリン酸化の度合いに由来して、αS2-カゼインはカルシウムなどのミネラルと強い結合を形成する能力を有している12。

生体内や乳製品の製造過程においては、他のカゼイン分子やカルシウムイオンと相互作用しながら安定したミセル構造を形成し、栄養素を効率的に生体へ供給する役割の一翼を担っている12。

参考文献・出典

  1. J-GLOBAL: https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201007028169123286 ↩1 ↩2 ↩3 ↩4 ↩5
  2. J-STAGE: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jji1950/47/3/47_3_188/_article/-char/ja/ ↩1 ↩2 ↩3 ↩4 ↩5