HEALTH WORDS / 用語解説
ネプリライシン
neprilysin
ブラジキニンなどの血管作動性ペプチドを分解する酵素。また、ナトリウム利尿ペプチドの分解に関与する中性エンドペプチダーゼ。1
脳内に存在する中性エンドペプチダーゼの中でもアミロイドβに対する分解活性が強い。アルツハイマー病患者の脳では特に海馬でネプリライシンの発現が低下していることが報告されている。2
サクビトリルなどのネプリライシン阻害薬は血管収縮やナトリウム貯留、リモデリングなどに関わる神経ホルモンの過剰な活性化を抑制する作用を有する。3
参考文献・出典
- ナトリウム利尿ペプチドが変えた循環器診療 桑原宏一郎: http://plaza.umin.ac.jp/~s-igaku/DATA/65_05/65_05_01.pdf ↩
- アルツハイマー病アミロイドβペプチド(Aβ)を分解するシステムの同定 西道隆臣(理化学研究所脳科学総合研究センター): http://www.md.tsukuba.ac.jp/basic-med/molneurobiol/brain/kenkyu13n/kenkyu02.html ↩
- 急性・慢性心不全診療ガイドライン:慢性心不全治療薬 アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(ARNI) vol.10|YUMINO's コラム|活動報告|医療法人社団ゆみの: https://www.yumino-medical.com/yumino/2020/06/001214.html ↩