血管
身体の中で血液を循環させるための管状の組織。
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身体の中で血液を循環させるための管状の組織。
リンパ球が流入する組織の血管(高内皮細静脈)に特異的に発現することによって、リンパ球に対して遊走の目標位置(アドレス)を示す役割を持つ分子の総称。
血管作動性腸管ペプチドを参照。
28個のアミノ酸からなる、副交感神経から分泌される神経ペプチド。血管作動性ペプチドとも。
T細胞リンパ腫のひとつ。全身リンパ節腫大、肝脾腫、発熱、多クローン性高γ-グロブリン血症など多様な症状を呈することが知られている。
血管内壁とは、血管の最も内側を覆う構造であり、主に内皮細胞の単層から構成される組織のことである。 循環器系において血液と直接接触する最前線に位置しており、血管の構造的な完全性を維持するだけでなく、多彩な生理学的機能を担う極めて重要な生体組織として知られている。
循環血液中での赤血球の破壊(溶血)。赤血球が血管内の血栓に衝突することで破壊される。血管内溶血が起こる原因には発作性夜間血色素尿症、赤血球破砕症候群、ABO血液型が不適合である輸血などがある。
血管内皮 血管内皮細胞を参照。
血管内皮増殖因子
血管内に存在し、血管内皮細胞に分化して血管新生を制御する幹細胞。
血管の内皮細胞。血管の内腔を一層に覆う細胞で、血管透過性を制御する。
血管内皮細胞増殖因子 VEGFを参照。
ナファゾリン、オキシメタゾリンなどのα2刺激薬やカフェイン、エフェドリンなどのアドレナリン作動薬(交感神経作動薬)によって引き起こされる、血管の収縮。
移植する組織の血管と、組織欠損部分にある血管とを縫い合わせること。
血管周皮細胞 ペリサイトを参照。
血管内皮細胞と壁細胞(ペリサイトまたは血管平滑筋)によってできる血管の壁。
赤血球が生理的寿命を迎える前に脾臓などの網内系(血管外)で行われる破壊(溶血)。血管外溶血が起こる代表的な疾患は遺伝性球状赤血球症や自己免疫性溶血性貧血。
全身に異常血管が形成され、様々な臓器の機能障害の原因となる疾患。
血管の断面の円周方向に配列し、自律的に収縮・弛緩することによって血管径を制御する平滑筋。毛細血管には平滑筋がない。
血管平滑筋に生じる平滑筋腫。下肢(特に下腿)に発生しやすい。通常、皮下脂肪織内に単発性に生じる。ときに圧痛や自発痛を伴う。
血管年齢(vascular age) CAVIを参照。
補体制御因子のC1インヒビター(C1-INH)の先天的または後天的な欠損によって身体の様々な部位に突発性に現れる局所性浮腫。血管神経性浮腫やクインケ浮腫とも。
血管性認知症
既存の血管から新しい血管が形成される現象。
血管新生における、血管内皮細胞の遊走や増殖を促進する活性を持つ分子の総称。
血管に起こる炎症の総称。
全身の血管壁で炎症が起こり、臓器障害が引き起こされる様々な疾患。炎症を起こす血管の太さによって以下のように分類される。
動脈硬化を起こした血管にカルシウムが沈着して、さらに血管が硬くなる症状。虚血性心疾患や脳血管障害などを誘発する。
血管神経性浮腫(angioneurotic edema)
結節性硬化症患者の顔面に発生する、ぼつぼつしたにきび様の良性腫瘍。
血管壁の物質の通しやすさ。炎症が起こり血管内皮細胞同士の結合が弱くなると血管透過性は高くなり、血液中の物質が血管外に漏れ出す。
延髄(頭側延髄腹外側野)に存在し、血圧や循環血液量、酸素飽和度など全身の血液循環状態の情報を処理する中枢。最終的な交感神経活動を規定する部位でもある。心臓血管中枢とも。
くしゃみや鼻汁、鼻閉などの症状があり、鼻汁中に好酸球が確認されず、各種抗原検査でも抗原が同定できない場合の鼻炎のこと。アレルギー性鼻炎ではないため、目の症状も確認されないとされる。
5-HT1D受容体とは、セロトニン(5-ヒドロキシトリプタミン、5-HT)の受容体のサブタイプのひとつであり、Gタンパク質共役受容体のGABA受容体スーパーファミリーに属する膜受容体である。
5-HT1F受容体とは、セロトニン(5-ヒドロキシトリプタミン、5-HT)の受容体サブファミリーの一つであり、Gタンパク質共役受容体(GPCR)のファミリーに属する分子である。 中枢神経系および末梢神経系の特定の領域に広く分布しており、セロトニン受容体の中でも1型受容体群(5-HT1受容体)に分類される。
ケルセチンの6位がプレニル化した誘導体。他のプレニル化ケルセチン(5'-プレニルケルセチン、8-プレニルケルセチン)よりも疎水性が高く、血管内皮細胞へ取り込まれるとともにヘムオキシゲナーゼ1の誘導を強く促進する。
AAHSとは、主に急性動脈硬化症候群(Acute Aortic and Heart Syndromes)や、その他の先進的な医療・健康分野における特定の症候群や組織の名称として用いられることがある医学用語の略称である。
足関節上腕血圧比検査とも呼ばれる。
特定の分子へ高い特異性を有する抗体と、主に殺細胞活性を持つ薬剤(低分子化合物)を結合させた医薬品。薬剤を標的細胞へ特異的に作用させることができる。抗体-薬物複合体(抗体-薬剤複合体)とも。
好中球の細胞質にあるMPO/PR3に対する自己抗体(抗好中球細胞質抗体)によって血管に炎症を生じる自己免疫疾患。国内における患者数は約1万人。60~70代に多い。
血管新生に関わるアンジオポエチンに構造が似ている分泌タンパク質のファミリー。アンジオポエチン様タンパク質。
ANGPTL1とは、アンジオポエチン様タンパク質ファミリーに属する分泌タンパク質の一つであり、主に血管新生の抑制や腫瘍の転移抑制などの多様な生物学的プロセスに関与している分子である。
ANGPTL6とは、アンジオポエチン様タンパク質6(Angiopoietin-like protein 6)のことであり、主として肝臓から分泌され血管新生やエネルギー代謝の調節に関与する液性因子である。
ANGPTL7とは、アンジオポエチン様タンパク質ファミリーに属する分泌タンパク質であり、主として眼科学や腫瘍学の領域において研究されている分子である。 ヒトにおいてはANGPTL7遺伝子によってコードされており、角膜などの眼組織において比較的高い発現が確認されている生体分子である。
ApoEのひとつ。アポリポタンパク質E4(アポE4)とも。アルツハイマー病において脳の毛細血管周皮細胞の変性や血液脳関門崩壊の加速と関連するとされる遺伝子。
アンギオテンシンⅡのひとつ。
脂肪細胞のトリグリセリドをジアシルグリセロールと遊離脂肪酸に加水分解する反応を触媒する酵素(リパーゼ)。脂肪トリグリセリドリパーゼや脂肪細胞特異的トリグリセリドリパーゼ、PNPLA2とも呼ばれる。
細胞膜とミトコンドリア内膜に存在するイオンチャネル。細胞内の代謝状態と細胞膜の興奮性を結びつけている。ミトコンドリア内膜に存在するものは細胞保護やアポトーシス抑制に関与する。ATP感受性KチャネルやATP感受性K+チャネル、KATPチャネルなど、様々な表記揺れがある。
BRD4とは、エピジェネティクスの制御や遺伝子の転写調節において中心的な役割を果たすタンパク質であり、ブロモドメインおよびファミリー特異的なドメインを持つBETタンパク質ファミリーに属する分子である。 BRD4は、染色体上のヒストン尾部に存在するアセチル化されたリシン残基を認識して結合する特性を持っており、こ…
血漿中に存在する補体制御因子のひとつ。補体のC1を抑制する働きを持つ。
補体のひとつ。補体第二成分とも。C1によってC2aとC2bに加水分解される。
C3の分解によってC3bと共に生じる補体。分子量約9000。
CaMKⅡδ(カルモジュリン依存性プロテインキナーゼⅡデルタアイソフォーム)とは、カルシウムとカルモジュリンのシグナル伝達によって活性化され、特に心筋細胞や血管平滑筋などの心血管系組織において重要な役割を果たすセリン・スレオニンキナーゼの一種である。
国内で開発された、動脈の硬さ(いわゆる血管年齢)を調べる検査およびその硬化度を表す指標。心臓足首血管指数とも呼ばれる。
CD82とは、細胞表面に発現する糖タンパク質の一種であり、テトラスパニンファミリーに属する分子である。 かつては前立腺癌の転移を抑制する遺伝子の産物として発見され、KAI1とも称される。
トロンボモジュリンに類似の構造を持ち、血小板や巨核球、内皮細胞、NK細胞、単球に発現するタンパク質。内皮細胞に発現するCD93 は血管新生を促進する役割があるとされる。
白血球分化抗原に対するモノクローナル抗体の反応特異性に基づく分類。HCDM(Human Cell Differentiation Molecules、旧名HLDA)により国際的に統一されている。
セカンドメッセンジャーとして働き、神経応答や筋肉の弛緩など、様々な生理機能や生命現象を調節する有機化合物。環状グアノシン一リン酸。
CHIPとは、明確な血液疾患の兆候がないにもかかわらず、体細胞突起(体細胞変異)を獲得した造血幹細胞がクローン性増殖を起こす加齢性の病態である。
C/EBPファミリーに属する転写因子として働くタンパク質。小胞体ストレスにより誘導され、細胞にアポトーシスを誘導する。