ホームラクツロース

HEALTH WORDS / 用語解説

ラクツロース

lactulose

ガラクトースとフルクトースから構成される二糖類。

ラクツロースの化学構造

ヒトはラクツロースを分解する酵素を持たないためほとんど吸収されない。下部消化管では細菌によって分解されて有機酸(乳酸、酢酸など)が生成され、これらが消化管内pHを低下させる結果、乳酸菌産生の促進や緩下作用、アンモニア産生量の減少、腸管吸収の抑制などが起こる。高アンモニア血症の治療薬や下剤の有効成分となる。商品名はモニラックやリフォロースなど。12

アカルボースと併用すると消化管への副作用が増強される恐れがある。

参考文献・出典

  1. 薬物相互作用(13―下剤の薬物相互作用)岡山大学医学部・歯学部附属病院 薬剤部 横張英子 岡崎昌利 千堂年昭: https://www.jstage.jst.go.jp/article/joma/120/2/120_2_223/_pdf ↩
  2. リフォロースシロップ65%: http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3999001Q2074_1_05/ ↩