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HEALTH WORDS / 用語解説

再発がん

Recurrent cancer

再発がんとは、がんの治療によって目に見える腫瘍が消失した後に、再びもとの部位あるいは別の部位に同じ種類のがんが増殖して現れてくる現象をいう。1

がん治療の終了後、画像検査や血液検査などでは確認できなくなったがん細胞が、体内の微小な領域やリンパ節、あるいは原発巣の周辺などに潜伏し、何らかの理由で再び活動を再開することによって再発が引き起こされる。1

再発の形式にはいくつかの種類が存在する。原発巣と同じ場所あるいはそのごく近傍に再びがんが現れる「局所再発」のほか、原発巣から離れた臓器やリンパ節に転移して増殖する「遠隔転移」も再発の形態に含まれる。2

再発が起きる時期はがんの組織型や悪性度、ステージ、さらには最初に行った治療の種類によって大きく異なる。治療終了後から比較的早い段階で現れることもあれば、数年あるいは十数年の年月を経てから発見されるケースも存在する。1

再発がんの診断には、CT検査やMRI検査、PET検査などの画像診断のほか、腫瘍マーカーの測定や生検による病理組織学検査が用いられ、再発の有無だけでなくその広がりや転移の状況を精密に評価することが求められる。2

再発がんに対する治療方針の決定にあたっては、初回の治療内容や患者の全身状態、年齢、残された臓器機能、さらには患者自身の希望などが総合的に考慮される。3

治療法としては、再び手術によって腫瘍を切除できる場合には外科的切除が検討されるほか、薬物療法や放射線治療などを組み合わせてがん細胞の増殖を抑え、症状の緩和や生存期間の延長を目指す集学的治療が行われることが一般的である。3

参考文献・出典

  1. 国立がん研究センター: https://ganjoho.jp/public/cancer/recurrence_metastasis/index.html ↩1 ↩2 ↩3
  2. 厚生労働省: https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000788320.pdf ↩1 ↩2
  3. 国立がん研究センター: https://ganjoho.jp/public/cancer/treatment/index.html ↩1 ↩2