HEALTH WORDS / 用語解説
リンパ節
lympa node
リンパ液がリンパ管を通って集まる円形またはそら豆型の二次リンパ器官。リンパ管が鎖骨下静脈に合流するまでの間に複数存在する。大きいものでは長径2~3cm、短径約1cm。体内の種々の組織由来の抗原がリンパ管を介して集まる。12
リンパ節の役割は、リンパ液に含まれる異物を取り除き、それらが組織や血管内に侵入するのを防ぐこと。3
リンパ節の役割は、大きくは「免疫」と「老廃物の処理」の2つで、前者では、免疫細胞たちの情報交換の場として、また戦闘の司令塔としての機能を果たしています。4
リンパ節で炎症やがんの転移があると腫れる。主に感染症によって腫れが起こる。感染の軽重によらず腫れが見られるが、病原体が排除されると自然に小さくなる。56
リンパ節の構造8
外側からリンパ節皮質、リンパ節傍皮質、リンパ節髄質に分けられる。
出典: 技術評論社 西村尚子 知っているようで知らない免疫の話 ヒトの免疫はミミズの免疫とどう違う?(2010/8/25)
皮質には一次リンパ濾胞(一次リンパ小節)や二次リンパ濾胞(二次リンパ小節)が存在する。傍皮質にはT細胞が存在し、抗原提示細胞がヘルパーT細胞を活性化する。髄質では抗体が作られる。
流入するリンパ液は輸入リンパ管、流出するリンパ液は輸出リンパ管を通る。
主なリンパ節49
参考文献・出典
- 静岡県立大学薬学部・薬学研究院 免疫微生物学 リンパ球ホーミングの分子機構の解明: http://w3pharm.u-shizuoka-ken.ac.jp/bisei/text/staff/kawashima/kawa-res.html ↩
- 神戸大学附属図書館 デジタルアーカイブ 【 学内研究成果 】 リンパ組織とリンパ性器官: http://www.lib.kobe-u.ac.jp/products/jintai1/T007.pdf ↩
- 近畿大学 輸血・細胞治療センター リンパ節が腫れたら… 第13回 血液学を学ぼう!: http://www.med.kindai.ac.jp/transfusion/kettuekigaku-13.pdf ↩
- 東邦出版 星野泰三 吉田朋子 共著 がんのプレシジョン免疫学(2017/8/21) ↩1 ↩2
- 近畿大学医学部 口の中とノドの癌: http://www.med.kindai.ac.jp/oto/cancer.html ↩
- Lymph nodes - Health Video: MedlinePlus Medical Encyclopedia: https://medlineplus.gov/ency/anatomyvideos/000083.htm ↩
- 西東社 カラー図解 免疫学の基本がわかる事典 鈴木隆二(2015/6/3): https://amzn.to/2SW7bgi ↩
- 近畿大学 輸血・細胞治療センター リンパ節が腫れたら… 第13回 血液学を学ぼう! ↩
- 西東社 カラー図解 免疫学の基本がわかる事典 鈴木隆二(2015/6/3): https://amzn.to/2SW7bg ↩