HEALTH WORDS / 用語解説
JNK2
JNK2とは、ストレス応答や炎症反応、アポトーシスなどの多様な細胞機能に関与するc-Jun N末端キナーゼ(JNK)ファミリーのアイソフォームの一つである。1 MAPK8、MAPK9、MAPK10から構成されるJNKグループのうち、MAPK9遺伝子によってコードされているのがJNK2タンパク質である。2
細胞外からの様々な刺激、例えばサイトカインや紫外線、酸化ストレスなどによって活性化される特徴を持つ。1 活性化されたJNK2は、リン酸化を介して転写因子などの標的タンパク質の働きを調節し、遺伝子発現の制御に大きな役割を果たしている。2
生体内におけるJNK2の生理的役割は非常に多岐にわたっており、免疫系の制御やT細胞の分化・活性化にも深く関与していることが明らかにされている。1 また、疾患との関連においては、自己免疫疾患や神経変性疾患、さらには悪性腫瘍における腫瘍の増殖や生存シグナルへの関与が研究されている。2
参考文献・出典
- NCBI Gene: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/gene/5600 ↩1 ↩2 ↩3
- UniProt: https://www.uniprot.org/uniprotkb/P45984/entry ↩1 ↩2 ↩3