ビリルビン
胆汁に含まれる黄色い色素。前駆体はビリベルジン。
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胆汁に含まれる黄色い色素。前駆体はビリベルジン。
胆石のひとつ。胆管に生じた炎症によってビリルビンとカルシウムが結合してできた結石。胆石全体の30〜40%を占める。
ビリルビン脳症(bilirubin encephalopathy) 核黄疸を参照。
血液検査の項目のひとつ。直接ビリルビンのこと。
赤血球に含まれるヘモグロビンと血液中の糖が結びついた糖タンパク質。過去1~3ヶ月の平均血糖値を意味する。ヘモグロビンA1cや糖化ヘモグロビン、グリコヘモグロビンとも呼ばれる。
血液検査の項目のひとつ。総ビリルビンとも表記される。
UDP-グルクロン酸転移酵素のひとつ。唯一ビリルビンを代謝できる酵素。肝臓や小腸、皮膚に発現する。
リソソームに含まれる酵素のひとつ。ムコ多糖の代謝に重要とされる。
胆汁に含まれるビリルビンが腸内細菌によって還元されることでできる有機化合物。
ビリルビンが腎臓で代謝されてできる黄色い物質。尿を黄色くする主な原因となる。
人体に必須のミネラル。食品中にはセレノシステインなどのようにアミノ酸と結合した形で含まれる。
赤血球中のヘモグロビンが肝臓で分解された時にできるヘムが、さらに分解されて生まれるプロトポルフィリンからできる青色の色素。
ヘムの分解によってできるビリベルジンをビリルビンに還元する反応を触媒する酵素。ビリベルジンレダクターゼとも。
フェリプロトポルフィリンⅨとは、ヘムとも呼ばれ、鉄原子が結合したプロトポルフィリンⅨ環を持つポルフィリン化合物であり、生体内において様々なタンパク質の補欠分子族として極めて重要な役割を果たしている有機化合物である。
ビリルビンへの光の照射によって生成する立体異性体。水溶性で肝臓や腎臓での処理されやすく、胆汁中または尿中に排泄されやすいとされる。
摂取した食品が腸管で消化された後に残る物質を元とする排泄物。糞便とも。
異常な新生児黄疸に対する治療法。身体に{{光}}(紫外線)を照射して皮下の過剰なビリルビンの分解を促進する。
胆管が自己免疫によって破壊され、胆汁が肝臓内に鬱滞するために胆汁中のビリルビンが血管内に逆流して全身の組織に沈着する慢性肝疾患。50〜60歳の中年以降の女性に多い。
尿検査の検査項目のひとつ。尿にビリルビンが含まれる場合に陽性となる。
抱合ビリルビン(conjugated bilirubin) 直接ビリルビンのこと。
新生児の多くに起こる生理的な(病的ではない)黄疸。
新生児の脳にビリルビンが沈着して神経に後遺症を残す黄疸。ビリルビン脳症とも。
溶血によって引き起こされる貧血。
赤血球の崩壊(溶血)が原因となる黄疸。溶血性黄疸によって胆汁中のビリルビンが増加するため、腸管内で生成されるウロビリノーゲンが増え、尿中に排泄されるウロビリノーゲンの量も増加する。貧血を伴う場合がある。
肝臓で間接ビリルビンがグルクロン酸抱合を受けたもの。抱合ビリルビンやD-BILとも表記される。基準値は 0.0~0.2 mg/dL。
自宅に6ヶ月以上とどまり続ける状態。
糞(ふん)とは、消化管を通過した食物の残渣、消化液の分泌物、剥離した腸管上皮細胞、および多数の腸内細菌などから構成される排泄物の総称である。 ヒトをはじめとする動物において、糞の性状や排便の回数、状態の変化は、消化器系の機能や全身の健康状態を反映する重要な臨床的指標となる。
総ビリルビン T-BILを参照。
肝細胞が線維化して硬く変化した状態。肝臓の障害(慢性肝炎)の末期に見られる。肝硬変症とも。患者の70%が男性とされる。
人体の中で最大の臓器。体内のエネルギーを骨格筋とほぼ同じ割合(21.3%)で消費する。重さは体重の約2%を占める(1.0〜1.5kg)。レバーとも呼ばれる。
肝障害とは、様々な原因によって肝臓の細胞や組織に炎症や壊死などの障害が生じ、肝機能が低下した状態の総称である。 肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、代謝、解毒、胆汁の生成など生体維持に不可欠な多様な機能を担っているが、障害を受けても初期には自覚症状が現れにくい特徴を持つ。
肝臓から分泌され十二指腸に送られる黄褐色で塩基性の液体。主な成分として胆汁酸を含む。
胆嚢や胆管にできる、胆汁中の成分が固まってできる結石。胆石ができる症状を胆石症と呼ぶ。
薬剤性肝障害とは、内服薬、注射薬、漢方薬、サプリメントなど、治療や健康維持の目的で使用されるさまざまな物質が原因となり、肝臓に機能的あるいは器質的な障害を引き起こす病態の総称である。
血液中に含まれる成分を調べることで、体の状態確認や起きている異常を発見するための検査。
血清アルブミン値とは、血液中の血漿に含まれる主要なタンパク質であるアルブミンの濃度を示す生化学検査の項目である。
血液の成分のうち、血球を除いた透明の薄い黄色の液体部分のこと。黄色に見えるのは血漿中にビリルビンが含まれるからである。
ビリルビンのひとつ。アルブミンと結合して肝臓へ運ばれるヘムタンパク質。非抱合ビリルビンとも呼ばれる。基準値は 0.5mg/dL 以下。
静脈栄養合併肝障害とは、中心静脈栄養(TPN)を長期にわたり受ける患者において高頻度に発症する肝障害の総称であり、腸管不全関連肝障害(IFALD)とも呼ばれる。
非抱合ビリルビン(unconjugated bilirubin) 間接ビリルビンを参照。
血液中のビリルビン濃度が高くなること。
ビリルビンが血液に過剰に溜まること(高ビリルビン血症)によって、皮膚や目(結膜)が黄色くなる症状。肝臓でのビリルビンの代謝に異常を来すことが原因となる。