尿素
タンパク質(アミノ酸)の分解過程で生じる物質。体内で有害なアンモニアを無毒化する尿素回路によって生み出される。ウレアやカルバミドとも。
HEALTH WORDS INDEX
健康・医学・生物学の用語を調べる。
タンパク質(アミノ酸)の分解過程で生じる物質。体内で有害なアンモニアを無毒化する尿素回路によって生み出される。ウレアやカルバミドとも。
尿素サイクル 尿素回路のこと。
哺乳類の細胞がアミノ酸を分解するときに生じる有毒なアンモニアを尿素に変えて無毒化する代謝反応の経路。この経路によってアンモニア1分子から尿素1分子が生成される。オルニチン回路とも呼ばれる。
尿素に含まれる窒素のこと。腎不全など、糸球体の濾過機能が低下すると血中に増加する。
アリルイソプロピルアセチル尿素のこと。
血液検査の項目のひとつ。血液中の尿素窒素(血中尿素窒素)のこと。腎臓の健康状態の指標。基準値は大体 8~20mg/dL。
HNF1Aとは、肝臓における遺伝子発現の調節において中心的な役割を果たす転写因子をコードする遺伝子、およびそれが産生するタンパク質の名称である。
イソプロピルアンチピリン、アセトアミノフェン、アリルイソプロピルアセチル尿素、無水カフェインを配合した解熱鎮痛剤の商品名。
スルホニルウレア受容体のひとつ。β細胞におけるKATPチャネルのサブユニット。
α-ケト基とは、カルボニル基(C=O)の隣接する炭素(α位)に別のカルボニル基が結合した構造、あるいはカルボニル基の隣の炭素原子がケトンとしての酸素原子を持つ官能基の総称である。 一般的には、有機化合物におけるカルボニル炭素の隣(α位)にオキソ基(ケト基)が存在する構造を指し、生化学や有機化学の分野におい…
アクアポリン9とは、主に肝臓や白血球などの細胞膜に発現し、水だけでなくグリセロールなどの小さな非荷電性分子や尿素などを選択的に透過させるチャネル蛋白質である。
アリルイソプロピルアセチル尿素を参照。
緩和な睡眠および鎮痛作用をもつモノウレイド系薬剤。アプロナールやアプロナリドとも呼ばれる。国外での商品名はセドルミド。
L-アルギニンを加水分解してオルニチンと尿素を生成する反応を触媒する酵素。
尿素回路において、シトルリンから生成される有機化合物。
尿素回路において、シトルリンとアスパラギン酸からのアルギニノコハク酸の合成を触媒する酵素。アルギニノコハク酸合成酵素とも呼ばれる。
尿素回路において、アルギニノコハク酸をアルギニンとフマル酸に加水分解する反応を触媒する酵素。アルギニノスクシナーゼとも呼ばれる。
アミノ酸のひとつ。小児では必須アミノ酸。オルニチンが尿素回路で代謝されて生成される。
オルニチンの代謝(尿素回路)における中間代謝産物。シトルリンとアスパラギン酸、ATPから生成される。
常温で刺激臭のある無色の気体。皮膚や目など粘膜に対する刺激性があり有毒。水溶液は塩基性を示す。化学式は NH3
シアヌル酸の異性体。紫外線に対する塩素安定剤として屋外プール水などで使用される。
尿素を加水分解する反応を触媒する酵素。
分子内に尿素の水素原子1つを取り除いた化学構造(R-CONH-R')を持つ化合物の総称。
アミノ酸の一つ。L体(L-オルニチン)はタンパク質を構成しない遊離アミノ酸として体内に存在する。蜆に多く含まれる。
オルニチン回路 尿素回路を参照。
カルバミン酸とリン酸からなる有機化合物。酸化的脱アミノ反応によって生じたアンモニアから生成される。カルバミルリン酸とも。
加水分解性タンニンのひとつ。加水分解によって糖の他に没食子酸または二没食子酸を生じるもの。
乾燥した皮膚に対する痒み止めの商品名。尿素を主な成分とし、ジフェンヒドラミン塩酸塩、グリチルレチン酸を含む。
トリアジンに3つのヒドロキシ基を持ち、合計3つの窒素原子を含むヘテロ環式化合物。異性体にイソシアヌル酸がある。
シアン酸のイオンとアンモニウムイオンから構成される無機化合物。示性式は NH4OCN
ミトコンドリア内膜においてアスパラギン酸・グルタミン酸キャリア(AGC)として機能するタンパク質。AGC2とも。
遊離アミノ酸の一種。分子式は C6H13N3O3
ATP感受性カリウムイオンチャネルを構成する受容体のひとつ。スルホニル尿素受容体とも。
スルホニルウレア系(スルホニル尿素薬)が共通して持つ化学構造。示性式は -SO2NHCONH-
スルホニルウレア受容体を参照。
糖尿病の治療薬のひとつ。SU薬とも。
アリルイソプロピルアセチル尿素の国外における商品名。
スルホニル尿素薬のひとつ。
二型糖尿病の治療薬。最初の血糖降下剤。スルホニル尿素薬のひとつ。β細胞にあるATP感受性カリウムチャネルを阻害してインスリンの分泌を促進する。
尿素の水素原子ひとつがニトロソ基に置換された化合物。
ピリミジンの誘導体。マロニル尿素や6-ヒドロキシウラシルとも。
世界人口の約半数に感染しているとされる、螺旋形のグラム陰性菌。正式にはヘリコバクター・ピロリと呼ばれる。
フェナセミドのエチル化誘導体。エチルフェナセミドやエチルフェニルアセチル尿素とも。
ジカルボン酸のひとつ。マレイン酸のシス-トランス異性体。フマル酸はトランス型。
マロニル尿素(malonylurea) バルビツール酸を参照。
体内から余分な水分や老廃物を排出するために腎臓で作られる無色から黄色を呈す液体。正常な場合のpHは6.0の弱アルカリ性。
尿中尿素窒素(urine urea nitrogen : UN, UUN) 尿に含まれる尿素窒素。
原因が不明(疾病が原因ではない)の生活が著しく損なわれるような強い疲労を主症状とし、少なくとも6ヶ月以上の期間持続ないし再発を繰り返す状態。
炭素原子による分子を基本骨格とする化合物の総称。
皮膚内にある汗腺から分泌される液体。体温調節や病原体からの防御、皮膚の乾燥防止などの働きを持つ。
窒素ガス(N2)以外の形となった窒素のこと。活性窒素に分類される物質を活性窒素種(RNS)と呼ぶ。
硝酸ナトリウムや硝酸カリウムなど、窒素を含む肥料。
血液中のブドウ糖(グルコース)を調整するインスリンを分泌するβ細胞の異常や、インスリンが自体が効きにくくなることによって血糖が増え、血糖値が上がる病気。
経口血糖降下薬とは、血糖値を下げる目的で経口投与される薬剤の総称であり、主に2型糖尿病の治療薬として用いられるものである。
縦12cm、横5~6cm、厚さ2.5cm、重さ140g程度のそら豆型の臓器。人体には腰(背中側)の左右に二つの腎臓があり、位置は第十一胸椎から第三腰椎の間。右腎は左腎よりやや低い位置となる。また、左腎は右腎よりも重い。
血中尿素窒素 BUNを参照。
全身の細胞に栄養分や酸素を運び、二酸化炭素や老廃物(尿素、尿酸、クレアチニン、アンモニアなど)を運び出すために全身を巡る体液。
血液中に含まれる成分を調べることで、体の状態確認や起きている異常を発見するための検査。
血液生化学検査とは、血液の血漿または血清成分に含まれる酵素、タンパク質、電解質、脂質、糖、各種代謝産物などを定量的に測定することにより、臓器の機能異常や代謝障害を評価するための臨床検査である。 生化学的網羅的分析を自動分析装置を用いて実施することが多く、肝機能、腎機能、脂質代謝、糖代謝などの病態把握…
尿素回路の異常などによってアンモニアが正常に代謝されなくなり、体内に蓄積することで起こる症状。中枢神経の障害が起こる。