樹状細胞
抗原提示細胞のひとつ。単球から分化してできる白血球で、T細胞の分化や活性化・不活性化の制御などを行う。大きさは20〜50μmと大型。欠点は数が少なく寿命が短い(数日)こと。
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抗原提示細胞のひとつ。単球から分化してできる白血球で、T細胞の分化や活性化・不活性化の制御などを行う。大きさは20〜50μmと大型。欠点は数が少なく寿命が短い(数日)こと。
TNFのスーパーファミリーに属する分子。 CD256とも。BAFFとの相同性は33%である。
B-ATFとは、AP-1ファミリーに属する基本転写因子であり、ロイシンジッパー構造を持つ転写抑制因子および活性化因子として機能するタンパク質である。
TNFのファミリーに属する分子。樹状細胞や単球など骨髄系細胞により産生され、B細胞の成熟や生存を誘導する。
樹状細胞マーカー。小腸粘膜固有層のCD11c陽性細胞にはTLR5が特異的に発現しており、有鞭毛細菌に対して自然免疫応答を誘導する。
CD1dとは、主要組織適合遺伝子複合体(MHC)クラスI分子に構造的類似性を持つ、糖脂質抗原を提示する非古典的MHCクラスI分子である。
CD300aとは、主として免疫細胞の表面に発現し、細胞の活性化や抑制を制御する受容体分子である。 CMRF-35抗原ファミリーに属するI型膜蛋白質であり、ヒトにおいてはIgSFドメインを1つ持ち、細胞質内には抑制性のITIMモチーフを有している特徴がある。
ペア型受容体CD300ファミリーの一つであり、細胞を活性化させる免疫受容体。
ヘルパーT細胞や樹状細胞の細胞膜を貫通して存在する糖タンパク質。MHCクラスⅡ分子に結合する。これを細胞表面に持つT細胞はCD4陽性T細胞(ヘルパーT細胞)と呼ばれる。
B細胞や樹状細胞、マクロファージなどの抗原提示細胞に発現するTNF受容体スーパーファミリー。
活性化したヘルパーT細胞(Th2細胞など)に発現するタンパク質。B細胞や樹状細胞の表面にあるCD40のリガンドとして結合してこれらを活性化する。
C型レクチンのファミリーに属する膜タンパク質。
B細胞や樹状細胞、血小板に発現するタンパク質。CD22同様にB細胞の活性化を負に制御する。
一部の樹状細胞に発現し、免疫監視と免疫寛容の両者のバランス制御において重要な分子。
ケモカイン受容体のひとつ。フラクタルカインをリガンドとする。
侵襲に伴う細胞障害時に放出される自己由来分子。樹状細胞はDAMPsをパターン認識受容体によって感知して活性化する。
DAP12とは、免疫系や神経系の細胞表面に発現し、シグナル伝達を担う重要な膜タンパク質である。 造血細胞をはじめとする多様な細胞において、受容体と複合体を形成して活性化シグナルを細胞内へと伝達する機能を持つ。
DC(dendritic cell) 樹状細胞のこと。
形質細胞様樹状細胞の分化や維持に必須な転写因子。
HLA-Dとは、ヒト主要組織適合遺伝子複合体(MHC)のクラスII領域にコードされる遺伝子群、およびそれらが発現する白血球表面の分子群の総称である。 HLA-D分子は、マクロファージや樹状細胞などの抗原提示細胞の表面に発現し、外来の抗原ペプチドをヘルパーT細胞に提示することで免疫応答の調節において中心的な役割を果た…
熱ショックタンパク質のひとつ。細胞内における主要な分子シャペロン。
ICOSのリガンド。樹状細胞やB細胞に発現する。CD28とCTLA-4にも結合するとされる。B7-H2とも。
T細胞やB細胞、マクロファージ、樹状細胞やT細胞などが産生するインターロイキン。主にTh2細胞が産生する。抑制性サイトカインのひとつ。
パイエル板のSEDにおいてCD11b陽性CD8α陰性樹状細胞が高発現するインターロイキン結合タンパク質。
インターロイキンのひとつ。樹状細胞などの抗原提示細胞が産生する。
IRAK3(Interleukin-1 receptor-associated kinase 3)とは、主として免疫細胞においてToll様受容体やインターロイキン-1受容体を介したシグナル伝達の負の制御因子として機能するタンパク質である。 別名としてTollipやIRAK-Mとも称され、過剰な炎症反応を抑制して生体防御における免疫の恒常性を維持する上で重要な役割…
IRAKのひとつ。IRAK4を欠損させた樹状細胞では、TLR9へのリガンドの刺激による表面マーカーの発現は完全に抑制され、TLR4へのリガンドの刺激によるこれらの発現は有意に低下していた。また、IL-12は、どのTLRへのリガンドの刺激においてもほぼ完全に抑制されていた。
IRFのひとつ。NK細胞や樹状細胞、好塩基球などの分化やT細胞の活性化に関与する。
IRF-5とは、インターフェロン調節因子(Interferon Regulatory Factor)ファミリーに属する転写因子の一つであり、主として免疫系の細胞においてウイルスや細菌などの病原体に対する自然免疫応答や炎症反応の制御に重要な役割を果たしているタンパク質である。 IRF-5は、免疫担当細胞であるマクロファージや樹状細胞などに…
形質細胞様樹状細胞によるⅠ型インターフェロンの産生を誘導する転写因子。特にIFN-αの遺伝子発現を制御している。形質細胞様樹状細胞以外には、未刺激状態ではほとんど発現していない。IFN-αとIFN-βの両方の転写がIRF-7に依存的であることが示されている。
転写因子として働くタンパク質。顆粒球の前駆細胞においてGATA2の発現を誘導することで、好塩基球及びマスト細胞の分化・産生を促進する。
RING-CHファミリーの膜貫通型E3ユビキチンリガーゼ。
単球-樹状細胞前駆細胞とも呼ばれる。前駆体はGMP。造血幹細胞から産生され、cMoPやCDPの前駆体となる。
自己と非自己を区別するための遺伝子群、またはそれによって発現する自己個体の細胞かどうかを識別するためのペプチドを細胞表面に提示する膜タンパク質。
MHCのひとつ。通常の体細胞には存在せず、ヘルパーT細胞へ抗原提示を行う抗原提示細胞(プロフェッショナル抗原提示細胞)のみが発現している。構造としては1回膜貫通タンパク質であるα鎖(約230個のアミノ酸、約33〜35kDa)とβ鎖(約230個のアミノ酸、約27〜29kDa)からなるヘテロ二量体。
樹状細胞やマクロファージに発現する活性化型C型レクチン受容体。
MHCクラスⅡ分子とインバリアント鎖が結合した複合体が送られる、後期エンドソーム様の細胞内小胞。MⅡCでは、MHCクラスⅡ分子上のCLIPと抗原ペプチドが交換が行われる。
腸管のパイエル板に存在する、微絨毛の発達していない上皮細胞。基底膜に接する細胞膜が大きく陥凹しており、そこに樹状細胞やT細胞、B細胞が入る空間を持ち、さらに腸管内の抗原(細菌など)を取り込んで、それを樹状細胞に渡すことでT細胞の活性化を行う。
NK細胞が持つ受容体を持ちながら、T細胞のT細胞抗原受容体(TCR)を発現している免疫細胞。形態学的にはNK細胞に似た顆粒リンパ球。NK細胞同様、自己MHCクラスⅠ分子を失った細胞のみを攻撃する。ナチュラルキラーT細胞とも。
NOD1(Nucleotide-binding oligomerization domain-containing protein 1)とは、主として自然免疫に関与する細胞質性のパターン認識受容体である。 宿主の細胞内に侵入した病原体由来の分子パターンを認識し、炎症反応や免疫応答を誘導する重要なタンパク質として機能する。
PD-1のリガンドのひとつ。樹状細胞やマクロファージ、B細胞と抗原提示細胞に比較的限定的に発現する。
樹状細胞に発現し、MHCクラスⅠ分子と結合するPIR。
RelBとは、NF-kappaB(NF-κB)転写因子ファミリーを構成するタンパク質の一つであり、主に非古典的(オルタナティブ)NF-kappaB経路において重要な転写調節因子として機能する分子である。
RNAウイルスが細胞に感染した場合に、その細胞内に現れる二本鎖RNAの立体構造を認識する、細胞質内の受容体タンパク質。
濾胞随伴上皮細胞層の直下に存在する領域。パイエル板上皮下ドーム領域とも。
SLC15A3とは、ヒトを含む哺乳類においてペプチドやヒスチジンなどのアミノ酸を細胞質内へ輸送するトランスポーターをコードする遺伝子、およびそれが発現するタンパク質の名称である。
SLC15A4とは、プロトンの勾配を利用してさまざまな基質を細胞内へ輸送するトランスポーターであるSLCファミリーに属する膜タンパク質の一つである。 主として免疫細胞のエンドソームやリソソームなどの細胞内小器官の膜に局在していることが知られている。
樹状細胞のTGF-β受容体の下流に存在するSMAD。SMAD3と同様に、細胞膜に結合しているSARAに結合した状態で存在する。
樹状細胞のTGF-β受容体の下流に存在するSMAD。SMAD2と同様に、細胞膜に結合しているSARAに結合した状態で存在する。
転写因子の一つ。EtsファミリーおよびIRFファミリー。B細胞に発現して、その分化や機能を調節する。
樹状細胞に発現するスカベンジャー受容体。クラスAスカベンジャー受容体やCD204とも。クロモグラニンAを細胞内に取り込む。
STATのひとつ。サイトカイン(Ⅰ型インターフェロンやIFN-γなど)が細胞の受容体に結合するとリン酸化されて細胞核内に移行し、標的遺伝子を発現する。
非受容体型チロシンキナーゼのひとつ。
ナイーブT細胞(ナイーブヘルパーT細胞)またはNKT細胞を指す。
ペプチドグリカンやポリペプチド(リポタンパク質)を認識するToll様受容体。マクロファージと樹状細胞の表面に存在する。
細菌の鞭毛を構成するタンパク質であるフラジェリンを認識するToll様受容体。腹腔マクロファージや造血幹細胞から誘導した樹状細胞には発現しておらず、腸管内の特殊な細胞に発現しているとされる。
ウイルスが持つ一本鎖RNAを認識するToll様受容体。
病原体が持つDNAの特定の塩基配列の繰り返し(CpG)を認識するToll様受容体。この作用を応用したものがDNAワクチンである。
マクロファージや樹状細胞などの抗原提示細胞に存在するパターン認識受容体。細胞外領域にロイシンリッチリピート、細胞内領域にTIRドメインを持つ。ヒトには10種類の存在が確認されている。トル様受容体とも。
上皮細胞や間質細胞で産生されるTh2サイトカイン。気道における炎症発症に関わる。