線維別名 → 結合組織
線維(fiber)
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線維(fiber)
組織の治癒のために結合組織(コラーゲンなど)が増殖すること。損傷から治癒する過程の組織である瘢痕組織形成と関連する。
線維の構成要素となるコラーゲン。
上皮を支える結合組織。主にコラーゲンで構成される。
目の隅角に表面を覆っている、房水の出口のフィルター。
主な房水の流出経路。主経路とも呼ばれる。隅角から線維柱帯、シュレム管を経る。
百日咳の病原因子のひとつ。百日咳菌の菌体表面に発現し、これを介して気管支線毛上皮の線毛に付着して増殖する。
過剰な線維化による臓器の機能低下。フィブローシスとも呼ばれる。
全身の筋肉や関節周辺で強い痛みや強張りが慢性的(3ヶ月以上)に続く疾患。線維筋痛症候群とも。患者のほとんどが女性で50代および60代に多い。
線維筋痛症候群(fibromyalgia syndrome: FMS)
線維素
線維素溶解 線溶を参照。
稀な腫瘍。成人の肉腫の1~3%、乳幼児期の悪性腫瘍の約10%を占める。
関節の構成要素のひとつ。関節包を構成する2つの膜のうち外側の膜。
皮膚の真皮に存在する細胞。血小板によって呼び寄せられ、創傷治癒やコラーゲンの産生に関わる。
増殖因子のひとつであるタンパク質。全身のほとんどの組織から産生される。線維芽細胞成長因子とも。
線維芽細胞増殖因子(FGF)の受容体ファミリー。上皮細胞に局在し、FGF-7やFGF-10が結合することにより各種の上皮細胞の増殖や分化に関与する。
線維芽細胞増殖因子を参照。
軟骨の種類のひとつ。強靱結合組織と硝子軟骨の中間型に相当。
椎間板の一部。髄核の外側を層状に囲む軟骨。Ⅰ型コラーゲンを含む線維軟骨。
レニンやプロレニンをリガンドとする受容体。細胞膜に結合していない分泌型の存在が確認されている。
アクチビンAをリガンドとする受容体。BMP受容体の一部を構成し、骨形成のシグナルを伝達する。
低分子量Gタンパク質であるがん抑制遺伝子。細胞小器官間のタンパク質輸送を行う輸送小胞の形成を調節する。ADPリボシル化因子とも。
A線維のひとつ。筋紡錘に存在し、筋線維の感覚を伝達する。Ⅰ群線維とも。
A線維のひとつ。直径は5〜12μm。Ⅱ群線維とも。
A線維のひとつ。筋紡錘運動線維。直径は約5μm。伝達速度は20m/s。
一次ニューロンのひとつ。直径は2〜5μm。Ⅲ群線維とも。
感覚の伝達や運動に関わる有髄線維。以下の種類に分類される。
骨基質に含まれるサイトカイン。骨誘導因子とも呼ばれる。
末梢神経の一種。交感神経節後線維の遠心性神経。
ニワトリに線維肉腫を起こすASV17のゲノムから単離されたv-Junに類似したがん原遺伝子。
CaMKⅡδ(カルモジュリン依存性プロテインキナーゼⅡデルタアイソフォーム)とは、カルシウムとカルモジュリンのシグナル伝達によって活性化され、特に心筋細胞や血管平滑筋などの心血管系組織において重要な役割を果たすセリン・スレオニンキナーゼの一種である。
炎症性ケモカインのひとつ。CCL3を介して腫瘍部位に集積したCCR5発現線維芽細胞が、増殖因子を産生し、大腸がん発症進展過程に重要な役割を果たしていることが報告されている。
セカンドメッセンジャーとして働き、神経応答や筋肉の弛緩など、様々な生理機能や生命現象を調節する有機化合物。環状グアノシン一リン酸。
脂肪組織や肝臓の異常で確認されるマクロファージなどの集合。
CRMP2とは、主として神経系の発生や発達において、軸索の伸長や神経細胞の極性形成を制御するタンパク質である。
CSF-1とは、日本語でコロニー刺激因子-1とも呼ばれ、マクロファージやその前駆細胞の増殖、分化、生存を調節する重要なサイトカイン(造血因子)の一種である。 CSF-1はマクロファージコロニー刺激因子(M-CSF)とも称され、単球系細胞の受容体であるCSF-1Rに結合することで、その生理活性を発揮する。
ケモカイン受容体のひとつ。フラクタルカインをリガンドとする。
CXCケモカインのひとつ。パルミチン酸負荷によって骨格筋の筋線維やサテライト細胞から分泌されるマイオカイン。
神経線維の一種。無髄線維。脊髄Ⅱ層に入力する。Aδ線維と同様の経路で脊髄後角の二次ニューロンとシナプス接続する。
フィブリンが分解される際(二次線溶)に生じるフィブリン分解産物の最小単位。安定化フィブリンが生成したことを間接的に意味し、形成された血栓の程度を反映する。血栓症の判定や線維素溶解療法時のモニターとして計測される。基準値は1.0μg/mL未満。
Dartos筋膜とは、陰嚢の皮膚のすぐ深層に存在する平滑筋線維を含む薄い筋膜(皮下組織)であり、肉様膜とも称される構造である。
Notch受容体のリガンドとなる膜タンパク質。
敷石状に増殖する上皮細胞(epithelium)がその性質を失って、細胞間接着の弱い間葉細胞(mesenchyme)としての性質を新たに得る現象。炎症部分の創傷治癒やがんの転移に関わるとされる。上皮間葉転換とも。EMTとは逆の変化である、間葉細胞から上皮細胞への転換はMETと呼ばれる。
ESDとは、内視鏡を用いた粘膜下層剥離術のことであり、早期がんなどの病変に対して高周波電気メスを用いて粘膜下層を剥離し、病変を一括切除する治療法である。
滑膜線維芽細胞においてRANKLや軟骨を破壊するタンパク質の発現を誘導する主要な遺伝子(転写因子)。
G-アクチンが連なってできる線維。二本のF-アクチンが撚り合ってアクチン線維となる。
線維性コラーゲンに周期的に結合するコラーゲン。
PDGFRα陽性細胞。骨格筋組織内に存在し、骨格筋の線維化と脂肪組織化の起源となる。
結合組織を構成する微小線維を作り出すフィブリリンをコードする遺伝子。
速筋線維のひとつ。収縮速度が速いが疲労しやすい。
線維芽細胞増殖因子を参照。
線維芽細胞増殖因子のひとつ。酸性FGFやaFGFとも。
線維芽細胞増殖因子のひとつ。膵臓の発生分化過程において重要とされる。
摂食時に小腸から分泌される線維芽細胞増殖因子(FGF)、肝臓のβ-クロトーに結合し、タンパク質の合成などを促進する。
線維芽細胞増殖因子のひとつ。塩基性線維芽細胞成長因子や塩基性線維芽細胞増殖因子、塩基性FGF(bFGF)とも呼ばれる。
線維芽細胞増殖因子(FGF)のひとつ。ヘパトカインの一種。
骨から産生される線維芽細胞増殖因子(FGF)。
線維芽細胞増殖因子のひとつ。FGF-10と同様に膵管細胞と腺房細胞の増殖および分化に関わる。
線維芽細胞増殖因子(FGF)のうち、以下の三種類の総称。他のFGFファミリーと異なり代謝調節因子としての作用を持つ。また、ヘパリンに対する親和性が低いという特徴を持つ。