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HEALTH WORDS / 用語解説

ケモカイン

chemokine

このページの目次
  1. Cケモカイン(C chemokine)
  2. CCケモカイン(C-C chemokine)
  3. CXCケモカイン(C-X-C motif chemokine)
  4. CX3Cケモカイン(CX3C chemokine)

白血球に対する遊走活性(ケモタキシス)を持つサイトカインの総称。免疫細胞を組織へ遊走させるのに必要。対応する受容体を持つ細胞をケモカイン産生部位に集める。12

塩基性でヘパリン結合性の強いタンパク質。遊走活性以外にも細胞接着分子の発現、脱顆粒、抗腫瘍活性増強、抗アポトーシス作用、血管新生の制御などの役割を持つ。3

白血球の遊走は、ケモカインが白血球の細胞表面にあるケモカイン受容体に結合し、そのシグナルが細胞内を伝わることで起こる。好酸球に関わりの深いケモカインにはRANTESやエオタキシンがある。45

IL-8など40種類以上が確認されている。6

ケモカインが持つ4つのシステイン残基のうち、N末端にある2つのものの構造によって以下のサブファミリーに分類される。7

Cケモカイン(C chemokine)

ケモカインの一種。

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CCケモカイン(C-C chemokine)

ケモカインのファミリーのひとつ。ケモカインが持つ4つのシステイン残基のうち、N末端側の2つのシステイン残基が連続しているもの。β‐ケモカインとも。879

単球やマクロファージに対する遊走活性を持つ。

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CXCケモカイン(C-X-C motif chemokine)

ケモカインのファミリーのひとつ。ケモカインが持つ4つのシステイン残基のうち、N末端側の2つのシステイン残基の間に1つのアミノ酸が存在するもの。α-ケモカインとも。79

好中球に対する遊走活性を持つ。

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CX3Cケモカイン(CX3C chemokine)

ケモカインのサブファミリーのひとつ。

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参考文献・出典

  1. 東邦出版 星野泰三 吉田朋子 共著 がんのプレシジョン免疫学(2017/8/21) ↩
  2. 西東社 カラー図解 免疫学の基本がわかる事典 鈴木隆二(2015/6/3): https://amzn.to/2SW7bgi ↩
  3. 日本内科学会雑誌第 活性化血小板に由来する生理活性物質:臨床への展望 矢冨裕: https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/97/1/97_168/_pdf ↩
  4. ケモカイン・ケモカイン受容体・シグナル制御分子 フロントファミリーの構造・機能ネットワーク解析からの免疫システムの解明および創薬開発: http://tprp-pub.genes.nig.ac.jp/pdf/pamphlet2010/pamphlet2010_mpb1.pdf ↩
  5. 特別企画「好酸球疾患」:総説 好酸球機能と組織エオジノフィリー 宮田聡子 勝岡憲生: http://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20170617110408.pdf?id=ART0007438317 ↩
  6. ナツメ社 埼玉医科大学リウマチ膠原病院 教授 三村俊英 基礎からわかる免疫学 ↩
  7. JAIRO | CCケモカイン受容体2欠損は心筋虚血 ・ 再灌流における酸化ストレスと梗塞サイズを軽減する: http://jairo.nii.ac.jp/0043/00001005 ↩1 ↩2 ↩3
  8. 痛みと鎮痛の基礎知識 - Pain Relief ー炎症メディエーター: http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/subs-inflamm.html#chemo ↩
  9. 滋賀医科大学 妊娠初期のマウス子宮内膜における macrophage inflammatory protein-1α (MIP-1α)の発現分布様式の検討: http://www.shiga-med.ac.jp/mmc/magazine/vol16/33-40.pdf ↩1 ↩2