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HEALTH WORDS / 用語解説

ジガラクトシルジアシルグリセロール

Digalactosyldiacylglycerol

ジガラクトシルジアシルグリセロールとは、グリセロ脂質の一種であり、植物の葉緑体膜、特にチラコイド膜を構成する主要な糖脂質である。1

ジガラクトシルジアシルグリセロールは、グリセロールの骨格に2つの脂肪酸がエステル結合し、さらに糖である2分子のガラクトースがグリコシル結合した構造を有している。2

光合成生物の細胞膜において、ジガラクトシルジアシルグリセロールはモノガラクトシルジアシルグリセロールとともに二大糖脂質をなし、光合成系の構造維持や機能発現においてきわめて重要な役割を担っている。2

非リン系脂質であるジガラクトシルジアシルグリセロールは、土壌中のリンが欠乏した環境下において、リン脂質の代替として細胞膜中で増加することが知られており、植物の環境適応機構や栄養応答において中心的役割を果たしている。3

参考文献・出典

  1. 脂質生化学辞典: https://www.kyoritsu-pub.co.jp/book/b10003666.html ↩
  2. J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター: https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200907021625986422 ↩1 ↩2
  3. J-STAGE: https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/45/6/45_6_416/_article/-char/ja/ ↩