HEALTH WORDS / 用語解説
ヒスタミン
histamine
ヒスチジンからヒスチジンデカルボキシラーゼによって生成される興奮性神経伝達物質。胃酸分泌を制御する。1
神経細胞以外にもマスト細胞や好塩基球が顆粒中に持つ。マクロファージ、樹状細胞、好中球は刺激に応じて産生する。
アレルギーなどの炎症を引き起こす。痒みの原因物質でもある。また、汗腺の細胞のグリコーゲン合成酵素キナーゼに作用して汗の分泌を障害する。2
即時型アレルギーではマスト細胞から放出されたヒスタミンが近傍のH1受容体に作用して、種々のアレルギー症状が惹起されます。血管内皮細胞は重要な標的の一つであり、H1受容体の活性化により血管透過性の亢進、一酸化窒素(NO)の合成、接着分子の活性化が亢進することが知られています。3
参考文献・出典
- 兵庫医療大学薬学部生化学教授 大河原知水 オータコイド: http://www2.huhs.ac.jp/~h990002t/resources/downloard/15/15biochem3/08autacoids15.pdf ↩
- アレルギーの主役・ヒスタミンが発汗を抑制していた―アトピー性皮膚炎や発汗異常症などの治療に光― — 大阪大学: http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/ResearchRelease/2013/07/20130731_1 ↩
- ヒスタミンによる免疫制御 | 薬学部田中研究室: http://www.pharm.okayama-u.ac.jp/lab/meneki/research/histamine/ ↩