HEALTH WORDS / 用語解説
ヘパラン硫酸
heparan sulfate
グルクロン酸またはイズロン酸とN-アセチルグルコサミンからなる二糖単位が50~100回繰り返した糖鎖(硫酸化多糖)。生体内では糖タンパク質として存在する。ヘパラン硫酸の糖鎖は、糖鎖内部の硫酸基を介して細胞外で様々な分子と結合し、その働きを調節する。1
動物細胞の表面や細胞外基質に普遍的に存在する。プロテオグリカンの形で機能する場合が多い。血液凝固阻害剤として汎用される。ヘパラン硫酸は様々なタンパク質と結合し、細胞間のシグナル伝達などに機能する。 2
広く動物細胞表面や基底膜に存在している、プロテオグリカンの構成要素の一つです。β-D-グルクロン酸あるいはα-L-イズロン酸とD-グルコサミンが1,4結合により重合した多糖であり、さまざまなタンパク質と相互作用して,重要な生物機能に関与しています。3
参考文献・出典
- 国立大学法人 筑波大学 神経回路を正しく形成するための新たな仕組みを解明 ~ヘパラン硫酸糖鎖の脱硫酸化による制御~: http://www.tsukuba.ac.jp/wp-content/uploads/171023masu-2.pdf ↩
- 新潟大学 糖鎖合成酵素を制御することで“中枢神経損傷からの再生治療”へ期待: https://www.med.niigata-u.ac.jp/bc2/news/press.pdf ↩
- ヘパリンがクリプトスポリジウム原虫の感染を抑制することを発見: http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2015/20150701-1.html ↩