HEALTH WORDS / 用語解説
モータータンパク質
motor protein
ATPの加水分解によるエネルギーを使って細胞の運動を発生させるATP分解酵素として働くタンパク質のこと。分子モーターとも呼ばれる。
モータータンパク質とは,ATP加水分解のエネルギーを使って細胞の運動を発生させるタンパク質を指す(広く分子レベルの運動を行うタンパク質全般を指すこともある)。1
細胞骨格のアクチン繊維上を滑るミオシンや微小管上を滑るキネシンとダイニンがある。1
人間の体の中には機械のように動作してさまざまな仕事を行うタンパク質(分子サイズの機械、または「分子機械」)が存在し、それらがエネルギーを消費しながら多様な仕事を果たすことで、生命活動が維持されています。特に分子モーターと呼ばれるタンパク質は、一方向性の運動や回転運動を行うことで、物質輸送やエネルギー産生などの細胞内での重要な活動に従事しています。2
参考文献・出典
- モータータンパク質 - 理学のキーワード - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部: https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/story/newsletter/keywords/09/05.html ↩1 ↩2
- 二本足で歩く分子モータータンパク質キネシンの足の動きを精細に可視化(飯野教授ら) | 分子科学研究所: https://www.ims.ac.jp/news/2016/03/01_3412.html ↩