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HEALTH WORDS / 用語解説

制御性T細胞

regulatory T cell, Treg

ヘルパーT細胞とは逆に、免疫反応の抑制を行うT細胞。レギュラトリーT細胞やサプレッサーT細胞とも。

ヘルパーT細胞やキラーT細胞の働きを止めることで、体の負担を抑える働きをする。制御性T細胞は、それを取り除くと自己免疫疾患が起こる細胞として発見された。

増殖したT細胞が機能を実行すると、大量のサイトカインが放出されるなど体の負担は極限に達する。場合によっては、免疫反応が原因で死に至ることもある。... 千倍に増えるヘルパーT細胞やキラーT細胞の傍らで、同じく千倍に増えた制御性T細胞が反応の収束を助けるのである。1

がんはTGF-βを分泌して制御性T細胞を誘導し、樹状細胞の免疫を抑制することで、樹状細胞の抗原提示を防いで自身への攻撃を免れる。2

Foxp3を発現する。このタンパク質は制御性T細胞の発生および機能において重要な役割を果たす。3

参考文献・出典

  1. 技術評論社 桂義元 免疫はがんに何をしているのか? 見えてきた免疫のメカニズム 2016/12/25 ↩
  2. 東邦出版 星野泰三 吉田朋子 共著 がんのプレシジョン免疫学(2017/8/21) ↩
  3. 免疫を抑制する細胞を増やす腸内細菌を発見-炎症性腸疾患やアレルギー疾患の予防・治療への新たな可能性-: http://www.jst.go.jp/pr/announce/20101224-2/index.html ↩