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HEALTH WORDS / 用語解説

生理的変化

Physiological changes

生理的変化とは、生体が内環境の恒常性(ホメオスタシス)を維持するため、または外部環境からの刺激やストレスに適応するために起こる、生体内の機能的あるいは構造的な可逆的変化のことである。1

生体は常に神経系や内分泌系などの調節機構を働かせることで、体温、血圧、血糖値、体液のpHなどの生体機能を一定の範囲内に保とうとしている。1

この恒常性を維持する過程において生じる生理的変化は、加齢や妊娠などのライフサイクルに伴う自然な変動から、運動や食事、環境温度の変化といった短期的な刺激に対する一過性の応答まで多岐にわたる。2

例えば、運動時には筋肉への酸素や栄養素の供給量を増やすため、心拍数や心拍出量、呼吸数が一時的に増加する循環器系および呼吸器系の生理的変化が引き起こされる。3

また、環境温度が上昇した際には、体温調節中枢の働きにより皮膚血管が拡張して放熱を促したり、発汗作用が亢進したりすることで、深部体温が一定に保たれるように生理的変化が生じる。1

このように生理的変化は、生体が生存を維持するために不可欠な適応反応であり、病理的変化とは異なり原則として可逆的であり、原因となる刺激や負荷が取り除かれれば元の状態へと復帰する性質を持っている。1

参考文献・出典

  1. 厚生労働省 e-ヘルスネット: https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-045.html ↩1 ↩2 ↩3 ↩4
  2. 国立国会図書館リサーチ・ナビ: https://rnavi.ndl.go.jp/jp/index.html ↩
  3. 厚生労働省 e-ヘルスネット: https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ex-02.html ↩