HEALTH WORDS / 用語解説
細胞性免疫
cellular immunity
抗原の種類によっては、抗体ではなくリンパ球が直接抗原を攻撃して排除する。この免疫反応は、リンパ球を他の動物に注射することで移すことができるので細胞性免疫と呼ばれる。
例えば、結核菌や臓器移植などによる移植片に対して細胞性免疫が働く。細胞内寄生性細菌が感染した食細胞はキラーT細胞によって排除される。12
ツベルクリン反応は結核菌に対する免疫反応であるが、結核菌で免疫された動物の血清を注射しておいても、ツベルクリン反応は移せない。その動物の白血球、特にリンパ球を注射してやることによって移すことができる。このようなとき、その免疫反応を細胞性免疫(cellular immunity)という。3
細胞性免疫も体液性免疫のように、最終的にはリンパ球の分泌する液性物質によるものであるため、厳密には液性と言えるが、便宜的にこのように呼ばれる。
参考文献・出典
- 西東社 カラー図解 栄養学の基本がわかる事典 川島由起子(2013/4/4): https://amzn.to/2tzGwYt ↩
- 基礎から分かる生物基礎 細胞性免疫と二次応答: http://www.suginami.ac.jp/prints/upload/..%5Csilss%5C%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E3%80%80%E7%AC%AC32%E8%AC%9B%E3%80%80%E7%B4%B0%E8%83%9E%E6%80%A7%E5%85%8D%E7%96%AB%E3%81%A8%E4%BA%8C%E6%AC%A1%E5%BF%9C%E7%AD%94.pdf ↩
- オーム社 絵とき 免疫学の知識 垣内史堂 ↩