スフィンゴ脂質(sphingolipid) †
スフィンゴイド塩基と脂肪酸から構成される脂質の総称。真核生物の生体膜の成分のひとつで両親媒性の脂質。特に脳や神経に多く存在し、細胞の情報伝達にも関与する。*1*2
哺乳動物の細胞におけるスフィンゴ脂質のスフィンゴイド塩基は主にスフィンゴシンであり、そのアミノ基にアシル基がアミド結合するとセラミドとなる。*3
最も基本となるスフィンゴ脂質はセラミドと呼ばれる。セラミドの1位のヒドロキシ基にリン酸や糖などが結合したものは複合スフィンゴ脂質と呼ばれ、以下の様なものがある。*4
スフィンゴ脂質を構成する脂肪酸は鎖長が長い(高級脂肪酸である)ことが特徴。
*1秀和システム 生化学若い研究者の会 これだけ!生化学
*2日本栄養・食糧学会誌 第66巻 第4号 177‒183(2013)食品機能性成分としてのスフィンゴ脂質の消化と吸収 菅原達也: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs/66/4/66_177/_pdf
*3国立感染症研究所 スフィンゴ脂質について: https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-biochem/3258-2013-02-25-06-40-14.html
*4生物活性化合物の構造修飾-7 スフィンゴ脂質類縁体の合成と生物活性 東京薬科大学 薬学部 助教授 横松力 教授 渋谷皓: https://www.kanto.co.jp/times/pdf/CT_188_2.pdf
*2日本栄養・食糧学会誌 第66巻 第4号 177‒183(2013)食品機能性成分としてのスフィンゴ脂質の消化と吸収 菅原達也: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs/66/4/66_177/_pdf
*3国立感染症研究所 スフィンゴ脂質について: https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-biochem/3258-2013-02-25-06-40-14.html
*4生物活性化合物の構造修飾-7 スフィンゴ脂質類縁体の合成と生物活性 東京薬科大学 薬学部 助教授 横松力 教授 渋谷皓: https://www.kanto.co.jp/times/pdf/CT_188_2.pdf
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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:06:37