レクチン
1954年に発見された、細胞内外に存在する糖鎖を認識するタンパク質。ラテン語の「legere」が語源。意味は「〜を選択する」。赤血球を凝集させる物質として植物から発見され、当初はヘマグルチニン(植物凝集素、血球凝集素)と呼ばれた。
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1954年に発見された、細胞内外に存在する糖鎖を認識するタンパク質。ラテン語の「legere」が語源。意味は「〜を選択する」。赤血球を凝集させる物質として植物から発見され、当初はヘマグルチニン(植物凝集素、血球凝集素)と呼ばれた。
補体の活性化経路のひとつ。
C3コンベルターゼとは、補体系カスケードにおいて補体成分であるC3をC3aとC3bへと切断する酵素活性を持つ複合体の総称である。
C3をC3aとC3bに分解して活性化する酵素。C3コンバターゼとも。
血漿中に存在する補体制御因子。C4結合タンパク質とも。
C5をC5aとC5bに加水分解する酵素。
B細胞抗原受容体(BCR)を介するシグナル伝達を負に制御することにより、CD72と同様にB細胞の活性化を制御する膜型レクチン分子。シグレック2とも。
CD62(cluster of differentiation 62) セレクチンを参照。
CD62L L-セレクチンを参照。
CD62P P-セレクチンを参照。
C型レクチンのファミリーに属する膜タンパク質。
C型レクチン受容体を参照。
カルシウム依存性の糖鎖結合活性を持つレクチン。カルシウム要求型レクチン。
膜貫通型受容体の形をとるC型レクチン。
セレクチンのひとつ。炎症時など活性化した血管内皮細胞に発現し、P-セレクチンと同様に白血球の表面に存在するリガンド分子との結合を介して炎症・出血部位への活性化T細胞や白血球の浸潤・集積に重要。
Fcε受容体のひとつ。低親和性IgE受容体やCD23とも。
胃や十二指腸にある胃腺に存在する、ガストリンを分泌する細胞。
細胞接着分子(セレクチン)のひとつ。リンパ球の細胞膜上に発現する。LECAM-1やCD62L、LAM-1とも。
1996年にヒト血漿から得られたフィコリン。P35とも。主に肝臓で産生される。
LAM-1(lymphocyte adhesion molecule 1) L-セレクチンを参照。
LECAM-1(leukocyte-endothelial cell adhesion molecule 1) L-セレクチンを参照。
C型レクチン受容体のひとつ。主に血管内皮細胞に発現する酸化LDL受容体。
樹状細胞やマクロファージに発現する活性化型C型レクチン受容体。
セレクチンファミリーに属する膜タンパク質のひとつ。血小板のα顆粒膜と血管内皮細胞のバイベル・パラーデ小体に発現する。CD62Pとも。
白血球に発現するP-セレクチンのリガンド。Th1細胞に重要とされる。CD162とも。
膵がんの幹細胞表面に発現する糖鎖を特異的に認識するレクチン。他のレクチンと異なり、凝集反応を起こさない。
REG3G(Regenerating islet-derived protein 3 gamma)とは、リガーゼ様作用や抗菌ペプチドとしての機能を持つC型レクチンファミリーに属するタンパク質の一種であり、主として膵臓や小腸などの消化器系組織において発現が認められる分泌タンパク質である。
糖鎖の認識に遊離のチオール基を必要とするレクチン。
マメ科植物に含まれる毒性を持つタンパク質。トウアズキの種子の毒物。分子量63000の糖結合性タンパク質(レクチン)。
南アメリカ、中央アメリカ原産のインゲンマメ属の一年生草本。暖地では1年のうちに3度採れることから三度豆とも。また、サヤインゲンの様に食したことから菜豆とも。
中枢神経系における細胞遊走や軸索誘導に関わるCD34のメンバー。
オルタナティブ経路とは、補体系を活性化する3つの主要な経路(古典的経路、レクチン経路、オルタナティブ経路)のうちの一つであり、抗原-抗体複合体の存在を必要とせず、病原体の表面構造によって自発的に開始される自然免疫の重要な生体防御機構である。
カルシウム要求型レクチン C型レクチンを参照。
マメ科種子レクチンの一種。α-D-グルコース残基およびα-D-マンノース残基と可逆的に結合する。
コンドロイチン硫酸のひとつ。ケモカインと特異的に結合する特殊な四糖構造を豊富に持ち、ケモカインの作用を抑制する。また、L-セレクチンとリガンドの結合も強く抑制する。これらのことから、コンドロイチン硫酸Eが抗炎症作用を持つことが示唆されている。
リンパ器官(脾臓やリンパ節)の一部のマクロファージに発現するレクチン。造血細胞に発現するシアル酸に結合する。
主に免疫系に発現する受容体型レクチンのファミリー。シアル酸を含む糖鎖(シアログリカン)を認識し、自己と非自己を区別して免疫細胞の活性化を抑制することにより、それによる自己免疫を防ぐ役割を持つとされる。
シャルコー線維とは、好酸球の細胞膜崩壊に伴って産生されるリゾホスホリパーゼを主成分とする、両端のとがった六角錐状の結晶構造物である。 気管支喘息患者の喀痰やアレルギー性疾患における組織中に高頻度に出現することが知られており、免疫学および病理学の分野において臨床的意義を持つ指標の一つとして扱われている…
血管内皮細胞表面に発現し、白血球と結合する細胞接着分子。語源は「select(選択) + lectin(レクチン)」。
真菌の感染防御に関わるC型レクチン。
パターン認識受容体のひとつであるデクチン。マクロファージや樹状細胞、好中球などの自然免疫を担う細胞の細胞膜上に発現する、β-グルカンの受容体。大腸の免疫細胞に多い。マスト細胞での発現も確認されている。
解熱および鎮痛作用を持つ有機化合物。非ステロイド系抗炎症薬。商品名はトレクチンなど。
海綿から発見された、糖鎖に結合するタンパク質(レクチン)。トロンボポエチン受容体を活性化し、造血サイトカインの性質を持つ。
血管内皮細胞に存在する、ペプチドの貯蔵に関わる構造体。桿状の顆粒で血液凝固に関与する。ワイベル・パラーデ顆粒とも。
抗原(エピトープ)を認識するための受容体の総称。免疫細胞などが持つ。
補体の活性化に関わるレクチンのひとつ。
レクチンの一種。リンパ球幼若化活性、赤血球凝集活性などを持つマイトジェン。ヨウシュヤマゴボウの根茎に含まれる。
リンパ球の幼若化を起こして活性化する因子。LPSおよびPWMは哺乳類のB細胞のマイトジェンであることが報告されている。
マクロファージ受容体とは、マクロファージの細胞膜上に発現し、自己と非自己の識別、病原体の認識、サイトカインの産生誘導、および食作用(ファゴサイトーシス)などの多様な免疫応答を仲介する膜タンパク質群の総称である。
マンノース結合レクチンを参照。
マンノース受容体とは、主としてマクロファージや樹状細胞などの単核食細胞系の細胞表面に発現する糖鎖認識受容体である。
補体の活性化経路(レクチン経路)に関わる血清中のC型レクチン。マンナン結合タンパク質とも。
糖結合ドメインをひとつ持つレクチン。
白血球のローリングとは、炎症が起こった際に白血球が血管内皮細胞のセレクチンに弱く結合し、血管内皮細胞表面を転がる現象。
種子とは、被子植物や裸子植物において、受精後に胚珠が発育して形成される繁殖器官であり、一般に胚、胚乳、およびこれを保護する種皮から構成されるものである。 植物が世代交代を行い、地球上の多様な生態系を維持する上で極めて中心的な役割を担っている。
C型レクチンが持つ、糖を認識して結合するドメイン。糖鎖認識ドメインとも。
グルコースなどの糖が枝分かれしながら鎖状に繋がった分子。多くはタンパク質や脂質などに結合した状態で存在する。糖鎖を持つタンパク質を糖タンパク質と呼ぶ。
膵臓から十二指腸に分泌される消化液。炭酸水素イオンを含み、pHは8〜8.3のアルカリ性を示す。一日に1〜3Lが分泌される。膵液の分泌はセレクチンやコレシストキニンによって促進される。
体内に侵入してきた抗原を初めに攻撃する免疫。特定の異物にではなく、侵入してきたあらゆる異物に対して無差別的に働くので非特異免疫(非特異的免疫)とも呼ばれる。
リンパ球が流入する組織の血管(高内皮細静脈)に特異的に発現することによって、リンパ球に対して遊走の目標位置(アドレス)を示す役割を持つ分子の総称。