脊髄
中枢神経系のひとつ。脊椎(脊椎を構成する椎骨の椎孔)が連続してできる脊柱管を通る。
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中枢神経系のひとつ。脊椎(脊椎を構成する椎骨の椎孔)が連続してできる脊柱管を通る。
脊髄灰白質における、脊髄後角の最外層(最も背中側)の部分。痛みや熱の刺激を伝達するAδ線維やC線維が入力している。
脊髄後角の一部。脊髄Ⅱ層には介在ニューロンである膠様質細胞が存在し、脊髄Ⅰ層、脊髄Ⅴ層~脊髄Ⅷ層と連絡している。膠様質とも。
脊髄後角の一部。広作動域ニューロン(WDRニューロン)が存在し、脊髄視床路の開始点となる。
くも膜下腔に注入する局所麻酔。くも膜下ブロックや脊椎麻酔とも呼ばれる。
第四脳室から脊髄の下端まで、脊椎を縦に貫く微小の管。肉眼では確認できないほどの細さ。
中枢神経と運動神経(運動ニューロン)を繋ぐ介在神経。大脳皮質からの神経活動をそのまま運動神経に伝えるだけではなく、筋肉を協調させる役割を持つ。手指の運動に関わることが報告されている。
脊髄側索(lateral funiculus) 脊椎の側面にある白質。
頚髄下部から胸髄(第一胸椎から第二腰椎の高さ)の中間質が外側へ突出した灰白質。脊髄の交感神経が存在する部位。小型で交感神経系の多極神経細胞(中間質外側核)があり、その内側にやや散在性の神経細胞群(中間質内側核)が存在する。
脊髄の終わり(下端)。仙髄と尾髄。
脊髄に微弱な電気刺激を与え、慢性的な痛みを緩和する治療。体内に電気刺激を発生させる装置を埋め込む。
中枢神経から末梢に向かう刺激を伝える遠心性神経の神経線維で構成される神経根。
脊髄の灰白質のうち前方(腹側)に位置する部分。運動神経が集中している。
脊髄前角細胞
刺激が脳に到達せず、脊髄が中心となって起こる反射。反射中枢が脊髄に存在するもの。脳を介さないため素早く起こる。
脊髄小脳変性症
プルキンエ細胞や歯状核など、小脳の神経細胞の変性を中心とする一群の脳疾患。ポリグルタミン病のひとつ。時に大脳基底核、脊髄運動神経、網膜神経細胞、聴神経、末梢神経などの変性を合併する。
脊髄小脳路(spinocerebellar tract) 小脳性の伝導路。 -前脊髄小脳路 -後脊髄小脳路
脊椎の後面左右にある、神経が出入りしている部分。脊髄後根から伸びる神経は脊髄後根神経節を形成する。
脊髄後根の神経節。痛みの伝達における中継地点となる。脊髄神経節や後根神経節とも。
脊髄の灰白質の背中側。背中側から順に以下の六層からなり、これらの層に存在する神経細胞が体性感覚の情報処理に関与する。
遺伝子変異が原因となり、脊髄前角運動ニューロンの変性脱落などの神経の異常が現れる疾患。
脊髄から左右に椎骨の間を通って脊柱管から出る31対の神経。運動神経および感覚神経が存在する。椎間孔内で脊髄後根と脊髄前根が合流してできる。
脊髄神経節
脊髄網様体路
脊髄から視床(腹側基底核群)に痛みを伝達する神経経路。
脊髄運動神経とは、脊髄の前角から起こり、骨格筋へ向かって神経信号を伝え、その収縮を支配する運動神経である。
神経管閉鎖障害(二分脊椎)の一種。主な開放性二分脊椎。脊髄が皮膚に覆われずに露出する奇形。
TIQの誘導体。脳内で合成される。パーキンソン病患者の脳の黒質や脳脊髄液中に増加することが知られている。
A線維のひとつ。直径は5〜12μm。Ⅱ群線維とも。
一次ニューロンのひとつ。直径は2〜5μm。Ⅲ群線維とも。
B5-Iニューロンとは、中枢神経系においてセロトニンを伝達物質として用いる脳幹の縫線核群、特に正中縫線核や背側縫線核などに存在する神経細胞の一種であり、主として下行性の疼痛制御や自律神経機能の調節に関与するニューロンである。
CACNA1Aとは、電位依存性カルシウムチャネルのP/Q型カルシウムチャネルアルファ1サブユニットをコードする遺伝子である。
コリントランスポーターのひとつ。高親和性コリントランスポーターとも。580個のアミノ酸で構成され、13回膜貫通ドメインを持つ。
CSF 脳脊髄液を参照。
神経線維の一種。無髄線維。脊髄Ⅱ層に入力する。Aδ線維と同様の経路で脊髄後角の二次ニューロンとシナプス接続する。
D-アミノ酸の酸化的脱アミノ反応を触媒するオキシダーゼ。ペルオキシソームに局在し、活性はフラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)に依存する。
直接塩素チャネルと連結するGABA受容体。主な抑制性シナプス伝達を担っている。脳の広範囲に分布し、様々な機能に関与することが知られている。
GluK1とは、中枢神経系において興長性神経伝達を担うカイニン酸型グルタミン酸受容体を構成するサブユニットの一つである遺伝子およびそのタンパク質産物である。
細胞核内に豊富に存在し、DNAの構造調節やマイトファジーに関わるタンパク質。細胞老化関連分泌形質(SASP)および組織障害関連分子群(DAMP)の代表格。脊髄小脳失調症1型およびハンチントン病の神経細胞モデルで共通して減少する。細胞核やミトコンドリアのDNAを修復する働きを持つ。
ヒトTリンパ好性ウイルス(ヒトT細胞白血病ウイルス)のひとつであるレトロウイルス。ヒトT細胞白血病ウイルスⅠ型やヒトTリンパ球指向性ウイルスⅠ型とも。
HTLV-1の感染症のひとつ。発症率は感染者の0.25%と稀。症状の個人差も大きい。
筋電図で観察される誘発筋電位のひとつ。脊髄運動ニューロンプール興奮性の程度を反映する。
伸張反射(脊髄反射)の反射弓を構成する神経線維のひとつ。
インターロイキンのひとつ。主にヘルパーT細胞(Th2細胞)から産生され、痒疹やアトピー性皮膚炎における痒みの原因となる。DOCK8によってその産生が抑制される。
心筋の交感神経への{{核種}}の取り込みの程度を測定し、その神経の脱落の程度を評価する検査。
皮膚から脊髄に痒みの信号を伝達するタンパク質。
電位依存性カルシウムチャネルのひとつ。脊髄後根神経節やその投射先の脊髄後角に多く発現し、痛覚伝達に関わる神経伝達物質の放出制御に主要な役割を果たす。
ATP受容体の一種であり。中枢神経に高発現する。末梢神経の損傷後に発症する神経障害性疼痛に関与する。
PKD2L1とは、多発性嚢胞腎関連タンパク質ファミリーに属するTRPチャネルの一種であり、主として細胞膜に局在してイオンチャネルとして機能する膜タンパク質である。
PNPLA6とは、パタチン様ホスホリパーゼドメイン含有タンパク質6(patatin-like phospholipase domain-containing protein 6)をコードする遺伝子、およびそれが翻訳する酵素の名称である。
小頭症の原因遺伝子。1998年にポリグルタミン配列に対する結合タンパク質として、また、ポリグルタミン病において中間病態を担うタンパク質として発見された。
S1P5とは、スフィンゴシン-1-リン酸(S1P)受容体ファミリーに属するGタンパク質共役受容体の一種であり、正式名称をスフィンゴシン-1-リン酸受容体5型と称するタンパク質である。
ヘッジホッグのひとつ。ソニック・ヘッジホッグ。
SMAとは、一般に脊髄性筋萎縮症(Spinal Muscular Atrophy)の略称であり、脊髄の前角細胞(運動ニューロン)の変性により、全身の筋肉に筋力低下や筋萎縮が進行する遺伝性疾患(神経筋疾患)である。
5番染色体長腕5q13に存在し、SMNタンパク質をコードする遺伝子。SMN1の欠損は脊髄性筋萎縮症(ウェルドニッヒ・ホフマン病)の原因となる。
スプライシングを担うRNA結合タンパク質に作用するタンパク質。SMNタンパク質が減少することにより脊髄性筋萎縮症が起こると考えられている。
制御性B細胞に細胞外からカルシウムを流入させるカルシウムセンサー。制御性B細胞による脳脊髄炎や多発性硬化症の悪化抑制作用に関わる。
TATA結合タンパク質(TATA-binding protein: TBP)とは、真核生物の遺伝子発現において転写の開始を制御するタンパク質である。
トロポミオシン関連キナーゼのひとつ。脳由来神経栄養因子(BDNF)やNT-4の受容体。高親和性BDNF受容体とも呼ばれる。