HEALTH WORDS / 用語解説
グミ
グミとは、果汁などをゼラチンや糖質とともに型に流し込んで固めた咀嚼性菓子の一種である。1
グミの主原料であるゼラチンはタンパク質の一種であり、製品によってはビタミンやミネラルなどの栄養素が添加されているものもある。2
グミの最大の特徴は、その弾力性のある食感による強い咀嚼刺激にある。1
適度な咀嚼を行うことは、顎骨や咀嚼筋の発達を促すだけでなく、唾液の分泌を促進する作用がある。3
唾液には消化を助ける酵素が含まれており、口腔内の自浄作用を高めることによって虫歯や歯周病などの口腔疾患を予防する効果が期待される。3
また、よく噛む行為は脳の血流を増加させ、認知機能の維持や集中力の向上、満腹中枢を刺激することによる肥満防止にも寄与すると考えられている。2
一方で、近年のグミ製品の中には糖分や酸味料が多く含まれているものもあり、過剰な摂取は歯科的な健康リスクを高める可能性があるため注意が必要である。1
さらに、弾力が強く粘着性がある特性上、乳幼児や高齢者においては、咀嚼力や嚥下機能の低下に伴う窒息や誤嚥の事故を引き起こすリスクが公的機関から注意喚起されている。1
したがって、グミを喫食する際には、自身の咀嚼能力や年齢に応じた適切な選択と、よく噛んで飲み込むという安全な食行動が求められる。1