HEALTH WORDS / 用語解説
シンナムアルデヒド
cinnamaldehyde
シナモンに含まれるアルデヒド。シナモンの主成分および香り成分であり、虫歯菌(ミュータンス菌)に対する抗菌活性や歯垢形成阻害作用を持つ。また、インフルエンザに対する予防作用が報告されており、その作用は内服より吸入する方が強くなるとされる。12
シナモンのプロアントシアニジンの分子間を繋いて共重合体(コポリマー)を形成する。その際、イチゴや赤ワインの色素成分と同じ骨格を持つ赤い色素を生成していることが知られている。3
TRPA1のリガンドとなり、アストロサイトに発現しているTRPA1をシンナムアルデヒドで活性化し続けると白質傷害が抑制されて認知機能障害が抑制されることが報告されている。4
参考文献・出典
- 名城大学 シナモンの力を借りてむし歯をやっつけよう(2018年度)A-girls (Antibacterial girls): https://www.meijo-u.ac.jp/about/ms26/manabi/activity-e/20180613_017489.html ↩
- シナモンマスクでインフルエンザの予防 (インフルエンザの予防目的のシナモン成分含有マスクの安全性検討)|特色ある研究活動の成果|国立大学法人 千葉大学|Chiba University: http://www.chiba-u.ac.jp/research/coe_gp/result/hospital/result40.html ↩
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 天然物化学分野 機能性物質創製など 最近の研究から: http://www.ph.nagasaki-u.ac.jp/lab/natpro/research/kinousei.html ↩
- 認知症に対する新たな生体防御機構の発見〜アストロサイトのTRPA1活性化が、LIF産生を介して白質傷害や認知機能障害を防ぐ〜 | 京都大学: https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2023-07-24 ↩