コドン
DNAやRNAの塩基配列は、3つの塩基を1単位とし、1つのアミノ酸に翻訳される。この単位のことをコドンと呼ぶ。
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DNAやRNAの塩基配列は、3つの塩基を1単位とし、1つのアミノ酸に翻訳される。この単位のことをコドンと呼ぶ。
DNAにおける開始コドン。メチオニンに翻訳される。
開始コドンとなるアデニン、ウラシル、グアニンの配列。
B-Rafとは、ヒト遺伝子の一つであり、細胞内のシグナル伝達経路であるMAPK/ERKシグナル伝達経路において重要な役割を果たすプロテインキナーゼをコードしている。
eIF3(真核生物翻訳開始因子3)とは、真核生物におけるタンパク質の生合成(翻訳)の開始段階において中心的な役割を果たす、巨大かつ複雑な多タンパク質複合体である。
mRNAがスプライシングを受けた後にエクソンの繋ぎ目から20〜25塩基離れた位置に形成される複合体。エクソン接合部複合体とも。
L-メチオニンとは、タンパク質を構成する標準的なアミノ酸の一つであり、生体内において様々な重要な代謝機能に関与する必須アミノ酸である。 ヒトを含む動物の体内では生合成することができないため、食事などの外部から摂取する必要がある栄養素である。
N-Rasとは、ヒトにおけるRASファミリーを構成する代表的な低分子Gタンパク質であり、細胞増殖や分化などの多様なシグナル伝達において分子スイッチとして機能するタンパク質である。 N-RasをコードするNRAS遺伝子は第1染色体の短腕(1p13.2)に位置しており、K-RasやH-RasとともにRasファミリーの主要なアイソフォームを形…
スプライシング後のmRNA上で、未成熟終止コドンを持つ異常なmRNAを選択的に排除する機構。EJCによって誘導される。
終止コドンを含まない異常なmRNA(ノンストップmRNA)を分解する機構。真核生物が有する。
RNAテンプレートとは、遺伝情報を伝達または複製する際に、新たな核酸鎖を合成するための型として機能するリボ核酸分子のことである。
ゲノムDNAから転写されたRNAが受ける化学修飾。DNAの遺伝情報がRNAに読み取られた後、RNAの塩基配列が書き換えられる現象。RNAエディティングとも。 ヒトを含む哺乳類で最も頻度が高いRNA編集はアデノシンからイノシンへの書き換え。
リボソームの翻訳停滞を解消する品質管理機構。様々な因子がリボソームを解離させ、合成途中のペプチド鎖を分解させる経路。
ニューロリギンやNMDA型グルタミン酸受容体、β-カテニンなどを裏打ちするタンパク質。ヒトでは7番染色体に遺伝子が存在し、異なる開始コドンからスタートする3つのアイソフォーム(α、β、γ)がある。
sPLA2-ⅡCとは、分泌型ホスホリパーゼA2(Secretory phospholipase A2: sPLA2)ファミリーに属する酵素の一つである。
RNAのひとつ。トランスファーRNAや転移RNAとも呼ばれる。タンパク質を合成する翻訳の際に、アミノ酸を運搬する役割を持つ。
オピオイド受容体のひとつ。
μ受容体とは、主として中枢神経系や末梢神経系に存在し、鎮痛作用や依存性の発現に関与する主要なオピオイド受容体の一つである。
コールタールに含まれる発がん性物質。コドンとアミノ酸の関係解明のために使用された。
オピオイド鎮痛薬のひとつ。オキシコドンの80%がCYP3Aで代謝される。
オピオイド受容体に結合して鎮痛作用を発揮するリガンド。オピオイド鎮痛薬(医療用麻薬)の成分。「オピエートの様なもの」を意味する言葉。
複数の開始コドンを持ち、複数のタンパク質を発現するポリシストロン性の遺伝子。
オープンリーディングフレームとは、DNAやRNAの塩基配列において、開始コドンから終止コドンまでの領域であり、タンパク質へと翻訳される可能性を持つ領域のことである。
グルタチオンペルオキシダーゼ6とは、ヒトを含む哺乳類において遺伝子「GPX6」によってコードされている酵素タンパク質であり、抗酸化酵素であるグルタチオンペルオキシダーゼファミリーの一つである。本酵素はセレン含有タンパク質であり、活性中心にアミノ酸の一種であるセレンシステインを含有していることが特徴である…
ケシ属の植物は一年草あるいは多年草であり、世界中に約70種以上が分布している。葉や茎、未熟な果実(蒴果)に傷をつけると乳液が分泌され、この乳液を乾燥させたものがアヘン(鴉片)と呼ばれる。アヘン中には多数のベンジルイソキノリンアルカロイドが含まれており、その代表例としてモルヒネ、コデイン、パパベリンな…
可動性遺伝因子のひとつ。ゲノム中にあって、他の領域と明らかに異なるGC組成やコドン使用頻度をもつDNA領域のこと。
コードとは、生物学や医学の分野において、遺伝情報をタンパク質のアミノ酸配列へと変換するための規則や、生体内の様々な情報を伝達・処理するための信号体系を指す用語である。
リボソームがmRNAの翻訳中に停滞すること。終止コドンが欠損することで起こる。
アミノ酸のひとつ。側鎖はヒドロキシメチル基(-CH2OH)。
必須アミノ酸のひとつ。1901年に牛乳に含まれるカゼインが膵液で分解されたものの中から発見された。
コドンがタンパク質の合成を終了させる命令(終止コドン)に変わる突然変異。ナンセンス変異が起こったmRNAでは意図しないタンパク質の合成停止が起こるため、正常なタンパク質ができず不完全なペプチドができる。
スプライシングエラーなどによって生じる、終止コドンが欠損した異常なmRNA。NSDによって分解される。
ヒドロコドン酒石酸水素塩とアセトアミノフェンの配合剤の商品名。
麻薬の一種。ジヒドロコデイノンとも。
μオピオイド受容体に作用し鎮痛効果を発揮する半合成オピオイド鎮痛薬。
オピオイドのひとつ。強力な鎮痛作用を持つ。
ポリリボソーム(ポリソームとも呼ばれる)とは、1本のmRNA(メッセンジャーRNA)分子に多数のリボソームが結合した複合体のことである。
リボスイッチとは、主にmRNAの非翻訳領域に存在するRNAの構造であり、特定の代謝物などのリガンドを直接認識して結合することにより、自身が折りたたみ構造を変化させて転写や翻訳の遺伝子発現を制御する機構のことである。
細胞小器官のひとつ。細胞内に多数存在している。大きさは直径3nm程度。数種類のrRNAと多数のリボソームタンパク質から構成される。雪だるまのような形状で、だるまの上部が小サブユニット、下部が大サブユニットと呼ばれる。
使用頻度の低いコドン。レアコドンに対応するtRNAの量も、他のコドンのそれと比較して少ない。
人工合成遺伝子とは、DNA自動合成機を用いて化学的に塩基配列を構築し、天然には存在しない配列やゲノム上の遺伝子を人工的に作り出す技術およびその産物である。
修飾塩基とは、生物のRNAやDNAを構成する塩基のうち、通常の主要な塩基(アデニン、グアニン、シトシン、ウラシル、チミン)が、転写後あるいは複製後に化学的な修飾(メチル化、アセチル化、シュードウリジン化など)を受けて構造が変化したものの総称である。
強い痛みに対して用いられるオピオイド鎮痛薬。
突然変異(ナンセンス変異やフレームシフト変異)によって遺伝子上に現れる、本来の終止コドンよりも上流に現れる異常な終止コドン。未熟終止コドンとも。
核酸(DNAとRNA)が持つ塩基を指す。
真核生物翻訳開始因子とは、真核生物のタンパク質合成において、翻訳の開始段階を正確に制御し促進する一連のタンパク質群の総称である。
対応するtRNAが存在しないため、翻訳の終了を意味するコドン。UAA、UAG、UGAの3つがある。ヒトではUGAが多い。
タンパク質の合成において、転写によってできたmRNA上の遺伝暗号をアミノ酸配列に変換する過程のこと。
抗コリン作用を示す薬剤や麻薬性鎮痛薬、鉄剤などが原因となり、ブチルスコポラミンやベンゾジアゼピン系、モルヒネ、オキシコドンなどが該当する。
遺伝子発現によるタンパク質の合成過程において、DNAからRNA(mRNA)を合成する段階のこと。二本鎖のDNAのうち一本を鋳型とする。
遺伝子コードとは、DNAまたはRNAの塩基配列が持つ遺伝情報を、タンパク質を構成するアミノ酸の配列へと変換するための対応関係の規則である。
翻訳の開始を意味するコドン。メチオニンをコードするアミノ酸配列。RNAではAUG、DNAではATG。
コーディング領域(開始コドンから終止コドンまでの翻訳領域)の両側(上流と下流)に存在する、アミノ酸に翻訳されない領域。
未熟終止コドン