幹細胞
自己の複製や自己以外の様々な種類の細胞に分化できる細胞の総称。
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自己の複製や自己以外の様々な種類の細胞に分化できる細胞の総称。
幹細胞の細胞数や増殖、分化など制御する微小環境の総称。単にニッチとも呼ばれる。
幹細胞因子(stem cell factor : SCF) 幹細胞増殖因子を参照。
骨髄に存在するタンパク質。造血の初期に作用する。幹細胞因子とも呼ばれる。
幹細胞治療とは、自己複製能と多様な細胞への分化能を持つ幹細胞を利用して、損傷した組織や臓器の機能を再生・修復する医療技術のことである。
哺乳類の発生において、造血幹細胞が生み出される領域。
アルデヒド脱水素酵素のひとつ。がん幹細胞に発現し、そのバイオマーカーとなる。
大腸上皮幹細胞の分化に関わる転写因子。
BRD4とは、エピジェネティクスの制御や遺伝子の転写調節において中心的な役割を果たすタンパク質であり、ブロモドメインおよびファミリー特異的なドメインを持つBETタンパク質ファミリーに属する分子である。 BRD4は、染色体上のヒストン尾部に存在するアセチル化されたリシン残基を認識して結合する特性を持っており、こ…
BRG1とは、哺乳類におけるクロマチンリモデリング複合体の主要な触媒サブユニットであり、ATP依存性クロマチンリモデリング因子の一つとして機能する遺伝子およびそれがコードするタンパク質のことである。正式な遺伝子名称はSMARCA4であり、SWI/SNF複合体の構成要素として転写制御やDNA修復などの多様な細胞内プロセスに…
リンパ球のひとつ。Bリンパ球とも呼ばれる。骨髄(bone marrow)から生産されるためその名が付けられた。鶏ではファブリキウス嚢という部位で作られる細胞(bursa)がB細胞を生成するため、その頭文字を取っているともされる。
CXCL12を高発現する長い突起を持った細網細胞。骨髄に存在する。
陰窩底部のパネート細胞の間に散在する、腸における幹細胞。LGR5を発現する。
炎症性ケモカインのひとつ。CCL3を介して腫瘍部位に集積したCCR5発現線維芽細胞が、増殖因子を産生し、大腸がん発症進展過程に重要な役割を果たしていることが報告されている。
腫瘍の近くに集積した間葉系幹細胞が産生するケモカイン。CCR5のリガンド。がん細胞の転移や増殖を助けることが知られている。
表皮幹細胞、真皮幹細胞、脂肪幹細胞の細胞表面上に発現するタンパク質。
造血幹細胞などの造血に関わる細胞や未熟な造血前駆細胞の細胞膜表面に発現するとされる糖タンパク質。造血幹細胞のバイオマーカーとなる。
CHDのひとつ。p53とヒストンH1との三量体を形成することによってp53の転写活性能を抑制し、最終的にアポトーシスを阻害する。CHD8が欠損すると、p53が異常に活性化してアポトーシスが誘導される。
CHIPとは、明確な血液疾患の兆候がないにもかかわらず、体細胞突起(体細胞変異)を獲得した造血幹細胞がクローン性増殖を起こす加齢性の病態である。
造血幹細胞から直接分化し、血小板、赤血球、顆粒球の三種類を産生し続ける細胞。
BP180(ⅩⅦ型コラーゲン)またはそれを発現する遺伝子のこと。細胞と基底膜を繋ぐヘミデスモソームを構成する分子の一つ。細胞膜に存在し、細胞外領域はタンパク質分解酵素によって切断を受ける。
ケモカイン(CXCケモカイン)のひとつ。CXCR4のリガンド。SDF-1やPBSFとも。
CXCケモカインのひとつ。CXCL12をリガンドとする。好中球に発現する。
遺伝子を構成するDNAに生じる損傷。螺旋状の二本のDNAが同じ位置でどちらとも切断された状態となる。DNA二重鎖切断とも。
多能性幹細胞のひとつ。受精卵が細胞分裂(卵割)を始めてできる胚の内部細胞塊(受精後6、7日目の胚盤胞)を用いて作られるため、胚性幹細胞とも呼ばれる。
造血幹細胞の細胞膜上に発現し、その増殖に関与する受容体型チロシンキナーゼ。急性骨髄性白血病の約3割の患者で変異(ITD変異や点変異)が確認されている。
細胞周期において、細胞分裂が起こらない期間。静止期とも。
造血系および腎臓の機能維持において重要な役割を担う転写因子のファミリー。
GATAのひとつ。造血系組織(造血幹細胞、造血前駆細胞)や神経、泌尿器系の発生に関わる。
重度のGVH反応。骨髄移植などによって他者のリンパ球が移植を受けた側の組織を攻撃することで起こる。場合によっては命にかかわるため、移植の際には可能な限りHLAを一致させる必要がある。
低酸素誘導因子のひとつであるHIF1のサブユニット。
HLAタイピングとは、ヒトの白血球の表面に存在するHLA抗原(ヒト白血球型抗原)の型を調べる検査法および検査技術のことである。 HLAは主要組織適合遺伝子複合体(MHC)であり、免疫応答における自己と非自己の識別において極めて中心的な役割を担う糖タンパク質である。
HLHとは、正式名称をヘモファゴサイトティック・リンフヒスティオリシトシス(Hemophagocytic lymphohistiocytosis)といい、日本語では血球貪食症候群または血球貪食性リンパ組織球症と呼ばれる、過剰な免疫反応を特徴とする重篤な臨床症候群である。 本疾患は、体内の免疫システムが異常に活性化されることにより、組織…
インターフェロン(Ⅱ型インターフェロン)のひとつ。Th1サイトカインの代表。IFN-gとも。
インターロイキンのひとつ。
病原体の排除や創傷治癒の役割を果たすインターロイキン。過剰または持続的な産生は炎症性疾患の発症や進展に関与することが知られている。当初はBSF-2と呼ばれた。
腸間膜に存在するリンパ球集積(FALC)で発見された自然リンパ球。2型自然リンパ球とも。自然免疫に関わる造血幹細胞由来のリンパ球。NH細胞(ナチュラルヘルパー細胞)とも呼ばれた。
2006年に京都大学の山中伸弥によって生み出された人工的な多能性幹細胞。人工多能性幹細胞や誘導多能性幹細胞とも呼ばれる。
Wntシグナルのターゲット遺伝子であるGタンパク質共役型受容体。GPR49とも。
単球-樹状細胞前駆細胞とも呼ばれる。前駆体はGMP。造血幹細胞から産生され、cMoPやCDPの前駆体となる。
レット症候群の原因遺伝子として知られるタンパク質。
MELK(Maternal embryonic leucine zipper kinase)とは、主として細胞分裂や細胞周期の調節に関与するセリン・トレオニンキナーゼの一種であり、哺乳類の胚発生や腫瘍の進展において重要な役割を果たしているタンパク質キナーゼである。 分子生物学の分野において、本酵素はキナーゼファミリーに属し、様々なリン酸化反応…
造血幹細胞から直接分化し、血小板と赤血球の二種類を産生し続ける細胞。
造血幹細胞から直接分化し、血小板のみを産生し続ける細胞。
トロンボポエチンの受容体。巨核球や造血幹細胞の細胞膜表面に存在する。CD110とも。
造血幹細胞の分化によって生じる細胞のひとつ。ミエロイド系への分化能を失うことでT前駆細胞となる。
リンパ球への分化能力を失っているが、自己複製能は維持している造血幹細胞画分の細胞。マウスにおいては加齢によって増加することが報告されている。
幹細胞の細胞核内で特異的に多量に発現している転写産物。
NCCとは、主として造血幹細胞移植の分野や医療情報のネットワーク構築において、中核的な役割を果たす組織やセンターを指す用語である。 我が国の造血幹細胞移植体制においては、日本造血・細胞治療学会などの学会や関連機関が連携し、移植医療の推進や登録事業を行っている。
一回膜貫通型の受容体。細胞外ドメインは、36個の上皮成長因子(EGF)様リピートから成り、各リピートはO-フコースとO-グルコースの糖修飾を受けている。
多能性幹細胞のひとつ。細胞核を除いた卵子に体細胞の細胞核を入れて胚を作り、ES細胞と同じように胚盤胞から細胞を取り出して培養したもの。核移植ES細胞とも。
多能性幹細胞の多分化能に関わる転写因子。Oct3/4が欠損すると多分化能を持った内部細胞塊(ICM)が形成されない。
胎児の幹細胞に存在する転写因子のひとつ。Oct3と共に分化の制御に関わる。
ホメオタンパク質のひとつ。初期発生において脳の形成に関わり、欠損すると脳全体が失われる。ドーパミン作動性細胞の発達や維持に関与し、扁桃体基底外側核の前側核における機能分子の発現に影響する。
P2Y11とは、細胞外のヌクレオチドであるATPなどをリガンドとするGタンパク質共役型受容体の一種であり、ヒトではP2Y11遺伝子によってコードされている嘌呤受容体である。 P2Y11受容体は、ATPの結合によりアデニル酸 cyclaseを活性化し、細胞内のcAMP濃度を上昇させるという特徴的なシグナル伝達経路を持つ。 また、免疫系…
CDK阻害タンパク質のひとつ。
心筋や血管平滑筋のホスホジエステラーゼ3(PDE3)を選択的に阻害することで心筋収縮力の増強と血管拡張を引き起こす薬剤。その心筋収縮作用は糖尿病の影響を受けないとされる。
骨髄の造血幹細胞におけるGPIアンカーの生合成に必要な遺伝子。
PIWI4とは、Argonauteファミリーに属し、主に生殖細胞の発生や幹細胞の維持において重要な役割を果たすタンパク質をコードする遺伝子、あるいはその遺伝子産物であるPIWIタンパク質の一種である。
ホスホリパーゼCのサブタイプ(PLCγ)に分類されるアイソザイムのひとつ。多くの組織に発現が見られる。