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牛乳を乳酸菌や酵母の働きで発酵させた食品。発酵乳とも呼ばれる。乳に乳酸菌が入るとなぜヨーグルトができるか? 乳の中には乳糖という糖分が含まれています。乳酸菌は、この乳糖を栄養源として増殖し当然多量の乳酸を生成します。また、乳には、カルシウムやリンなどが結合したカゼインという特殊なタンパク質が2~3%含まれています。このカゼイン分子は、幾つも集まって微粒子(1万分の1mm程度)となり、目には見えませんが、乳中に無数に浮かんでいます。このカゼイン粒子に乳酸が作用すると、カゼインに…
揮発性のカルボン酸(短鎖脂肪酸)。食品の抗菌剤として使用される。乳製品には他の短鎖脂肪酸とともに存在する。ヒトを含む哺乳類の体内の細菌が炭水化物を分解した際に最後に残る。刺激物ではあるが、強い毒性はない。糖新生の出発点となる物質でもある。この際、プロピオニルCoAに代謝される。
単糖類(ヘキソース)のひとつ。グルコースのジアステレオマー(4位のエピマー)。主に以下の構造を持つβ-D-ガラクトースを指す。ガラクトースは甘味を持たない。グルコースと構造が類似していますが、糖の環を構成する4番目の炭素のヒドロキシ基(-OH)の向きがグルコースと異なるだけですが、甘味を有しません。哺乳類の乳に含まれるラクトースは、ガラクトースとグルコースからなる二糖類。ガラクトースは腸管から吸収された後、門脈を通って肝臓に運ばれる。吸収される速度はグルコースの1.1倍。肝臓…
脊椎動物の一種。新生児を哺乳によって生育することが特徴。哺乳動物とも。胎盤の有無は哺乳類に必須ではないが、中耳に三つの耳小骨(ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨)を持つのは哺乳類に特異的とされる。
腸管不全関連肝機能障害(IFALD)や、中心静脈栄養を施行している新生児に生じる胆汁鬱滞などに対する治療に用いられるn-3系脂肪酸乳剤の商品名。
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