セレトニン
セレトニンとは、中枢神経系および末梢神経系に広く分布し、情動のコントロールや睡眠、体温調節など多様な生理的機能に関与する神経伝達物質および生理活性物質である。 化学名を5-ヒドロキシトリプタミン(5-HT)と称し、生体内では必須アミノ酸であるトリプトファンを前駆体として生合成される。
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セレトニンとは、中枢神経系および末梢神経系に広く分布し、情動のコントロールや睡眠、体温調節など多様な生理的機能に関与する神経伝達物質および生理活性物質である。 化学名を5-ヒドロキシトリプタミン(5-HT)と称し、生体内では必須アミノ酸であるトリプトファンを前駆体として生合成される。
神経伝達物質のひとつ。5-ヒドロキシトリプタミン(5-HT)とも。幸せホルモンや幸福ホルモンと呼ばれることがある。
心筋梗塞の治療薬として使用される抗血小板薬。生体内で活性代謝物となり、P2Y12を不可逆的に修飾する事で薬効を発現すると考えられている。
急性心筋梗塞後に使用される抗血小板薬のひとつ。強力な抗血小板作用を有するP2Y12阻害薬。商品名はブリリンタ。
第1世代のチエノピリジン系抗血小板薬。血小板の活性化を抑制し、血栓の形成や血流障害を防止する。商品名はパナルジン、ジルペンダー、パチュナ、パナピジン、ビーチロン、マイトジン。
チミジンを基質とするホスホリラーゼ。腫瘍の血管新生や浸潤、転移と関連があることが知られている。血管新生因子のひとつであるPD-ECGF(血小板由来血管内皮細胞増殖因子)と同一の分子であることが確認されている。
ディスインテグリンとは、主としてマムシやガラガラヘビなどのヘビ毒中に見出される、血小板の凝集を強力に阻害する低分子量のタンパク質ファミリーである。
狭心症の治療薬。ニトログリセリンと同様に比較的太い血管(冠動脈、冠静脈など)に作用し、その血流を改善する。また、血小板凝集を抑制したり脂質代謝を改善したりする。商品名はロコルナール。
活性化血小板膜上の血液凝固第Ⅴa因子〜血液凝固第Ⅹa因子によって爆発的にトロンビンが大量生成される現象。
プロスタグランジンのひとつ。
一次止血などの血小板の凝集を促進する生理活性物質。血小板が持つ顆粒に含まれる。
EPAから産生されるトロンボキサン。血小板凝集作用を持たない。
ブニヤウイルス科フレボウイルス属のウイルス。2009年アメリカのミズーリ州で患者が確認された。蚊やダニ、サンドフライなどによって媒介される。
抗凝固剤を入れた採血管に血液を静置することで分かれた血球層と血漿層の間にできる淡黄色の層。白血球と血小板が含まれる。血液の遠心分離によっても生じる。
オルソミクソウイルス科トゴトウイルス属のウイルス。2014年にアメリカのカンザス州バーボン郡で感染症患者が現れたことから名付けられた。ダニによって媒介される。
軟骨肉腫や根治切除不能または転移性の腎細胞がんに対するチロシンキナーゼ阻害剤。商品名はヴォトリエント。
ヌクレオソームを構成するタンパク質。コアヒストンによって構成されるヒストン八量体の周りに二本鎖のDNAが1.75回巻き付いた複合体がヌクレオソーム。
慢性骨髄性白血病や本態性血小板血症、真性多血症、鎌状赤血球症などに対する治療薬。細胞周期上のS期の細胞に作用してリボヌクレオチドレダクターゼを阻害することによりDNAの合成を阻害するとされる。ヒドロキシウレアやヒドロキシ尿酸とも。商品名はハイドレア。
RNAウイルスに対する抗ウイルス薬。RNAポリメラーゼの阻害剤。富山化学工業によって開発され、開発コードはT-705。商品名はアビガン。
Sykの阻害作用を有する有機化合物。R788とも。
血管内皮細胞および巨核球で産生され、血漿や血管内皮下組織、血小板に存在する糖タンパク質。
プリンアナログのひとつ。DNAポリメラーゼやRNAポリメラーゼを阻害し、核酸合成とDNA修復を阻害することにより抗腫瘍作用を示す。商品名はフルダラ。
ブニヤウイルス科に含まれるウイルスの属。
クロピドグレルを改良した第3世代のチエノピリジン系抗血小板薬。急性心筋梗塞後の血栓再閉塞予防に用いられる。商品名はエフィエント。
プラスミンの前駆体。タンパク質分解酵素の一種。プラスミノゲンとも表記される。
プラズマフェレーシスとは、患者の血液から血漿成分を分離して除去し、血漿中の病原体や自己抗体などの有害物質を取り除く血液浄化療法の一種である。
プロスタグランジンの一種。プロスタグランジンI2やエポプロステノールとも呼ばれる。
鮭の精子から分離された強塩基性タンパク質。血小板のトロンビン受容体を活性化し、血小板凝集の部分的活性化とそれに続く凝集障害による抗凝固作用を持つ。
ヘパリンの投与が原因となる血小板減少症。透析導入期の発症頻度は1%以上と高い。
血小板膜糖タンパク質であるGPⅠb/Ⅸ/Ⅴ複合体の先天的異常によって、血小板がvWFと接着できずに出血傾向を来す疾患。
ベンズニダゾールとは、シャガス病の治療薬として用いられるニトロイミダゾール系の抗寄生虫薬である。 本剤は、アメリカ大陸の熱帯地域を中心に風土病として存在するクルーズトリパノソーマ(Trypanosoma cruzi)の感染症に対する主要な治療選択肢の一つとして位置づけられており、寄生虫の代謝系やDNA合成を阻害すること…
血小板凝集因子および転移促進因子として同定された糖タンパク質。細胞膜表面に存在する。がん細胞の表面に高発現し、がんの転移を促進する。アグラスとも。
血液製剤中に生じる、顆粒球や血小板、フィブリン、赤血球などからなる凝集体。大凝集塊とも。
節足動物門ダニ目マダニ類マダニ科のダニ。国内には47種が生息するとされる。
血管や血小板に発現するERM。モエシンを欠失させてもマウスは正常に生まれ、成長することが報告されている。エズリンに似た構造を持つ。
ランゲルハンス細胞組織球症とは、ランゲルハンス細胞に類似した単核細胞が、皮膚、骨、肺、肝臓、脾臓、リンパ節などの様々な臓器や組織に増殖・浸潤する、原因不明の疾患である。 かつては病態に応じて組織球症X、エオシン性肉芽腫症、ハンド・シュラー・クリスチャン病、レター・シワ病などと個別の疾患名で呼ばれてい…
血小板活性化因子(PAF)の前駆体。リゾPAFアセチルトランスフェラーゼの働きによって血小板活性化因子となる。
リゾホスファチジルコリンアシル基転移酵素のひとつ。血小板活性化因子の生合成に必要。リゾPAFアセチルトランスフェラーゼとも呼ばれた。
リン酸とグリセロールと脂肪酸が結合した構造を持つリン脂質。アシルCoAのアシル基がアシルトランスフェラーゼによってグリセロールリン酸へ結合してできるリゾリン脂質。リゾフォスファチジン酸とも。
レセプターチロシンキナーゼ(RTK)とは、細胞膜を貫通する構造を持ち、リガンドの結合によってチロシンキナーゼ活性化を引き起こす受容体の一群である。
レゾルビンEのひとつ。免疫細胞などに以下の様な作用を及ぼす。
トリアシルグリセロールを多く含むカイロミクロンやVLDLがリポタンパク質リパーゼの作用で代謝を受け小型化した中間代謝産物であるリポタンパク質。
マムシ毒の成分。血小板が発現するCLEC-2のリガンドとなる。
まず、血管の収縮が起こり傷口が小さくなる。そこに血液中にある血小板が集まり、フォン・ヴィレブランド因子を仲介して傷口と結合する。
一次血栓(primary platelet plug) 血小板血栓を参照。
一次止血によってできた血小板血栓を補強する止血。二次血栓が形成される。
血小板血栓(一次血栓)に血液凝固因子が働き、フィブリンによって補強された血栓。
心筋梗塞や脳梗塞などの血栓症に対する予防に使用される抗血小板薬。現在国内での利用者は500万人前後と推定されている。副作用として消化管傷害がある。
アクチニンを発現する遺伝子であるACTN1の変異が原因となる先天性の血小板減少症。
免疫介在性血小板減少症とは、免疫システムの異常によって血小板に対する自己抗体が産生され、脾臓などの単球マクロファージ系細胞を介して血小板が過剰に破壊されることで、末梢血中の血小板数が減少する疾患の総称である。
自己免疫疾患のひとつ。血小板のインテグリンを自己抗原とする抗血小板抗体ができることによって血小板が破壊され、血小板の数が激減(場合によっては1μLあたり1万〜2万個程度)する疾患。発症率は10万人に約2人で難病に指定されている。免疫性血小板減少症とも。
全身化学療法は、手術や放射線療法などの局所療法とは異なり、体幹や四肢などの局所だけでなく、遠隔転移を来している病巣に対しても同時にアプローチすることが可能であるという特徴を持つ。
内因性FXase複合体とは、血液凝固の内因系カスケードにおいて、第IXa因子(FIXa)と第VIIIa因子(FVIIIa)がカルシウムイオン($Ca2+$)の存在下でリン脂質膜上に形成する酵素複合体である。その主要な生理学的役割は、第X因子(FX)を限定分解して活性化型である第Xa因子(FXa)へと変換することである。名称の「FXase」…
再未分化型急性骨髄芽球性白血病とは、骨髄系への分化傾向を示さない芽球が骨髄において主体を占める急性骨髄性白血病の病型の一つである。
造血幹細胞に異常が生じることで、赤血球のみならず、白血球や血小板にも分化の障害により、全ての血球数の減少(汎血球減少)が起こる貧血。貧血の中で最も重症とされる。
出血が起こりやすい状態のこと。血友病などで見られる、ごく小さな傷でも出血が止まらなくなる現象が起こる。
出血性大腸炎とは、激しい腹痛と血便を主症状とする大腸炎の総称であり、その多くはベロ毒素(シガ毒素)を産生する腸管出血性大腸菌への感染によって引き起こされる。 腸管出血性大腸菌の中でも「O157」をはじめとする血清型が代表的な原因菌として知られている。
出血毒とは、生物の毒液や毒素のうち、血管内皮を破壊して出血を引き起こしたり、血液凝固系に異常をきたしたりするタンパク質やペプチドなどの成分の総称である。
動脈硬化危険因子とは、動脈硬化の進展を促進し、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患を発症させるリスクを高める因子群のことである。
基底核梗塞とは、大脳半球の深部に位置する基底核領域において、脳血管の閉塞や狭窄に伴い血流が途絶え、脳組織が壊死に陥る虚血性脳卒中の一病型である。