セレン
人体に必須のミネラル。食品中にはセレノシステインなどのようにアミノ酸と結合した形で含まれる。
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人体に必須のミネラル。食品中にはセレノシステインなどのようにアミノ酸と結合した形で含まれる。
セレンの無機化合物は毒性が高いため、セレンのサプリメントには高濃度のセレンを含む培地で培養してセレンをセレンアミノ酸として取り込ませたセレン酵母が用いられる。
セレンタンパク質
セレニドのひとつ。セレンと水素が結合した陰イオン。イオン式 HSe- で表される。
亜セレン酸ナトリウムの商品名(藤本製薬株式会社)。
生体内でグルタチオンによる過酸化水素の還元を触媒する酵素群。細胞内の活性酸素を消去する主要な酵素(活性酸素消去酵素)。グルタチオンを補酵素する。
グルタチオンペルオキシダーゼ3とは、セレンをその活性中心に含む抗酸化酵素ファミリーの一つであり、主に血漿や細胞外液に存在して脂質過酸化物や過酸化水素を還元・解毒する糖タンパク質である。
グルタチオンペルオキシダーゼ6とは、ヒトを含む哺乳類において遺伝子「GPX6」によってコードされている酵素タンパク質であり、抗酸化酵素であるグルタチオンペルオキシダーゼファミリーの一つである。本酵素はセレン含有タンパク質であり、活性中心にアミノ酸の一種であるセレンシステインを含有していることが特徴である…
二個のセレン原子による結合。示性式 -Se-Se- で表される。ジスルフィド結合より安定的。
セレンに二つのメチル基が結合した化合物。示性式 (CH3)2Se で表される。
セレンの二価の陰イオン(Se2-)を含む化合物。
東海大学、東北大学、大阪大学の共同研究グループが合成した人工のインスリン。
アミノ酸のシステインが持つ硫黄がセレンに置き換わっているセレンアミノ酸。
マグロの血合肉(濃い暗赤色の部分)や内臓に含まれる、イミダゾール環内にセレンを含む化合物。
セレノシステインを含むタンパク質。セレンタンパク質とも呼ばれる。
セレノプロテインIとは、セレンをアミノ酸の一種であるシステインの代わりに組み込んだ特殊なタンパク質であり、哺乳類を含む多くの生物のゲノムにコードされている遺伝子産物の一つである。
セレンの還元作用を用いて酸化ストレスから細胞を保護する役割を持つセレノプロテイン。SELENONとも。
セレノプロテインおよびヘパトカインのひとつ。ミネラルのセレンを多く含むタンパク質。
セレノプロテインSとは、希少な必須微量元素であるセレンをその構造内にアミノ酸の一種であるセレノシステインとして含む、膜結合型のタンパク質の一種である。 小胞体ストレス応答や炎症反応の制御において重要な役割を果たす分子として知られており、ヒトを含む多くの生物の遺伝子によってコードされている。
セレノプロテインWは、その構造中にアミノ酸の一種であるセロシステイン残基を有しており、これが抗酸化作用や細胞内のレドックス制御(酸化還元調節)に関与していると考えられている。
セレンアミノ酸のひとつ。シイタケに含まれる。L体のL-セレノメチオニンにはメチル水銀の神経毒性を効果的に弱める作用があることが示唆されている。
セレンとリン酸の結合した化合物。化学式 HPSeO32– で表される。
セレノリン酸合成酵素2とは、生体内においてセレンの活性供与体であるセレノリン酸の生合成を触媒する酵素の一つである。
チオレドキシン還元酵素3とは、セレノプロテインの一つであり、補酵素としてフラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)を結合し、NADPHを電子供与体としてチオレドキシンなどのジスルフィド基を還元する酵素である。
セレンに三つのメチル基が結合した化合物。イオン式 (CH3)3Se+ で表される。
地球上に存在する元素のうち、水素、炭素、窒素、酸素を除いたもの。金属元素が多いが、金属以外の無機化合物の構成元素も含まれる。
肉や乳、卵などの動物由来の食品の摂取、毛皮や動物由来の物質が含まれる化粧品などの製品の使用を控える厳格な菜食主義。完全菜食主義者とも。ビーガンとも表記される。
低セレン血症に対するセレンの補充に用いられる。商品名はアセレンド。組成式は Na2SeO3
土壌のセレンが少ない地域で起こるセレンの欠乏症。中国の克山で起こったことからその名が付けられた。心筋壊死が起こる。
身体に必要なミネラルのうち、比較的必要量が少ない以下の種類を指す。
微量栄養素とは、生物の生存、成長、代謝、生理機能の維持において不可欠でありながら、生体内での合成が不可能または不十分であるため食事や栄養補給を通じて微量かつ継続的に摂取しなければならない必須栄養素の総称である。
必須微量元素とは、生体の代謝や生理機能の維持に不可欠でありながら、体内の含有量や必要量が極めて微量である鉱物元素の総称である。 生物の生存や成長、生殖などの生命活動において重要な役割を担っており、多くは酵素の構成成分となったり、その活性を調節する補因子として働いたりしている。
脱ヨード酵素とは、甲状腺ホルモンの分子構造からヨウ素(ヨード)原子を脱離させることで、活性型ホルモンへの変換や不活性化を触媒する酵素の総称である。
比重が4〜5以上の金属。銅や鉛、亜鉛、総水銀、六価クロム、ヒ素、セレン、ニッケル、コバルト、マンガン、バナジウム、カドミウムなど。人体に有害なものも存在する。