大脳
前脳胞から発生する脳の部位。大きく以下の部位に分けられる。
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前脳胞から発生する脳の部位。大きく以下の部位に分けられる。
大脳前頭葉とは、大脳の最前部に位置し、思考、計画、情動の調整、意志決定などの高次脳機能を担う重要な領域である。
大脳動脈輪
大脳半球(cerebral hemispheres) 大脳の片側。 -左大脳半球(左大脳) -右大脳半球(右大脳)
大脳古皮質 大脳旧皮質を参照。
大脳の部位のひとつ。大脳皮質下の大きな灰白質(神経核)を指す。脳幹の上に位置する。欲求や情動、運動の制御や記憶、報酬予測に関わる。
大脳皮質のひとつ。哺乳類(特に霊長類)で発達している、大脳の比較的外側に層状に積み重なった神経細胞の集合。
大脳皮質(大脳辺縁系)のひとつ。
大脳髄質の中に存在する数個の灰白質。基底神経節とも。
知覚、思考、記憶などの機能を司る脳の部位。大脳の外側に位置する薄いシート状に並んだ細胞からなり、クルミ状に折り畳まれた外見を形作っている。
大脳基底核が大脳皮質の各部位から入力された情報をそれぞれ異なる部位で処理した後、視床を介して大脳皮質の元の領域に戻す情報伝達経路のこと。
大脳皮質の神経細胞層のひとつ。星状の多極神経細胞からなる。この層への神経細胞の配置にはプロトカドヘリン20が重要。
大脳皮質の神経細胞層のひとつ。皮質脊髄路が存在する。
進化的に最も新しく、高度に進化した脳の領域。大脳皮質の約1/3を占める。
大脳基底核(特に淡蒼球と黒質)の神経細胞が死滅することが原因となる疾患。パーキンソニズムが現れる。
大脳皮質基底核症候群
大脳皮質拡延性抑制を参照。
神経細胞やグリア細胞の一過性興奮とそれに続く活動抑制を伴う一連の現象。虚血や低血糖などのストレスによる大脳皮質の興奮の高まりが全体に波のように三次元的に広がる。閃輝暗点や片頭痛、脳虚血、脳卒中、脳外傷、てんかんなどの患者の大脳皮質で確認されている。大脳皮質広汎性脱分極とも。
左右の大脳半球の間にある縦の裂け目。大脳鎌が入り込む。
中脳の腹側に左右一対が存在する神経路。橋から連なる錐体路などの神経線維が通る。
情動や記憶に関わる脳の部位。
脳側へ向かう鎌状の硬膜。大脳縦裂の中に入る。
大脳の深部。白質とも呼ばれる。
5-HT1F受容体とは、セロトニン(5-ヒドロキシトリプタミン、5-HT)の受容体サブファミリーの一つであり、Gタンパク質共役受容体(GPCR)のファミリーに属する分子である。 中枢神経系および末梢神経系の特定の領域に広く分布しており、セロトニン受容体の中でも1型受容体群(5-HT1受容体)に分類される。
セロトニン受容体(5-HT2受容体)のひとつ。大脳辺縁系(扁桃体、側坐核、海馬、視床下部など)に比較的高発現する。情動や摂食、睡眠などに関与する。
セロトニン受容体のひとつ。大脳皮質や海馬、扁桃体、視床、視床下部などに発現する。
細胞膜とミトコンドリア内膜に存在するイオンチャネル。細胞内の代謝状態と細胞膜の興奮性を結びつけている。ミトコンドリア内膜に存在するものは細胞保護やアポトーシス抑制に関与する。ATP感受性KチャネルやATP感受性K+チャネル、KATPチャネルなど、様々な表記揺れがある。
CA2とは、大脳皮質の海馬構造におけるCA1野とCA3野の間に位置する神経細胞層であり、アンモン角の組織学的な領域の一つである。
コリントランスポーターのひとつ。高親和性コリントランスポーターとも。580個のアミノ酸で構成され、13回膜貫通ドメインを持つ。
ドーパミンD1受容体に属するドーパミン受容体のサブタイプのひとつ。
Dab1とは、リー・ショルツ病(滑脳症)の原因遺伝子であるReelinシグナル伝達経路において中心的な役割を果たすアダプタータンパク質をコードする遺伝子、およびそのタンパク質の名称である。
EGR1とは、C2H2型ジンクフィンガー構造を持ち、刺激に応じて急速かつ一過性に転写が誘導される即時初期遺伝子、およびそれがコードする転写因子である。
直接塩素チャネルと連結するGABA受容体。主な抑制性シナプス伝達を担っている。脳の広範囲に分布し、様々な機能に関与することが知られている。
ヒトの大脳の進化に重要であることが知られている遺伝子。
GATOR1とは、GATOR1複合体を構成する遺伝子群(条虫類における名称ではなく、主に哺乳類のmTORC1シグナル伝達経路を負に制御するタンパク質複合体を指す)であり、その変異は難治性てんかんなどの神経疾患の原因となる分子生物学的概念である。
アストロサイトに選択的に発現する、中間径フィラメントを形成する線維の構成タンパク質。アレキサンダー病の原因遺伝子。グリア線維性酸性タンパク質とも。
グルタミン酸受容体のひとつ。大脳や小脳皮質などに発現し、シナプスの結合性を強化することが報告されている。
GluR4とは、中枢神経系における主要な興奮性神経伝達物質であるグルタミン酸に応答する、AMPA型グルタミン酸受容体を構成する4つのサブユニット(GluR1-4、あるいはGluA1-4とも呼ばれる)の1つである。 遺伝子レベルではGRIA4によってコードされており、ヒトの染色体上に位置している。
脂肪酸結合タンパク質のひとつ。心臓由来脂肪酸結合タンパク質とも。
ヒスタミン受容体のひとつ。ヒスタミン神経の神経終末に存在する、シナプス間隙の遊離ヒスタミンの回収(フィードバック抑制)に関与する自己受容体。大脳と基底核に多く分布している。
ドーパミンなどのモノアミンの前駆体。アミノ酸のチロシンから生成される。レボドパやL-ドパとも呼ばれる。
中枢神経(脳の大脳皮質や海馬)や自律神経節、胃などの分泌組織に存在するムスカリン受容体。
眼白子症の原因遺伝子として発見されたタンパク質。GPR143とも。黒質や線条体、孤束核、海馬、大脳皮質などに発現する。
PDE10は、特に脳内の線条体において高発現していることで知られており、基底核を介した情報伝達系や神経回路の調節において重要な役割を果たしている。
ホスホジエステラーゼのひとつ。その変異が悪性腫瘍(悪性黒色腫)の浸潤に関わることが報告されている。
cAMPに特異的なPDE。主に炎症性細胞に分布し、炎症メディエーターおよび抗炎症メディエーターを制御する。
PDE9Aとは、ホスホエステラーゼ(PDE)ファミリーの一種であるホスホジエステラーゼ9A、およびそれをコードする遺伝子の名称である。
パルブアルブミンが発現する大脳皮質の介在ニューロン。抑制性ニューロン。介在ニューロンの約半数を占める。錐体細胞の活動を強く抑制すると考えられている。
Reelinとは、主として脳の発達および神経細胞の遊走や位置決めにおいて重要な役割を果たす大型の細胞外マトリックスタンパク質である。
SGLTのひとつ。腎臓の近位尿細管に発現してグルコースの再吸収(尿細管細胞内への取り込み)を行う。精巣や脳動脈、小脳、大脳、甲状腺、肝臓にも発現する。
SLC8A2とは、ナトリウム・カルシウム交換輸送体ファミリーに属する膜タンパク質であり、主に中枢神経系において細胞質内のカルシウムイオン濃度調節に関与する遺伝子およびそのコードするタンパク質である。
TRPC2とは、哺乳動物をはじめとする脊椎動物において発現する一時的受容体電位チャネル(Transient Receptor Potential channel: TRPチャネル)ファミリーのカチオンチャネルの一つである。
オピオイド受容体のひとつ。
オピオイド受容体のひとつ。
ベンゾジアゼピン受容体のサブタイプのひとつ。BNZ1受容体とも。
ベンゾジアゼピン受容体のサブタイプのひとつ。大脳辺縁系および脊髄に多く分布する。この受容体の刺激は筋弛緩、抗不安、運動障害、抗痙攣に関係する。
全身の激しい痙攣発作を伴う慢性的な脳の神経疾患。大脳の神経細胞の過剰な放電(興奮)によって繰り返し引き起こされる反復性の発作を特徴とする。罹患率は100~300人に1人とされる(世界の成人の1%)。漢字では癲癇。
グリア細胞のひとつ。星状細胞や星状膠細胞、アストログリアとも。脳内の神経細胞の周りに存在する。ヒトの大脳皮質においては最も大きく、数も多い細胞。星型をしていることから名付けられた。
心身症(消化性潰瘍、過敏性腸症候群、自律神経失調症)における身体症候ならびに不安、緊張、抑うつ、睡眠障害に対する治療薬。GABAA受容体のベンゾジアゼピン結合部に作用する。商品名はソラナックス。
情動処理の不全。自己の感情の理解や他者への共感が困難であるとされる。失感情症とも。