好酸球
白血球(顆粒球)のひとつ。通常は白血球の0.5〜7%程度を占める。好中球よりも大きい。骨髄の造血幹細胞からGM-CSF、IL-3、IL-5の刺激によって分化する。
HEALTH WORDS INDEX
健康・医学・生物学の用語を調べる。
白血球(顆粒球)のひとつ。通常は白血球の0.5〜7%程度を占める。好中球よりも大きい。骨髄の造血幹細胞からGM-CSF、IL-3、IL-5の刺激によって分化する。
ヒトの好酸球が持つリボヌクレアーゼのひとつ。好酸球の顆粒を分離して、それを塩酸で抽出すると得られる塩基性のタンパク質として発見され名付けられた。他の顆粒に含まれるタンパク質に比べ、最も等電点が高い。
1989年にアメリカで、トリプトファンの大量摂取した人に発症する病気として発見された。実際に原因となったのは、そのトリプトファンの製造過程で発生した有害物質であったとされる。
2000年以降に急激に増加した副鼻腔炎。30代以上の成人に多い。
血管に対して異常な自己免疫反応を起こす疾患の一つで、血管炎に分類される疾患。30~60歳に見られる。やや女性に多い。以前はアレルギー性肉芽腫性血管炎やチャーグ・ストラウス症候群と呼ばれていた。
若年者に見られる、多数の好酸球の浸潤が起こる食道炎。食物などのアレルギーに起因する。食道粘膜下層の浮腫や線維化によって食道の運動に異常が生じ、胸焼けやつかえ感などの逆流性食道炎に似た症状が現れる。
広東住血線虫によって引き起こされる、好酸球の著しい増加を伴う髄膜脳炎。
ロイコトリエンB4受容体のひとつ。急性炎症反応を促進することが証明されている。ベンズアミジン基によって活性化が阻害される。
単球やNK細胞に発現するケモカイン受容体。MCP-1をリガンドとする。CD192とも呼ばれる。
ケモカイン受容体のひとつ。好酸球が特異的に発現し、その遊走および脱顆粒に関わる。エオタキシンが特異的リガンドとなる。
好酸球に含まれる顆粒にある塩基性のタンパク質。リボヌクレアーゼとしての活性を持つ。その酵素活性はECPの100倍程度とされる。
好酸球の顆粒に存在する塩基性のタンパク質のひとつ。
ヒスタミン受容体のひとつ。骨髄や末梢白血球(好酸球、好中球)に高発現し、その遊走に関わる。他に胸腺、膵臓、結腸、小腸に見られる。
インターロイキンのひとつ。主としてヘルパーT細胞(Th2細胞)から産生される。
腸間膜に存在するリンパ球集積(FALC)で発見された自然リンパ球。2型自然リンパ球とも。自然免疫に関わる造血幹細胞由来のリンパ球。NH細胞(ナチュラルヘルパー細胞)とも呼ばれた。
好酸球に含まれる顆粒にある塩基性のタンパク質。顆粒に含まれるタンパク質の50%を占める。
CCケモカインのひとつ。CCR3のリガンド。IFN-γによって発現が誘導される。
乳幼児に感染すると深刻な呼吸器疾患を引き起こす、一本鎖のRNAウイルス。RSウイルスとも。
ヘルパーT細胞の種類のひとつ。Th2サイトカインを分泌して好酸球や好塩基球、肥満細胞を活性化して寄生虫に対する攻撃を行う。
慢性咳嗽のひとつ。気道の表層にある咳受容体が過剰に反応することが原因で乾性咳嗽が出る。
好酸球性多発血管炎性肉芽腫症を参照。
好酸球に発現し、CCR3に特異的に結合するリガンドのファミリー。アレルギー性炎症の治療標的分子。最も強力な好酸球遊走活性を持つとされる。
エオタキシンのひとつ。CCL11とも。主に腸管で構成的に発現され,好酸球の恒常的な腸管ホーミングに重要と考えられている。
エオタキシンのひとつ。CCL24とも。
IL-4やIL-13によって気管支上皮細胞や血管内皮細胞で発現が誘導されるエオタキシン。CCL26とも。
難治性喘息や特発性の慢性蕁麻疹に対する抗IgEモノクローナル抗体。商品名はゾレア。
白血球に対する遊走活性(ケモタキシス)を持つサイトカインの総称。免疫細胞を組織へ遊走させるのに必要。対応する受容体を持つ細胞をケモカイン産生部位に集める。
シャルコー線維とは、好酸球の細胞膜崩壊に伴って産生されるリゾホスホリパーゼを主成分とする、両端のとがった六角錐状の結晶構造物である。 気管支喘息患者の喀痰やアレルギー性疾患における組織中に高頻度に出現することが知られており、免疫学および病理学の分野において臨床的意義を持つ指標の一つとして扱われている…
好酸球性多発血管炎性肉芽腫症を参照。
必須アミノ酸のひとつ。1901年に牛乳に含まれるカゼインが膵液で分解されたものの中から発見された。
α2-グロブリンのひとつ。肝細胞やリンパ節などの成熟顆粒白血球(特に好酸球)が生合成する。
扁形動物門 吸虫綱 有輪目 住血吸虫科に分類される人体寄生虫であり、アフリカ大陸および中東地域を中心に広く風土病として分布している。
喘息に対する吸入ステロイド。商品名はパルミコート。
プロスタグランジンのひとつ。Ⅰ型アレルギー反応において主体となる肥満細胞から多量に産生・放出される。前駆体はプロスタグランジンH2。
獲得免疫の中心的な働きをするT細胞。胸腺で作られ全身を循環する。ヘルパーT細胞は、CD4だけを細胞表面マーカーとして持つため、CD4+T細胞やCD4陽性T細胞とも呼ばれる。Th細胞とも表記される。
アラキドン酸から5-リポキシゲナーゼの作用によって生成された5-ヒドロペルオキシエイコサテトラエン酸の脱水によって生じるロイコトリエン。
ロイコトリエンのひとつ。ロイコトリエンA4にグルタチオンが付加することで生成される。気道を収縮させる作用を持つ。好酸球によって豊富に産生され、喘息にも関わる。
人体寄生虫とは、人間の体内または体表に定着して栄養を摂取し、その代わりに不利益や病気を与える生物の総称である。 これらは宿主である人体に対する依存度が高く、感染を通じて様々な臨床症状を引き起こす病原体として医学および寄生虫学において重要視されている。
鼻の周囲にある副鼻腔に炎症が起こり、鼻水や鼻閉、膿の蓄積などの症状が出る病気。蓄膿症とも呼ばれる。
多形核細胞とは、細胞質内の顆粒の存在と核の形態的な特徴から顆粒球とも呼ばれる、白血球の一種である免疫細胞の総称である。
肺吸虫の一種。第一中間宿主はホラアナミジンニナ。第二中間宿主はサワガニ。サワガニからイノシシに感染し、猪肉からもヒトに感染する。
寄生虫感染症とは、寄生虫(原虫や蠕虫など)が宿主の体内へ侵入し、定着・増殖することによって引き起こされる疾患の総称である。地球上の広範な地域、特に熱帯や亜熱帯などの気候条件が揃った地域を中心に多大な罹患率と死亡率をもたらす公衆衛生上の重大な課題となっている。
寄生虫のひとつ。成虫は体長20mm程度。終宿主はネズミで、ドブネズミやクマネズミなどの心臓から肺にいく血管に寄生する。
慢性好酸球性白血病とは、造血幹細胞のクローン性増殖により、骨髄中および末梢血中で好酸球が持続的に増加し、組織や臓器の障害を引き起こす骨髄増殖性腫瘍の一種である。 世界保健機関(WHO)の分類においては、好酸球増多症およびPDGFRA、PDGFRB、FGFR1といった特定の遺伝子異常を伴う myeloid and lymphoid neoplasms…
1982年に腎臓における血管炎の症例から発見されたIgG型の自己抗体。以下の4つの血管炎に関わる。
頸部リンパ節腫脹を伴う、多発する痛みを伴わない皮下の腫瘤。青年期から壮年期の男性に多い。軟部好酸球性肉芽腫症とも。
末梢血とは、血管内を循環している血液の総称であり、深部組織や骨髄などの造血器官に対して、体表や四肢などの末梢組織を流れる血液を指す。
血球のグループのひとつ。造血幹細胞から分化する食細胞の一種。
病原体に感染した細胞を囲い込み、それが必要とする栄養や酸素を遮断するために形成する組織。
肺に寄生し、様々な呼吸器症状(肺吸虫症)を引き起こす吸虫。パラゴニムス属。
マスト細胞や白血球(好酸球、好塩基球)に含まれる顆粒が架橋によって放出されること。
花粉(主に風で運ばれる風媒花粉)がアレルゲンとなるⅠ型アレルギー。枯草熱とも呼ばれた。
CXCケモカインのひとつ。血小板のα顆粒に含まれるタンパク質。好酸球遊走作用を有していると同時に好酸球の機能を増強する。
くしゃみや鼻汁、鼻閉などの症状があり、鼻汁中に好酸球が確認されず、各種抗原検査でも抗原が同定できない場合の鼻炎のこと。アレルギー性鼻炎ではないため、目の症状も確認されないとされる。
赤血球や好中球、好酸球、単球、マクロファージ、B細胞、一部のT細胞など、血小板とNK細胞以外の様々な血球に発現する補体受容体。大部分は赤血球が持つ。C4bおよびC3bをリガンドとする。C3b/C4b受容体やCD35とも。
ケールを主な原料とする飲料。アシタバや大麦若葉、モロヘイヤ、クロレラなども使用される。
細胞質に殺菌作用を持つ顆粒を含む白血球(骨髄球)の総称。顆粒白血球や多形核白血球とも。
顆粒球系前駆細胞とは、造血幹細胞から分化し、最終的に好中球、好酸球、好塩基球といった顆粒球へと成熟する途中の段階にある細胞のことである。
病原体などを取り込んで処理する食作用(貪食能)を持つ免疫細胞。貪食細胞やファゴサイトとも。
骨髄増殖性疾患の4つの疾患に以下を加えたもの。