軟骨
主に骨の端を覆い関節の運動を支える組織。軟骨細胞によって構成される。新生児の骨の約40%が軟骨とされる。
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主に骨の端を覆い関節の運動を支える組織。軟骨細胞によって構成される。新生児の骨の約40%が軟骨とされる。
軟骨を経て骨に置き変わる骨形成(骨化)。頭蓋骨以外のほとんどの骨で起こる。内軟骨性骨化とも。
軟骨細胞が産生する細胞外基質。
気管において気管軟骨が存在する部分(C字型)の壁。
髄核の中に存在する組織。形態的に軟骨に似た軟骨様髄核細胞から構成される。10歳以降、髄核は軟骨様髄核細胞のみで構成される。
FGFR3の活性型変異によって軟骨細胞の増殖・分化が抑制され、低身長や呼吸障害を示す骨系統疾患。
軟骨には血管が無いため、軟骨細胞は常に低酸素状態にあるが、HIF‐1αによって必要な物質を取り込んでいることが確認されている。
軟骨の組織。以下の構成要素が存在する。
悪性骨腫瘍のひとつ。軟骨に起こる肉腫。
軟骨の表面を覆う結合組織。コラーゲンを主体とする。軟骨膜には血管や軟骨芽細胞が存在する。
軟骨の成長・再生に関与する細胞。間葉系幹細胞の分化によって生み出される。
C/EBPのひとつ。顆粒球の分化や産生に必須とされる転写因子。
C/EBPのひとつ。軟骨細胞に発現し、骨の成長に関わる。
サイクリン依存性キナーゼのひとつ。
ナトリウム利尿ペプチドのひとつ。
滑膜線維芽細胞においてRANKLや軟骨を破壊するタンパク質の発現を誘導する主要な遺伝子(転写因子)。
FGFR-3は、細胞外のリガンドである線維芽細胞増殖因子(FGF)と結合することにより活性化され、細胞内のシグナル伝達経路を介して細胞の増殖、分化、アポトーシス、および骨形成などの多様な生物学的プロセスを制御する重要な役割を担っている。
FGFR(線維芽細胞増殖因子受容体)のひとつ。
GPR126とは、Gタンパク質共役受容体(GPCR)ファミリーのアドレナン受容体グループに属する、細胞膜上に存在する受容体の一種である。
軟骨基質の主要な分解酵素となるマトリックスメタロプロテアーゼ。3型コラゲナーゼとも。
マトリックスメタロプロテアーゼのひとつ。NF-κBの活性化により誘導される。
Racのひとつ。リゾホスファチジン酸によって活性化される。軟骨形成に重要な役割を果たす。
ヘッジホッグのひとつ。ソニック・ヘッジホッグ。
SOX10とは、神経堤細胞およびオリゴデンドロサイトの分化、発生、ならびに生存において中心的な役割を果たす転写因子である。 HMGドメインと呼ばれるDNA結合ドメインを保持しているSOXファミリーのタンパク質の一つであり、染色体上の22q13.1に遺伝子が位置している。
SOXのひとつ。哺乳類の器官発生に関わる転写因子。性分化や軟骨細胞の分化に必須。
苦味受容体のファミリー。苦味を感知する苦味受容体として働く。T2Rに属する4種類の遺伝子でcSNPが報告されている。ヒトのT2Rは25種類が存在する。
TRPチャネルのひとつ。カルシウムイオンを含む二価の陽イオンを透過するイオンチャネル。
血管内皮細胞を増やす増殖因子。血管新生に関わる最も重要な糖タンパク質。血管内皮増殖因子や血管内皮細胞増殖因子とも。VEGFの受容体はVEGFR。
軟骨(軟骨組織の細胞外基質)の主要な構成成分となるコラーゲン。
コラーゲンのひとつ。他のコラーゲンと異なる特殊な構造を持ち、プロテオグリカンでもある。
短鎖コラーゲンのひとつ。成長板に特異的に発現し、肥大軟骨細胞の代謝に関わり骨の成長において重要な役割を果たす。
多数のコンドロイチン硫酸鎖を持つ巨大なプロテオグリカン。軟骨に存在するプロテオグリカンの主要成分であり、軟骨の発生や成長後の骨格維持に重要。ヒアルロン酸と結合する。
膝を伸ばす運動を繰り返すことで膝蓋骨の膝蓋腱が強く引っ張られ、脛骨にある骨端軟骨の一部が剥がれることで起こる症状。
骨のヒドロキシアパタイトやⅠ型コラーゲンとの親和性を有する非コラーゲン性タンパク質。分子量は約3万。骨組織中やそれ以外の組織にも存在が確認されている。SPARCとも。
カテプシンのひとつ。リソソームに含まれるシステインプロテアーゼ。末梢組織炎症に伴って活性化された脊髄ミクログリアにおいてプロカスパーゼ1を活性型のカスパーゼ1に変換する。
ムコ多糖の一種。骨や結合組織、皮膚を構成する成分のひとつ。酸性ムコ多糖とも呼ばれる。
グルコースからできるアミノ糖。グリコサミノグリカンの構成成分。
N-アセチルグルコサミン-6-硫酸とガラクトースから成る二糖類を構成成分とするグルコサミノグリカン。
動物の体内で最も多いタンパク質。細胞外基質のひとつ。身体を構成する全タンパク質の約30%を占める。皮膚や腱、角膜では水分を除いた分の80%程度を占める。
軟骨を構成する有機化合物。分子式は C14H21NO11
コンドロイチンが硫酸化した有機化合物。グルコサミノグリカンのひとつ。グルクロン酸とグルコサミンの繰り返し単位が直鎖状に結合したヘテロ多糖。分子式は C13H21NO15S
コンドロイチン硫酸のひとつ。軟骨に存在する。コンドロイチン-6-硫酸とも呼ばれる。
ステロイド系の薬剤が繰り返し投与されることによって、関節の軟骨が破壊される症状。
骨と脳に異常が起こる稀な難病。手足の骨や肋骨の短縮や多小脳回や脳室周囲結節性異所性灰白質などの異常が起こる。
1921年にティーツェによって報告された、上部肋軟骨部に感染や化膿は無いが痛みと腫脹が現れる疾患。肋軟骨骨結合症候群やティーツェ症候群とも。
コラーゲンを構成する、3本のペプチド(α鎖)が螺旋状に巻き付いた構造のこと。
軟骨肉腫や根治切除不能または転移性の腎細胞がんに対するチロシンキナーゼ阻害剤。商品名はヴォトリエント。
関節リウマチで発生する、炎症性サイトカインの分泌や破骨細胞を活性化によって骨や軟骨を破壊する絨毛様の組織。
皮膚を構成する二つの層(表皮と真皮)や関節などの細胞外基質を構成するムコ多糖。ヒアルロナンとも呼ばれる。
長時間作用性局所麻酔(アミド型局所麻酔薬)のひとつ。過去30年以上にわたって広く使われてきたが、全身痙攣と心停止を起こす血中濃度に差が少ないことが明らかになったため、これに代わる安全性の高いロピバカインとレボブピバカインが合成された。
グリセロリン脂質のひとつ。sn-1位にビニルエーテル結合、sn-2位に多価不飽和脂肪酸を有するエーテル型グリセロ脂質。最も酸化を受けやすいリン脂質とされる。プラズマローゲンとも。
プロテインキナーゼの一つ。cGMP依存性プロテインキナーゼやGキナーゼとも呼ばれる。
ペルレカンとは、主として基底膜に存在する巨大なプロテオグリカンであり、ヘパラン硫酸プロテオグリカンの一種である。
軟骨や血管平滑筋の細胞から分泌される、γ-カルボキシグルタミン酸を含むビタミンK依存性タンパク質。石灰化を抑制する作用を持つ。
関節軟骨の表面を覆うタンパク質。その潤滑性維持に必須。ルブリシンの減少は変形性関節症の原因となる。
上甲状切痕とは、甲状軟骨の上縁中央に位置する明瞭な凹み(切痕)のことである。
下垂体前葉とは、脳の底部に位置する下垂体の前方部分を占め、多様なホルモンを産生・分泌することによって生体の内分泌系を統御する極めて重要な内分泌器官である。
骨折の修復時に現れ、折れた骨同士を固定する未熟な骨。間葉系幹細胞が集まり、それらが軟骨細胞や骨芽細胞に分化して仮骨を形成する。
低身長症とは、標準的な身長と比較して著しく低い身長を示す状態を指す。 一般的に、同性・同年齢・同人種の子どもの集団における身長の分布において、平均値から標準偏差(SD)を算出した際に「-2.0 SD」未満である場合に低身長と判定される。
梅毒に罹患している妊婦から胎盤を通じて胎児に感染した梅毒。