黄斑
角膜、水晶体で屈折した光が焦点を結ぶ場所。目の網膜の中心にあり、神経が集中している。
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角膜、水晶体で屈折した光が焦点を結ぶ場所。目の網膜の中心にあり、神経が集中している。
黄斑変性症 加齢黄斑変性症を参照。
ⅩⅧ型コラーゲンとは、基底膜の血管側などに広く分布し、そのC末端側ペプチドがエンドスタチンへと切断されることで血管新生の阻害作用を発揮するマルチドメイン型の非線維性コラーゲンである。
VEGF(VEGF-A、VEGF-B)およびPIGFを阻害し、新生血管の成長を抑えるタンパク質。滲出型加齢黄斑変性症や糖尿病黄斑浮腫に対する治療薬。商品名はアイリーア。
オルタナティブ経路とは、補体系を活性化する3つの主要な経路(古典的経路、レクチン経路、オルタナティブ経路)のうちの一つであり、抗原-抗体複合体の存在を必要とせず、病原体の表面構造によって自発的に開始される自然免疫の重要な生体防御機構である。
クロロキン(ヒドロキシクロロキン)の長期投与によって起こる副作用。眼底黄斑が障害され、網膜血管が細くなり視野が狭くなる。
サイトメガロウイルス網膜炎とは、ヘルペスウイルス科に属するサイトメガロウイルス(CMV)の感染によって引き起こされる進行性の網膜炎症性疾患であり、日和見感染症の一つとして免疫不全状態にある患者に好発する。
カロテノイド(キサントフィル)のひとつ。赤色を呈す。人体ではルテインと同様に目の黄斑に存在し、化学構造もルテインに似ている。黄斑の中心部に主に存在し、特に錐体に多く存在する。
滲出型加齢黄斑変性症における新生血管に対する光線力学的療法で用いられる光感受性物質。商品名はビスダイン。
VEGFに対する阻害剤。中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性症の治療薬。商品名はマクジェン。
ポリープ様脈絡血管症とは、網膜の下にある脈絡膜の血管異常により、網膜色素上皮の下にポリープ状の病変や異常な血管網(網脈絡膜血管異常)を形成する疾患である。
中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性症の治療薬のひとつ。VEGF-Aのすべてのアイソフォームを阻害する。商品名はルセンティス。
脂質の過酸化などによって細胞内で代謝されなくなった物質が細胞内に沈着したもの。様々な生物において、加齢によって増加することが報告されている。
キサントフィル(カロテノイドの一種)のひとつで黄色〜橙色を呈す色素。緑色の植物には必ず含まれているとされる。ヒトでは血漿中や目の黄斑、黄体に含まれる。
視点の中心部分が見えなくなる視覚異常。黄斑部浮腫や中心性漿液性脈絡網膜症で見られる症状。
黄斑内の凹部。網膜上で光の像を結ぶ部分。
患部(新生血管や腫瘍)に集まる性質を持つ光感受性物質を体内に注入し、それにレーザー光を当てて起こる反応(活性酸素の発生)を利用して患部を治療する方法。滲出型加齢黄斑変性症やがんの治療として行われる。
内側血液網膜関門とは、網膜の毛細血管内皮細胞同士が密着結合(タイトジャンクション)によって強固に結合し、血液中の物質が容易に網膜実質へ移行することを制限している生理学的構造のことである。
加齢によって目の黄斑の細胞の萎縮や異常な血管新生とそれによる出血が起こり、視野の中心部分が見にくくなる症状。
抗VEGF薬とは、血管内皮増殖因子(VEGF)の作用を阻害することで、新生血管の産生や血管透過性の亢進を抑える薬剤の総称である。
がんや滲出型加齢黄斑変性症における脈絡膜が形成する異常な血管。がん細胞はこれによって増殖するために必要な酸素や栄養を得る。
加齢黄斑変性症のひとつ。脈絡膜に血管新生が起こり、そのから血液や滲出液が眼底に漏れ出すことで黄斑が損傷し、視力低下が起こる。ウェット型の加齢黄斑変性症とも。
白内障手術とは、濁った水晶体を除去し、代わりに眼内レンズを挿入することで視力の回復を図る外科手術である。 我が国において白内障手術は非常に高い頻度で施行されている眼科領域の手術であり、水晶体再建術とも称される。
生物が外界を見るための器官。物体に反射する光を受け取り、その形状や色、位置などの情報を得る。眼とも表記される。
眼疾患とは、眼球およびその付属器(眼瞼、結膜、涙器、眼窩、外眼筋など)に生じる異常や疾患の総称である。 眼疾患は視覚機能に直接的な影響を及ぼすことが多く、軽度なものから失明に至る重大なものまで多岐にわたる。
眼科医療とは、眼(眼球およびその付属器)に関する疾患や視覚障害の予防、診断、治療、およびリハビリテーションを行う医療分野である。厚生労働省や日本眼科学会などの公的機関および学術的知見に基づき、眼科医療は国民の健康な視機能を維持し、生活の質(QOL)を向上させるために不可欠な専門的医療サービスとして位置…
眼科疾患とは、眼球およびその付属器(眼瞼、結膜、涙器、眼窩、眼筋など)に生じる異常、障害、および病気の総称である。
眼球の内部を満たす透明な組織。透明なゼリー状の液体が充満している。網膜(特に黄斑)に接着している。
糖尿病の合併症のひとつ。成人の失明の原因で最も多い病気。徐々にではなく突然目が見えなくなる。
目の硝子体の奥にある、光の像を認識する神経組織。カメラのフィルムに相当する。厚さ110~180μm。
網膜幹細胞とは、網膜を構成する多様な細胞へと分化する能力と、自己複製能を併せ持つ幹細胞の一種である。
色素顆粒を持つ網膜の上皮細胞。網膜の最外層を構成する。直径約14μm、高さ10〜14μmの単層上皮。胎生期に形成され、それ以降は増加しない。
網膜裂孔とは、眼球の内側にある光を感じる組織である網膜に、何らかの原因で穴や裂け目が生じる疾患である。 加齢や硝子体の変化に伴って網膜が引っ張られることが主な原因となり、放置すると網膜剥離へと進行して視力低下や失明のリスクを高めるため、早期の診断と治療が極めて重要となる。
網膜の細胞が加齢により変性し、網膜が徐々に萎縮する進行が緩やかな加齢黄斑変性症。ドライタイプの加齢黄斑変性症とも。滲出型加齢黄斑変性症に移行する場合がある。
蛍光眼底造影検査とは、フルオレセインやインドシアニングリーンなどの蛍光色素を静脈内に注射し、特殊な眼底カメラを用いて網膜および脈絡膜の血管構造や血流動態を撮影・観察する画像診断検査である。
視覚障害とは、眼の構造または機能の異常により、視力の低下や視野の狭窄などの視覚に関する障害が生じている状態をいう。 視覚障害は、視覚情報の入力に制限が生じるため、日常生活や社会生活全般において様々な困難を伴うことがある。
水晶体に調節力が働かない状態で遠くを見たときにピントが網膜の手前に結ぶ状態のこと。
目の黄斑部に、本来は存在しない新生血管が現れて出血や浮腫を引き起こす疾患。強度の近視が原因となる。
滲出型加齢黄斑変性(wet age-related macular degeneration)