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HEALTH WORDS / 用語解説

過酸化水素

hydrogen peroxide

水にひとつの酸素原子が増えた分子。活性酸素のひとつ。オキシドールとも。分子式は H2O2

殺菌や消毒、漂白剤などに利用される。1

生体内では呼吸バーストによって好中球などの食細胞から産生され、病原体の殺傷に重要。過酸化水素の産生にはNADPHオキシダーゼとスーパーオキシドジスムターゼの両方の活性が必要。過酸化水素が合成できなければ、ファゴソーム内のpHを制御できず、殺菌に関わる抗菌ペプチドやタンパク質が活性化されない。2

フェントン反応によりヒドロキシラジカルを産生し、DNAやタンパク質を傷害するとされる。3

参考文献・出典

  1. オキシドール消毒用液「マルイシ」: http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2614700X1441_1_06?view=body ↩
  2. エッセンシャル免疫学 第2版|MEDSi メディカル・サイエンス・インターナショナル: http://www.medsi.co.jp/e-meneki2/ ↩
  3. 大阪大学 Streptococcus sanguinisにより産生される過酸化水素が好中球に対して及ぼす影響 住岡龍一: https://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/56120/28056_%E8%A6%81%E6%97%A8.pdf ↩