アトピー
1923年にアーサー・コカとロバート・クッケにより命名された、遺伝的に現れる異常な過敏反応。
HEALTH WORDS INDEX
健康・医学・生物学の用語を調べる。
1923年にアーサー・コカとロバート・クッケにより命名された、遺伝的に現れる異常な過敏反応。
慢性咳嗽のひとつ。気道の表層にある咳受容体が過剰に反応することが原因で乾性咳嗽が出る。
ハウスダストやダニ、動物の毛などがアレルゲンとなるⅠ型アレルギー(アトピー)による喘息。いわゆる小児喘息。
アトピーによる皮膚炎。根本的な治療法はなく、対症療法が主。通常、加齢によって自然に治る。
ケモカインのひとつ。TARCとも。
IL-31の産生を抑制する物質。DOCK8が欠損すると、IL-31の産生が亢進し、重度のアトピー性皮膚炎を発症する。
E-FABPとは、日本語で表皮型脂肪酸結合蛋白と呼ばれる分子量約15kDaのタンパク質であり、脂肪酸などの疎水性リガンドと可逆的に結合して細胞内輸送や代謝制御に関与するFABPファミリーの一員である。
インターロイキンのひとつ。主にヘルパーT細胞(Th2細胞)から産生され、痒疹やアトピー性皮膚炎における痒みの原因となる。DOCK8によってその産生が抑制される。
ヘルパーT細胞の種類のひとつ。Th1サイトカインを分泌する。
βデフェンシン4とは、ヒトの生体防御機構である自然免疫において重要な役割を果たす抗菌ペプチドの一種であり、主として上皮細胞から産生されて病原体の侵入を防ぐペプチドである。
アレルギーのひとつ。即時型アレルギーやアナフィラキシー型アレルギーとも呼ばれる。
リノール酸でアシル化されたセラミド。
ヒユ科ヒユ属の植物の総称。雑穀の一種。タンパク質含量が高く、アレルギー性疾患患者に対する有用な栄養源になり得るとされる。
免疫が本来無害な物質や自己の成分を有害な抗原と見なし、それを攻撃する事で体に起こる異常な症状。過敏症やアラジーとも。ギリシャ語の allos(変わった)と ergo(作用)の2つの語を合わせて作られた言葉。
グラム陰性菌の細胞壁外膜を構成する成分であり、細胞外には分泌されない毒素。リポ多糖(リポポリサッカライド、LPS)や内毒素とも呼ばれる。
カスパーゼ14とは、主として表皮の最外層である角層に存在するタンパク質分解酵素(システインプロテアーゼ)であり、皮膚のバリア機能の維持や角質化(ケラチノサイトの最終分化)の過程において極めて重要な役割を果たす酵素である。
キナーゼ阻害剤とは、タンパク質にリン酸基を転移する反応を触媒する酵素であるキナーゼ(プロテインキナーゼ)の働きを特異的に妨げる低分子化合物や分子標的薬などの総称である。
湿疹や皮膚炎(アトピー性皮膚炎)に対するステロイドホルモン剤。酪酸とのエステルとして使用される。商品名はキンダベート。
16員環マクロライド系抗生物質のひとつ。
セラミドの1位のヒドロキシ基にホスホコリンがエステル結合したスフィンゴリン脂質。哺乳類の細胞のリン脂質の5〜10%を占める。
生薬となるナツメの果実。漢字では大棗。
眼圧下降やβ受容体遮断作用を持つ有機化合物。緑内障の治療薬。商品名はチモプトール。
既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎や喘息の治療薬となる遺伝子組換えIgG4モノクローナル抗体(ヒト抗体)。IL-4受容体のαサブユニット(IL-4Rα)に特異的に結合することによってIL-4とIL-13のシグナル伝達を阻害する。商品名はデュピクセント。
ナリンゲニンカルコンとは、柑橘類などの植物に含まれるフラボノイドの一種であり、特にトマトの果皮などに多く蓄積されるカルコン骨格を持つポリフェノール化合物である。 植物体内においては、フラバノンの生合成経路における中間体として機能し、カルコン異性化酵素の作用によってナリンゲニンへと変換される特徴を持っ…
アトピー性皮膚炎による痒みの原因である、IL-31とその受容体の結合を阻害するモノクローナル抗体(ヒト化抗体)。中外製薬株式会社が創製した。
皮膚の顆粒層に特異的に発現するタンパク質。前駆体のプロフィラグリンは表皮で生産され、ケラトヒアリン顆粒の主成分となる。
アトピー性皮膚炎が慢性化する原因となるタンパク質。
皮膚の常在菌である真菌の属。皮脂を好み、脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎、癜風、マラセチア毛包炎、にきびに関わる。
ローションとは、主として皮膚に塗布する液剤または懸濁液の総称であり、外用薬や化粧品として用いられる製剤の剤形の一つである。
住宅とは、人が居住するための建築物またはその住戸を指し、個人の健康、生活の安定、および社会的福祉の基盤となる極めて重要な環境要因である。 WHO(世界保健機関)が2018年に発表した住宅と健康に関するガイドラインにおいては、不適切な住宅環境が精神的健康や身体的健康に重大な悪影響を及ぼすことが指摘されている。
光照射とは、物質、細胞、組織、あるいは個体に対して人工的または自然的な光を当てる操作やプロセスのことである。 生物学や医学の分野においては、特定の波長を持つ光エネルギーを用いて生体反応を誘導したり、分子構造を変化させたりする手法として広く利用されている。
免疫グロブリンE(IgE)とは、哺乳類に見出されている抗体のアイソタイプのひとつであり、主に寄生虫感染に対する防御やアレルギー反応に関与するタンパク質である。
咳受容体は、咽頭、喉頭、気管、気管支などの呼吸器系粘膜の上皮内やその直下に高密度に分布しており、特に喉頭や気管分岐部においてその存在密度が高いことが知られている。
小児喘息 アトピー型喘息を参照。
発症や経過に心理的なストレスや環境が密接に関わる身体の疾患。
「問診、身体所見、胸部単純X線写真やスパイログラフィーなどの一般検査では原因を特定できない8週間以上持続する咳嗽が唯一の症状であるもの」と定義される咳。
喘息による呼吸困難や咳喘息などの乾性咳嗽に対する治療法。アトピー咳嗽に対しては効果がない。
接触性皮膚炎やアトピー性皮膚炎などによって起こる、皮膚の炎症の症状。
汗が出なくなる状態の総称。原因として内分泌系や脊椎、神経などの異常、ホルモン分泌異常、膠原病、アトピー性皮膚炎、コリン性蕁麻疹、先天的疾患などが知られている。
眼球の中の水晶体を構成する主なタンパク質であるクリスタリンが変性することで起こる疾患。
黄色ワセリンを脱色したワセリン。熱傷の場合に潰瘍の治療薬としてやアトピー性皮膚炎の乾燥皮膚に対して保湿剤として使用される。
皮膚に炎症が起こり、赤みや腫れ、かゆみなどの症状が現れること。
軽症では痒みを伴う程度だが、強い痛みが現れたり、炎症が角膜に広がり失明に至る重症なものもある。
葉状鱗屑とは、皮膚の表皮が木の葉のように薄く剥がれ落ちる臨床症状あるいは病理組織学的所見である。
抗ヒスタミン薬が奏功しない痒み。アトピー性皮膚炎、乾皮症、乾癬、腎不全、肝疾患などに伴う。
ケールを主な原料とする飲料。アシタバや大麦若葉、モロヘイヤ、クロレラなども使用される。
表皮を構成する細胞層のひとつ。ケラチノサイトは顆粒層で細胞死を起こし、その死んだ細胞が角質層を形成する。
黄色ブドウ球菌による肺炎や皮膚膿瘍を繰り返し、同時に重症のアトピー症状(アトピー性皮膚炎、血中IgE高値)を示す原発性免疫不全症。原因遺伝子としてSTAT3ならびにTYK2が報告されている。
皮膚や毛穴、鼻腔などに存在する常在菌のひとつ。グラム陽性の球菌。直径1μm。学名はスタフィロコッカス・アウレウス。アレニウスは「黄色い、黄金」を意味する。