コラーゲン
動物の体内で最も多いタンパク質。細胞外基質のひとつ。身体を構成する全タンパク質の約30%を占める。皮膚や腱、角膜では水分を除いた分の80%程度を占める。
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動物の体内で最も多いタンパク質。細胞外基質のひとつ。身体を構成する全タンパク質の約30%を占める。皮膚や腱、角膜では水分を除いた分の80%程度を占める。
ゼラチンを加水分解したもの。サプリメントなどで市販されている。
コラーゲン細線維
主にⅠ型コラーゲンによって出来る線維状のコラーゲンを指す。膠原細線維の束。膠原線維とも。
コラーゲンに含まれるヒドロキシプロリンのひとつ。ビタミンCの欠乏によって形成異常が起こる。
リシン(リジン)の5位がヒドロキシ化した誘導体。コラーゲンに含まれる。
ヘミデスモソームに存在する膜貫通型タンパク質。ヒトにおいては155kDaのⅡ型一回膜貫通型タンパク質。類天疱瘡の原因となる自己抗体のひとつ。ⅩⅦ型コラーゲンα1(COL17A1)やBPAG2とも。
CalDAG-GEF1とは、カルシウムおよびジアシルグリセロールによって活性化され、グアニンヌクレオチド交換因子として機能するタンパク質の一種である。
BP180(ⅩⅦ型コラーゲン)またはそれを発現する遺伝子のこと。細胞と基底膜を繋ぐヘミデスモソームを構成する分子の一つ。細胞膜に存在し、細胞外領域はタンパク質分解酵素によって切断を受ける。
線維性コラーゲンに周期的に結合するコラーゲン。
血小板膜糖タンパク質による複合体。GPⅠbα、GPⅠbβ、GPⅨ、GPⅤの4つのタンパク質で構成される。
血小板膜糖タンパク質のひとつ。GPⅠb/Ⅸ/Ⅴ複合体やコラーゲンの受容体となる。
アミノ酸の一種。L-メチオニンから作られる。
マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)のひとつ。コラーゲンの三重螺旋構造を切断するコラゲナーゼ。細胞の浸潤や転移にも関わる。
軟骨基質の主要な分解酵素となるマトリックスメタロプロテアーゼ。3型コラゲナーゼとも。
マトリックスメタロプロテアーゼのひとつ。NF-κBの活性化により誘導される。
がんに高発現するMT-MMP。自身が細胞外基質を分解する他、ゼラチナーゼAを活性化する作用を持つ。
エタノールアミンのひとつ。
コラーゲンにおける非コラーゲンドメインのひとつ。Ⅶ型コラーゲンのN末端。約145kDa。
コラーゲンにおける非コラーゲンドメインのひとつ。Ⅶ型コラーゲンのC末端。約20kDa。
ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)を産生する乳酸菌。
非受容体型チロシンキナーゼのひとつ。
プラスミノーゲン活性化因子(プラスミノーゲンアクチベータ)のひとつ。組織型プラスミノーゲン活性化因子。
コラーゲンなどの細胞外基質タンパク質の過剰生成による臓器の線維化を促進するタンパク質。
タンパク質で頻繁に見られる二次構造。
コラーゲンを構成するポリペプチド鎖。3本のα鎖が螺旋状に捻れて集まることでコラーゲンとなる。
最初に発見されたコラーゲン。皮膚から発見された。皮膚以外にも骨基質など生体に広く存在することが確認されている。
Ⅰ型コラーゲンを構成するトロポコラーゲンの前駆体。線維芽細胞が合成し細胞外に分泌する。
軟骨(軟骨組織の細胞外基質)の主要な構成成分となるコラーゲン。
真皮の主成分となるコラーゲンのひとつ。
コラーゲンのひとつ。基底膜の主要構成成分であり、その骨格を形成する。
コラーゲンのひとつ。コルフ線維のような細網線維の主要な構成成分。
Ⅵ型コラーゲンとは、主として細胞外基質に広く分布し、微小線維を形成するタンパク質の一種である。 哺乳動物の組織において、血管、神経、筋肉、皮膚などの間質に普遍的に存在し、細胞と細胞外基質の相互作用や組織の構造維持に重要な役割を担っている。
コラーゲンのひとつ。皮膚基底膜領域の接着分子である係留線維(アンカリングフィブリル)の構成成分であり、表皮真皮間、特に基底膜と真皮の接着に重要な役割を果たしている。
Ⅷ型コラーゲンとは、主として血管の内皮細胞や角膜のDescemet膜などの基底膜様組織に存在する非線維性コラーゲンである。
コラーゲンのひとつ。他のコラーゲンと異なる特殊な構造を持ち、プロテオグリカンでもある。
毛を成長させる毛包幹細胞が発現し、それに必要な17番目のコラーゲン。
ⅩⅧ型コラーゲンとは、基底膜の血管側などに広く分布し、そのC末端側ペプチドがエンドスタチンへと切断されることで血管新生の阻害作用を発揮するマルチドメイン型の非線維性コラーゲンである。
短鎖コラーゲンのひとつ。成長板に特異的に発現し、肥大軟骨細胞の代謝に関わり骨の成長において重要な役割を果たす。
線維性コラーゲンのひとつ。骨折治癒過程や仮骨延長過程で発現が誘導される。
線維形成に対して促進的に働くと考えられているコラーゲン。
国内の死因の3分の1を占め、現在も増加傾向にあると言われる遺伝子異常による疾患。
TGF-βにより腫瘍血管内皮細胞から形成され、がんの進展を促進する線維芽細胞。
難聴や視力障害(円錐水晶体、水晶体脱臼、皮質部白内障)を伴う糸球体腎炎。糸球体基底膜にあるⅣ型コラーゲンα鎖の遺伝子変異が原因。多くはX染色体優性遺伝疾患。
真皮層と基底膜を繋ぎ止める、Ⅶ型コラーゲンで構成される線維。係留線維とも。
細胞表面に発現する、細胞外基質からの情報を読み取る働きをもつタンパク質(受容体)。細胞接着分子のひとつ。
体内(視床下部、脳下垂体前葉)で生合成されるエストロゲンのひとつ。テストステロンがアロマターゼに触媒されて生成される。更年期障害の症状や閉経後骨粗鬆症の治療薬となる。商品名はエストラーナ、ジュリナ、ディビゲル、ル・エストロジェル。
弾性を持つタンパク質。コラーゲンの次に多く生体内に存在する。
血管新生を阻害するタンパク質のひとつ。ⅩⅧ型コラーゲンがプロテアーゼによって切断を受けて生成する破片。
Ⅴ型コラーゲンの異常により結合組織の脆弱性を症状とする疾患。
骨のヒドロキシアパタイトやⅠ型コラーゲンとの親和性を有する非コラーゲン性タンパク質。分子量は約3万。骨組織中やそれ以外の組織にも存在が確認されている。SPARCとも。
カテプシンのひとつ。リソソームに含まれるシステインプロテアーゼ。末梢組織炎症に伴って活性化された脊髄ミクログリアにおいてプロカスパーゼ1を活性型のカスパーゼ1に変換する。
中枢神経系の損傷部周辺に反応性アストロサイトが集積して形成される組織。アストロサイトがⅠ型コラーゲンと反応してカドヘリンを発現させることでグリア性瘢痕が形成されることが知られている。コンドロイチン硫酸プロテオグリカンを産生し、物理的かつ化学的に軸索の再生を妨げる。
ムコ多糖の一種。骨や結合組織、皮膚を構成する成分のひとつ。酸性ムコ多糖とも呼ばれる。
皮膚表面を薬品で化学的に溶かし、新たな皮膚細胞の再生を促進させることで色素斑(シミ)やにきびなどをなくす治療法。
コラーゲンの加水分解を触媒する酵素。マトリックスメタロプロテアーゼのひとつ。
象牙芽細胞間や象牙前質に存在するコラーゲン線維。Ⅰ型コラーゲン、Ⅲ型コラーゲン、Ⅴ型コラーゲンによって構成される。
ゴモリ・トリクローム変法染色とは、主として骨格筋生検標本の観察において、筋線維の微細構造やミトコンドリア異常、線維化などを詳細に評価するために用いられる特殊染色法である。
骨格筋が腱になる部分にある、その部分にかかる力を感知する長さ1mm程度の受容体。腱紡錐とも。
チオール基(-SH)の硫黄同士が共有結合によって形成する、強力な化学的結合(-S-S-)のこと。ジスルフィド架橋やSS結合とも呼ばれる。