昏睡
最も重症な意識障害。意識が無く、刺激に対して反応を示さない状態。
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最も重症な意識障害。意識が無く、刺激に対して反応を示さない状態。
昏睡体位
ヒドロキシ酪酸のひとつ。γ位(4位)がヒドロキシ化した酪酸。4-ヒドロキシ酪酸やγ-ヒドロキシブチレートとも。
外部から頭を回転させる強い力が加わった場合に脳が捻じれ、広範囲(びまん性)の軸索が強く引っ張られて断裂し、その機能を失う外傷。
ウエストナイルウイルスの感染によって引き起こされる脳炎。症状は頭痛、高熱、方向感覚の欠如、麻痺、昏睡、震え、痙攣など。感染者の約1%に起こるとされ、高齢者に多い。
グラスゴー・コーマ・スケールとは、頭部外傷をはじめとする急性脳障害患者の意識障害の重症度を迅速かつ客観的に評価するために広く用いられている神経学的な評価尺度である。
ヒトの肝臓において、空腹時に脂質の分解によって生成される以下のケトンの総称。全て強い酸性を示す有機化合物。
ケトン型酸敗とは、糖尿病の合併症である糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)の別称であり、インスリンの著しい不足と血糖値の上昇、および血中のケトン体増加に伴う重篤な代謝性アシドーシスを引き起こす病態である。 インスリンは膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるホルモンであり、血液中のグルコース(ブドウ糖…
糖ではなく脂質(からできるケトン体など有機酸)を主な栄養源とする状態または、その状態によって引き起こされるケトン体の蓄積によって起こる症状。ケトン症や高ケトン血症とも呼ばれる。
病原性を持つストレプトコッカス属細菌のひとつ。免疫力の低下した豚に感染して様々な病態を引き起こす。豚レンサ球菌とも。
トリパノソーマ原虫の寄生による症状。アフリカ睡眠病とも。
シクロプロパンを含むアミノ酸系毒物(神経毒性を持つL体アミノ酸)。タマシロオニタケやアキーに含まれる。
人体に必要なミネラルのひとつである元素。成人の体内には約9mgのモリブデンが含まれ、肝臓や腎臓、副腎、血液などに比較的多く存在する。
リチウムによる中毒。炭酸リチウムの40mg/kg以上の服用によって中毒域(1.5〜2.5mmol/l)に達する。
低血糖の遷延により大脳(大脳皮質、海馬、基底核など)が広範に障害され、記銘力低下や意識障害、昏睡などの中枢神経症状が出現する致命的な疾患。
急激に肝臓組織の広範囲で壊死が起こり、その機能が失われる重症肝炎。ウイルスや薬剤が原因となる。
呼吸抑制とは、中枢神経系の抑制や呼吸筋の機能低下などにより、呼吸の回数である呼吸数や一回あたりの換気量が減少し、体外への二酸化炭素の排出が十分に行われなくなる病態または生理学的変化である。
傷病者や意識がない者の回復に適した体位。昏睡体位とも。
特定の部位にのみ働く麻酔。神経細胞の細胞膜内部で電位依存性ナトリウムチャネルを阻害することによる神経伝導の抑制による効果。
局所麻酔薬中毒とは、局所麻酔薬が血管内への誤投与や過剰投与などにより血中に高濃度で移行し、中枢神経系や心血管系に重篤な毒性症状を引き起こす疾患および合併症である。 局所麻酔薬は神経の細胞膜にある電位依存性ナトリウムチャネルを可逆的に遮断することで鎮痛作用をもたらすが、血中濃度が過度に上昇すると、全身…
寄生虫のひとつ。成虫は体長20mm程度。終宿主はネズミで、ドブネズミやクマネズミなどの心臓から肺にいく血管に寄生する。
酒(エタノール)を短時間に大量摂取したときに、分解できなかったエタノールが血液を介して脳に達し、脳内の神経細胞を麻痺させることで起こる中毒。
脳内に炎症は起こらないが、広範囲の脳の浮腫が起き、痙攣や昏睡、意識障害など様々な神経症状が起こる疾患。単に脳症とも。
神経症状のひとつ。意識を保つことができず失神(睡眠)してしまう状態。
東部ウマ脳炎とは、東部ウマ脳炎ウイルス(Eastern equine encephalitis virus: EEEV)の感染によって引き起こされる重篤な人獣共通感染症(ズーノーシス)であり、馬やヒトに脳炎をもたらすアルボウイルス感染症の一つである。
意識障害のひとつ。昏睡から覚醒はしているが、刺激に対して反応することができない状態。いわゆる植物状態(遷延性植物状態)。
リソソーム病のひとつ。リソソームのアリルスルファターゼAの欠損により、その基質であるスルファチドが脳の白質や腎臓などに蓄積する先天性の代謝異常。
甲状腺機能低下症(主に慢性甲状腺炎による)が基礎にあり、その影響が直接あるいは何らかの誘因で惹起された低体温や呼吸不全、循環不全、低ナトリウム血症などによって中枢神経系の機能障害をきたす内分泌系の疾患。
糖尿病性末梢神経障害とは、糖尿病の慢性の合併症の一つであり、持続する高血糖に起因して全身の末梢神経に障害が生じ、感覚障害や自律神経症状などを引き起こす疾患である。 糖尿病の三大合併症の一つとして知られており、糖尿病網膜症、糖尿病腎症とともに臨床上極めて重要な病態である。
肝臓の機能低下によってアンモニアが蓄積することが原因で現れる意識障害などの神経症状。肝性昏睡とも。
西部ウマ脳炎とは、アルファウイルス属のトガウイルス科に分類される西部ウマ脳炎ウイルス(Western equine encephalitis virus: WEEV)によって引き起こされる人獣共通感染症(ズーノーシス)であり、馬およびヒトに脳炎を症状として引き起こす蚊媒介性のウイルス感染症である。
鎮静作用とは、中枢神経系の活動を抑制し、不安や興奮を和らげ、心身を穏やかな状態に導く薬理作用のことである。
高地障害症候群のひとつ。高山病や高地肺水腫に伴って起こる脳浮腫。運動失調や意識障害が進行し昏睡となり死亡する恐れがある。必ずしも頭痛、嘔気、嘔吐などを伴わない。
インスリン欠乏とインスリン拮抗ホルモンにより血糖上昇を伴う代謝障害を来す糖尿病の急性合併症。
肝性昏睡(hepatic coma)