結核菌
長さ1〜5μm、幅0.3〜0.6μmの細長い棒状の菌(桿菌)。抗酸菌の一種。結核を引き起こす原因となる。
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長さ1〜5μm、幅0.3〜0.6μmの細長い棒状の菌(桿菌)。抗酸菌の一種。結核を引き起こす原因となる。
結核のワクチン。牛に感染する結核菌の病原性を弱めた生ワクチン。効果は10〜15年とされる。
CFP-10とは、主に結核菌(結核の原因菌であるMycobacterium tuberculosis)のゲノム上に存在する遺伝子から発現し、宿主の免疫応答において重要な役割を果たす10kDaの培養上清プロテイン(Culture Filtrate Protein 10)のことである。 このタンパク質はESAT-6とともに、結核の感染診断やワクチン開発の分野で極めて重要な…
ミトコンドリアに局在する、インフラマソームを介したIL-1βの産生に必須の役割を果たす制御因子。
結核の診断方法のひとつ。被検者の血液と、結核菌には存在するがBCGには存在しない抗原(ESAT-6、CFP-10)を混合培養し、試験管の中でリンパ球にIFN-γを産生させ、それをELISAで測定するもの。
INF-γ(インターフェロン・ガンマ)とは、主に活性化T細胞やナチュラルキラー細胞(NK細胞)によって産生・分泌される、免疫応答において中心的な役割を果たすサイトカインの一種である。
インターフェロンガンマとは、免疫応答において中心的な役割を果たすサイトカインの一種であり、特に抗ウイルス作用、抗腫瘍作用、および免疫細胞の活性化に深く関与するタンパク質である。
線虫共生細菌(Photorhabdus noenieputensis)から発見された、結核菌を特異的に殺菌する抗生物質。
エサンブトールとは、結核の治療に用いられる合成抗菌薬であり、抗酸菌に対して静菌的に作用する化学療法薬の一種である。
結核菌などマイコバクテリウム属の細菌に対する抗菌薬。結核菌の核酸合成を阻害し、細胞分裂を抑制する。商品名はエブトール、エサンブトール。
グラム陰性の桿菌の一属。11種のうち3種がヒトに病原性を示すとされる。インベイシンを産生する。マクロファージなどの細胞内に寄生する。
グラム染色によって紫色に染まるグラム陽性の細菌。ブドウ球菌やレンサ球菌、破傷風菌、結核菌、ボツリヌス菌など。
グリセロール存在下で産生が誘導されるミコール酸含有脂質。感染の長期化に伴って結核菌が特異的に産生する脂質であり、休眠結核菌の脂質マーカーとして知られる。
ヒト型結核菌の培養液から分離精製した精製ツベルクリン(purified protein derivative : PPD)と結核菌の反応、またはその反応を調べる検査のこと。ツ反とも呼ばれる。ロベルト・コッホによって開発された。
多剤耐性肺結核に対する治療薬。結核菌の細胞壁を構成するミコール酸の生合成を阻害する。商品名はデルティバ。
結核菌やその類縁菌に特徴的な菌体表層糖脂質として存在する糖脂質。超高級脂肪酸であるミコール酸を構成成分とする。コードファクターとも呼ばれる。
抗原(エピトープ)を認識するための受容体の総称。免疫細胞などが持つ。
ファゴソーム(食胞)がリソソームと融合することにより形成される細胞小器官。
細菌の属のひとつ。抗酸菌とも。酸に対して強いという意味ではない。結核菌とそれ以外の非結核性抗酸菌に分けられる。
結核菌など抗酸菌の細胞壁に含まれる長鎖脂肪酸。天然では最も長鎖で分岐を持つ疎水性脂肪酸(主鎖の炭素数が約80)の総称。
結核菌に最も多く含まれる水溶性のリポグリカン(糖脂質)。丸山ワクチンの主成分。
皮膚結核、ハンセン病の皮膚障害、発汗障害、神経障害などに有効なワクチン。がんの免疫療法にも用いられる。名前の由来はワクチンの生みの親である丸山千里。
卵巣結核とは、結核菌の感染によって卵巣に肉芽腫性炎症を引き起こす非常に稀な疾患である。
消毒薬のひとつ。ベンザルコニウム塩化物とも。
不適切な薬剤投与によって引き起こされるとされる。
結核菌が血管やリンパ管を介して身体各所の臓器に運搬され、そこに無数の粟粒大の結節を作る疾患。
マクロファージなどの食細胞に貪食されても殺菌されず、その細胞質内で生存・増殖する細菌。細胞性免疫によって感染した細胞を破壊することで殺菌される。
抗原の種類によっては、抗体ではなくリンパ球が直接抗原を攻撃して排除する。この免疫反応は、リンパ球を他の動物に注射することで移すことができるので細胞性免疫と呼ばれる。
細菌の感染が原因となる肺炎。原因となる細菌には肺炎球菌(主にストレプトコッカス・ニューモニエ)、黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌、モラクセラ・カタラーリス、肺炎桿菌などがある。世界中で毎年100万人以上が死亡する。
紀元前5000年頃からの存在が確認されている感染症。結核菌によって引き起こされる。
結核菌による肺に病巣を形成して増殖する感染症。症状は咳、血痰、倦怠感、発熱、体重減少、寝汗など。
結核菌の感染による腰椎の炎症。
結核菌が消化管や近傍のリンパ節へ感染することで発症する腸管の炎症性疾患。
陰圧とは、ある空間の圧力が、その基準となる周囲の圧力(通常は大気圧)よりも低い状態を指す物理学的および医学・生物学的な概念である。
結核菌を除いた抗酸菌のうち培養可能なもの。150種類以上が温水、土壌中に生息する。環境からヒトへ感染するが、ヒトからヒトへは感染しない。
結核菌とらい菌以外の抗酸菌による肺への感染。肺非結核性抗酸菌症とも。