麻酔
手術中の痛みや意識を無くすために使用される化合物。麻酔薬とも。
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手術中の痛みや意識を無くすために使用される化合物。麻酔薬とも。
麻酔手技とは、手術や検査、処置などに際して、患者の疼痛や意識、生体反応を適切に制御し、安全性を確保するために行われる一連の医学的・手技的操作の総称である。 麻酔手技には大きく分けて、全身麻酔、区域麻酔(脊髄くも膜下麻酔や硬膜外麻酔、末梢神経ブロックなど)、局所麻酔、および鎮静が含まれ、患者の全身状態…
麻酔薬
2,6-キシリジンとは、キシチジンの異性体の一つであり、芳香族アミンおよびアニリン誘導体に分類される有機化合物である。主に局所麻酔薬であるリドカインなどの合成中間体や、農薬、染料の原料として広く利用されている。常温では無色から淡黄色の液体または結晶性の性状を示し、特異な臭気を持つ。化学物質としての毒性…
2つのポアドメインを持つカリウムチャネル。15種類のサブタイプが同定されている。K2Pチャネルとも。
ETBとは、胚移植(Embryo Transfer)の略称であり、生殖補助医療において受精卵(胚)を母体の子宮内腔へと移植する医療技術である。 体外受精や顕微授精の過程を経て得られた良好な胚を子宮に戻すことで、妊娠の成立を目指す不妊治療における極めて重要なステップの一つである。
GABA_A受容体とは、中枢神経系における主要な抑制性の神経伝達物質であるGABA(ガンマ-アミノ酪酸)に特異的に結合し、細胞膜のイオンチャネルを透過させることで神経細胞の興奮を抑制するリガンド作動性イオンチャネル型受容体である。
NaV1.4とは、主として骨格筋の細胞膜に発現し、電位依存性ナトリウムチャネルのαサブユニットを構成するタンパク質であり、ヒトではSCN4A遺伝子によってコードされている。
エトミデートとは、主として全身の麻酔導入に用いられる超短時間作用型の静脈性麻酔薬である。 GABAA受容体を介して中枢神経系の抑制的な神経伝達を促進することで、速やかな鎮静や催眠作用をもたらす特徴を持っている。
脊髄くも膜下麻酔を参照。
アトロピン代用薬とは、アトロピンと同様に副交感神経のムスカリン受容体においてアセチルコリンと拮抗し、その作用を競合的に阻害することでコリン作動性の神経伝達を抑制する薬剤の総称である。 自律神経系のうち副交感神経の働きを遮断することから、一般に抗コリン薬あるいは副交感神経遮断薬とも呼ばれる。
アポノールとは、主としてペチジン(塩酸ペチジン)を有効成分とする麻酔前投薬および鎮痛を目的とした医療用医薬品(注射薬)の名称である。 アポノール注などの製品名で臨床現場において疼痛緩和や鎮静のために用いられてきた歴史があるが、麻薬及び向精神薬取締法上の麻薬に指定されている。
局所麻酔の分類のひとつ。アミン基にピペリジンが共通の構成要素として含まれており、ピペリジン環の窒素原子に結合する側鎖のみが異なる。
麻酔のひとつ。作用や覚醒が早く制御しやすい。軽度の気道刺激性がある。
エゴノキ(セッケンノキ)の実の果皮に含まれる有害なサポニン。魚に対する麻酔作用を持つ。。
不眠症の治療薬であるベンゾジアゼピン系化合物。麻酔投与前にも用いられる。商品名はユーロジン。
エトミデートとは、主として全身の麻酔導入に用いられる超短時間作用型の静脈性麻酔薬である。
食道炎、胃炎、消化性潰瘍、過敏性大腸症(イリタブルコロン)などによる症状に対する治療薬。商品名はストロカイン。
オトガイ神経とは、下歯槽神経の終枝であり、顔面の感覚を司る末梢神経である。
フェンタニルの誘導体。モルヒネの5000倍の作用を持ち、大型動物用の麻酔として使用される。
α2受容体のリガンド。鎮痛及び鎮静作用を示す。商品名はセラクタール。
キセノンとは、元素の周期表において第18族に属する希ガス(レアガス)元素の一つであり、原子番号54、元素記号はXeである。
フェンシクリジンの誘導体。麻酔のひとつ。塩酸との塩(ケタミン塩酸塩)はケタラールという商品名で知られる。
ケタミン塩酸塩を有効成分とする麻酔の商品名。
コカの葉に含まれる麻酔作用を持つ物質。初めて手術で使われた局所麻酔。
サンショウに含まれる辛味成分。分子内に4つの二重結合を含むアミド。ヒドロキシ-α-サンショオールとも。
イソフルランに類似した吸入全身麻酔。商品名はニッコー。
睡眠薬のひとつ。ベンゾジアゼピン受容体のアゴニストとなり、GABA受容体のGABA親和性を増大させることにより、その抑制機構を増強させて視床下部および大脳辺縁系に抑制的に作用する。商品名はアモバン。不眠症や麻酔前に使用される。
チオペンタールとは、超短時間作用型のバルビツール酸系静脈麻酔薬であり、主として全身麻酔の導入や脳保護の目的に用いられる医薬品である。
ベンゼンのひとつの水素がメチル化された芳香族化合物。メチルベンゼンとも呼ばれる。示性式は C6H5CH3
鎮静、制吐、α受容体遮断作用による末梢血管拡張作用などを持つ神経遮断薬。フェンタニルとの併用による麻酔の補助や単独投与による麻酔前投薬に用いられる。商品名はドロレプタン。
オピオイド受容体のアンタゴニスト。麻酔の効果を弱める作用を持つ。
モルヒネのアリル基をメチル基に置換した構造を持つ非オピオイド系鎮痛薬。麻酔作用に拮抗する。
ベンゾジアゼピン系のひとつ。抗不安作用や催眠作用、抗痙攣作用、筋弛緩作用を持つ。商品名はベンザリン。
吸入麻酔薬として使用される非刺激性の化合物。分子式は C2HBrClF3
パラアミノ安息香酸とは、アミノ酸の一種であり、かつてはビタミンB群の仲間として扱われ「ビタミンBx」や「4-アミノ安息香酸」とも呼ばれていた有機化合物である。 化学構造としては、ベンゼン環にアミノ基とカルボキシ基がパラ位に結合した構造を持っている。
指先など末梢の動脈の血液中の酸素飽和度(サチュレーション)を測定する機器。
かつて麻酔として使用された有機化合物。NMDA受容体を阻害する。フェンシクリジンとも。
長時間作用性局所麻酔(アミド型局所麻酔薬)のひとつ。過去30年以上にわたって広く使われてきたが、全身痙攣と心停止を起こす血中濃度に差が少ないことが明らかになったため、これに代わる安全性の高いロピバカインとレボブピバカインが合成された。
アミド型局所麻酔薬のひとつ。プロピトカインとも。
局所麻酔として使用される水溶性の芳香族化合物。麻酔作用の強さはコカインと同程度。
全⾝麻酔や鎮静⽤剤として使用される芳香族化合物。商品名はディプリバン。
麻酔時の筋弛緩剤。パンクロニウムと同じくステロイドを骨格とする。
哺乳類家畜の局所麻酔や魚介類の鎮静・安楽死などに使用される局所麻酔。アミノ安息香酸エチルとも。
ベンゾジアゼピン系薬剤とは、主として中枢神経系に作用し、抗不安薬、睡眠薬、抗てんかん薬、筋弛緩薬などとして用いられる精神安定剤の総称である。
短時間作用型のバルビツール酸系。不眠症の治療や不安緊張状態の鎮静剤。持続睡眠療法における睡眠調節や麻酔前投薬としても用いられる。商品名はラボナ。
麻酔の導入時に使用されるベンゾジアゼピン誘導体。鎮静や抗不安、抗痙攣、健忘、中枢性筋弛緩などの作用を持つ。拮抗薬はフルマゼニル。商品名はドルミカム。
メチルエチルエーテルとは、エチル基とメチル基がエーテル結合した脂肪族エーテルの一種であり、無色の気体または液体として存在する有機化合物である。
側鎖にメチル基を有するアミド型局所麻酔薬。
ケシの実の乳液を固めたアヘンから精製される有機化合物。オピエートのひとつ。
左右の腸骨の上端の最高点を結んだ線。脊髄くも膜下麻酔や硬膜外麻酔を行う際の指標となる。第四腰椎の高さを通ることが多いとされる。
抜歯時などに使用される局所麻酔薬。心室性不整脈の特効薬としても使用される。商品名はキシロカイン。
側鎖にブチル基を有するアミド型局所麻酔薬。商品名はポプスカイン。
麻酔の導入・維持のための鎮痛剤。商品名はアルチバ。
麻酔用筋弛緩剤。神経筋接合部のニコチン性アセチルコリン受容体に対するアンタゴニスト。商品名はエスラックス。
アミド型局所麻酔薬のひとつ。神経細胞の開いた状態(不活性状態)の電位依存性ナトリウムチャネルを可逆的に抑制し、活動電位の発生と伝搬を妨げる。
三叉神経第三枝とは、顔面の感覚や咀嚼筋の運動を司る三叉神経の最大かつ最下方の分枝であり、下顎神経とも呼ばれる混合神経である。
下顎管とは、下顎骨の内面から下顎頭の下方にかけて走行し、下顎骨の内部を下方および前上方へ向かって走る、骨内の管状構造である。
作用発現時間とは、薬物を投与してから、それが生体内で薬理作用を示し始めるまでの時間を指す薬物動態学上の重要な指標である。
全身に効果が現れる麻酔。意識がなくなる。人工呼吸が必要。