RNA
核酸のひとつ。複数のリボヌクレオチドが、以下のようにホスホジエステル結合でつながった重合体。リボ核酸とも。
HEALTH WORDS INDEX
健康・医学・生物学の用語を調べる。
核酸のひとつ。複数のリボヌクレオチドが、以下のようにホスホジエステル結合でつながった重合体。リボ核酸とも。
RNA/DNAハイブリッド
2本鎖RNAがいくつかのタンパク質と複合体を作り、相同な塩基配列をもつmRNAと特異的に対合し、それを切断することによって遺伝子の発現を抑える現象。RNA干渉とも。
RNAP
RNAPⅡ
RNase(ribonuclease)
リボヌクレアーゼのひとつ。DNA/RNAハイブリッドのRNA鎖のみを加水分解する。
RNaseHの一種。RNA/DNAハイブリッドのRNA鎖と二本鎖DNAに埋め込まれた1塩基のリボヌクレオチドを分解する。ゲノム修復に関与する。
ゲノムとしてRNAを持つウイルスのこと。
RNAエディティング RNA編集を参照。
RNAサーベイランス(RNA surveillance)
RNAシーケンスを参照。
トランスクリプトームを解析する手法のひとつ。RNAシークエンシングとも呼ばれる。mRNAやncRNAの断片的な塩基配列の情報(数10〜数100塩基)を網羅的に取得し、ゲノム配列と対応させることで、遺伝子発現量の定量や新たな転写配列の発見を行う。
RNAスプライシングとは、真核生物の遺伝子発現過程において、転写されたばかりのプレmRNA(前駆体mRNA)からイントロン(非コード領域)が正確に切除され、エグゾン(コード領域)同士が連続して結合される一連の生化学的反応プロセスである。 タンパク質をコードする遺伝子の多くは、エグゾンとイントロンが交互に配置さ…
RNAテンプレートとは、遺伝情報を伝達または複製する際に、新たな核酸鎖を合成するための型として機能するリボ核酸分子のことである。
RNAプライマー(RNA primer) プライマーを参照。
RNAプロセッシングとは、真核生物においてDNAを鋳型として転写された前駆体mRNA(hnRNA)が、翻訳能を持つ成熟したmRNAへと変換される一連の生化学的修飾プロセスの総称である。
RNAヘアピン RNAiを参照。
RNAを解きほぐすヘリカーゼ。RNAの合成や分解、pre-mRNAスプライシング、翻訳、リボソーム生合成などにも関わる。ヒトでは70種類以上が存在する。
DNAを鋳型としてRNAを合成する酵素。DNA依存性RNAポリメラーゼとも。
RNAポリメラーゼIIとは、真核生物の細胞核内においてDNAの遺伝情報をmRNAや一部のncRNAへと転写する触媒として機能する、巨大でマルチサブユニットからなる酵素複合体である。
最初に発見されたRNAポリメラーゼ。エキソヌクレアーゼ活性によりRNAプライマーの除去とその部分のDNA鎖の合成を行う。
核質に存在し、メッセンジャーRNA(mRNA)の転写を担当するRNAポリメラーゼ。hnRNAやsnRNAを合成する。PolⅡやRNAPⅡとも。
真核生物が持つRNAポリメラーゼのひとつ。tRNAや5S rRNAなどの転写を行う
RNAを鋳型とするDNAポリメラーゼ。
RNAを鋳型にして反対向きRNA(アンチセンスRNA)を合成するポリメラーゼ。テロメラーゼ逆転写酵素(TERT)がRNA依存性RNAポリメラーゼとしての活性を持つ。
RNA分解酵素
RNA干渉(RNA interference) RNAiを参照。
RNAに結合するタンパク質の総称。2500種類以上が存在するとされる。
ゲノムDNAから転写されたRNAが受ける化学修飾。DNAの遺伝情報がRNAに読み取られた後、RNAの塩基配列が書き換えられる現象。RNAエディティングとも。 ヒトを含む哺乳類で最も頻度が高いRNA編集はアデノシンからイノシンへの書き換え。
原核生物のリボソーム(70Sリボソーム)のサブユニットのひとつ。分子量約90万。
4E-BP1とは、eIF4E結合タンパク質1(eukaryotic translation initiation factor 4E-binding protein 1)の略称であり、真核生物における翻訳開始の制御に関与する重要なタンパク質である。
細胞質で翻訳されるmRNAの先頭側(5'末端側)に一般的に存在し、mRNAの安定性や翻訳開始などに関与する化学構造(化学修飾)。キャップ構造やCapとも。
5'末端キャップ構造の付加とは、真核生物のRNAポリメラーゼIIによって転写された前駆体mRNAの5'末端に、特殊なグアニンヌクレオチドが逆向きに結合する修飾反応のことである。
セロトニン受容体(5-HT2受容体)のひとつ。大脳辺縁系(扁桃体、側坐核、海馬、視床下部など)に比較的高発現する。情動や摂食、睡眠などに関与する。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)やデングウイルス、ジカウイルス、黄熱ウイルス、日本脳炎ウイルス、ウエストナイルウイルスなど様々なウイルスに対して強力な抗ウイルス活性を有する有機化合物。ツベルシジンの誘導体。
リボソームRNAのひとつ。リボソームの反応中心部に存在する、約120塩基長よりなる核酸。
時計遺伝子のCLOCKによって転写が制御されるタンパク質。二本鎖RNAに結合し、アデノシンをイノシンに書き換えるRNA編集を行う。
心電図を解析し、除細動が必要な場合に電気ショックを与える(そのための指示も行う)医療機器。自動体外式除細動器。
B細胞において抗体のクラススイッチを促進し、微生物感染から生体を防御する役割を持つ遺伝子。
シチジン脱アミノ化酵素のファミリー。7種類がヒト22番染色体にコードされている。
APOBEC3Bとは、ヒトの第22染色体上に位置する遺伝子にコードされ、DNAおよびRNA中のシトシンをウラシルへと脱アミノ化する酵素ファミリーに属するDNAシトシンデアミナーゼである。
APOBECスーパーファミリー(APOBEC3)に属するタンパク質。細胞内に存在し、DNAやRNAにシトシン(C)からチミン(T)の変異を導入するシチジン脱アミノ酵素。
AZFaとは、Y染色体の長腕(Yq11)に位置する無精子症因子(Azoospermia factor)領域の3つの主要な遺伝子座のうちの一つである。
最も強い感染力と新種の出現が予想されるインフルエンザウイルス。直径100nm程度の一本鎖RNAウイルス。
肝炎ウイルスのひとつ。ヒトとチンパンジーを宿主とする、エンベロープをもたないRNAウイルス。A型肝炎の原因となる。
BRD4とは、エピジェネティクスの制御や遺伝子の転写調節において中心的な役割を果たすタンパク質であり、ブロモドメインおよびファミリー特異的なドメインを持つBETタンパク質ファミリーに属する分子である。 BRD4は、染色体上のヒストン尾部に存在するアセチル化されたリシン残基を認識して結合する特性を持っており、こ…
BRG1とは、哺乳類におけるクロマチンリモデリング複合体の主要な触媒サブユニットであり、ATP依存性クロマチンリモデリング因子の一つとして機能する遺伝子およびそれがコードするタンパク質のことである。正式な遺伝子名称はSMARCA4であり、SWI/SNF複合体の構成要素として転写制御やDNA修復などの多様な細胞内プロセスに…
肝炎ウイルスのひとつ。遺伝子としてRNAとDNAを両方持つ特殊なウイルス。B型肝炎の原因となる。国内の急性肝炎の約30%、慢性肝炎や肝硬変の約15%がB型肝炎ウイルスの感染によるものとされる。
ヒトの19番染色体に位置し、46個のmRNAを含む大規模な遺伝子クラスター。
CAPとは、大腸菌などの細菌において炭水化物代謝に関与する遺伝子の発現を調節するタンパク質であり、一般にはcAMP受容体タンパク質(cAMP receptor protein: CRP)とも称される転写因子である。
エクソサイトーシスに不可欠なタンパク質。ヒトのCAPS1は1353個のアミノ酸が直線状に並んだ構造をしている。CADPS1とも。
mRNAに相補的なDNA。相補的DNAとも呼ばれる。
CRISPR-Cas9とは、細菌や古細菌が持つ獲得免疫システムを応用して開発された、標的とする特定のDNA配列を効率的に切断または改変することが可能なゲノム編集技術である。
ヒトとブタに感染するインフルエンザウイルス。感染はヒトとヒトの間でのみ起こる。一年おきに1〜6月に局所的に発生する。
DCT(Differential Display PCR)とは、PCR法を応用して複数の細胞間における遺伝子発現の差異を網羅的に検出するための分子生物学的実験手法である。
核酸のひとつ。デオキシリボ核酸とも呼ばれる。デオキシリボースを含む、細胞核の中の酸性を示す物質であることから名付けられた。
DNAの塩基とRNAの塩基が混在したもの。DNA/RNAキメラオリゴとも呼ばれる。
DNAの二重螺旋とは、デオキシリボ核酸(DNA)がとる立体構造であり、2本のポリヌクレオチド鎖が互いに逆向きに平行して走りながら、共通の軸の周りを右巻きに巻き付いた構造のことである。
鋳型となる核酸に対して相補的なDNA鎖を合成する酵素。DNA合成酵素とも。