DNAトポイソメラーゼ
DNAトポイソメラーゼとは、DNAの二重螺旋の構造的歪みやねじれを解消し、複製や転写などの遺伝情報の読み出しを円滑に進めるために必須となる酵素の総称である。
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DNAトポイソメラーゼとは、DNAの二重螺旋の構造的歪みやねじれを解消し、複製や転写などの遺伝情報の読み出しを円滑に進めるために必須となる酵素の総称である。
腸の上皮層内に存在し、腸の炎症を抑制する細胞。CD4およびCD8ααが陽性でありCD4+CD8αα+細胞とも。
腸管凝集付着性大腸菌を参照。
腸管出血性大腸菌を参照。
EM菌(effective microorganisms) 有用微生物群を参照。
EPECとは、下痢などの消化器症状を引き起こす大腸菌の一種である腸管病原性大腸菌(Enteropathogenic Escherichia coli)の略称である。 EPECは、小児、特に乳幼児の間で下痢症の原因となる重要な病原体の一つとして知られている。
健康被害が大きく院内感染の原因菌の大部分を占める以下の6種の病原菌。抗菌薬から逃れる(escape)という意味を含む。
べん毛モーターを構成するタンパク質の一つ。多くの細菌で高粘性下でのべん毛モーターの高出力回転に必須。
FUT2とは、フコースを特定の糖鎖に転移させる酵素であるフコース転移酵素のファミリーに属し、主に分泌型のABO式血液型抗原やLewis抗原の生合成に関与するフコース転移酵素2をコードする遺伝子である。
+A群レンサ球菌が持つフィブロネクチン結合タンパク質。宿主細胞への感染に関わる。 +RSVが持つ抗原タンパク質。 +ムンプスウイルスの細胞侵入や細胞間伝播に必要な膜融合を引き起こすタンパク質。受容体結合タンパク質(HNタンパク質)が受容体へ結合することで構造変化が起こり活性型となる。
Gi蛋白とは、ホルモンや神経伝達物質などの細胞外シグナルを細胞内へ伝達するヘテロ三量体G蛋白ファミリーの一つであり、主としてアデニル酸シクラーゼの活性を抑制して細胞内シグナル伝達を負に調節するタンパク質である。
GMP-AMPシンターゼ(cGAS)とは、細胞質内に侵入した二本鎖DNAなどのDNAを認識して活性化するDNAセンサーであり、自然免疫応答を惹起する酵素である。
GPIアンカーと結合した(GPIアンカーによる化学修飾を受けた)タンパク質のこと。GPIアンカーを持つタンパク質は細胞膜上の移動に有利であり、タンパク質の再結合も可能にしている。
白血球や消化管、脂肪組織に発現する、酢酸などの短鎖脂肪酸をリガンドとする受容体。遊離脂肪酸受容体2(FFAR2)とも。
ミトコンドリアに局在する、インフラマソームを介したIL-1βの産生に必須の役割を果たす制御因子。
ミュータンス菌が持つ、菌体に結合する非水溶性のグルカンを生成するグルコシルトランスフェラーゼ。
ヘモフィルス・インフルエンザの型のひとつであり、この細菌による感染症の95%を占める。細菌性髄膜炎の原因細菌。
乳化剤の水または油への馴染みやすさを表す数値。0〜20までの数値で表され、HLBが高いと乳化剤の化学構造内の親水基の割合が多く水に溶けやすく、HLBが低いと乳化剤の親油基の割合が多く油脂に溶けやすいことを意味する。
ABO血液型に関わらず、すべての赤血球の表面に存在する糖タンパク質。
腸管不全の致死的な合併症。疾患や手術などによる腸管の機能不全によって起きる肝障害のうち、他に原因のないものを指す。肝硬変や肝不全に至る。腸管不全合併肝障害とも。静脈栄養合併肝障害(PNALD)や静脈栄養合併胆汁鬱滞(PNAC)とも呼ばれた。
IFN-βのひとつ。大腸菌を宿主細胞として製造される。ヒトのIFN-βの17位のアミノ酸が置換され、1位のメチオニンと糖鎖が脱落した構造を持つ。多発性硬化症の治療薬。
結核の診断方法のひとつ。被検者の血液と、結核菌には存在するがBCGには存在しない抗原(ESAT-6、CFP-10)を混合培養し、試験管の中でリンパ球にIFN-γを産生させ、それをELISAで測定するもの。
消化管をはじめとした粘膜面やその分泌液に含まれ、粘膜の防御に重要な免疫グロブリン。単量体、またはJ鎖に結合した二量体や三量体として存在する。
マクロファージがTLR4によって細菌の細胞壁のリポ多糖を認識した際に分泌されるインターロイキン(炎症性サイトカイン)。
インターロイキンのひとつ。IL-10のファミリーに属し、腸管上皮細胞の防御機能に関与する。自然リンパ球やTh17細胞によって産生される。
インターロイキンのひとつ。運動によって分泌量が増加する。
自然リンパ球の一種。腸管粘膜固有層に豊富に存在し、抗菌ペプチド産生を誘導することで腸管での腸内細菌の恒常性を維持する働きを持つとされる。
INF-γ(インターフェロン・ガンマ)とは、主に活性化T細胞やナチュラルキラー細胞(NK細胞)によって産生・分泌される、免疫応答において中心的な役割を果たすサイトカインの一種である。
IRF-5とは、インターフェロン調節因子(Interferon Regulatory Factor)ファミリーに属する転写因子の一つであり、主として免疫系の細胞においてウイルスや細菌などの病原体に対する自然免疫応答や炎症反応の制御に重要な役割を果たしているタンパク質である。 IRF-5は、免疫担当細胞であるマクロファージや樹状細胞などに…
黄色ブドウ球菌のバイオフィルム形成を阻害する化合物。
KCNH2とは、ヒトの染色体7番目長腕(7q36.1)に位置し、心臓の電気生理学的活動においてきわめて重要な役割を果たす遺伝子である。 この遺伝子は、電位依存性カリウムチャネルの構成サブユニットであるKv11.1(別名hERG)をコードしている。
1996年にヒト血漿から得られたフィコリン。P35とも。主に肝臓で産生される。
lacプロモーターとは、大腸菌(Escherichia coli)のラクトース代謝に関与するラクトースオペロン(lacオペロン)の転写を開始させるためのDNA上の領域である。
LKM512とは、ビフィズス菌の一種であるビフィドバクテリウム・アンティマルム(Bifidobacterium animalis subsp. lactis)LKM512株のことであり、腸内細菌叢の改善や老化抑制に関連する研究対象として知られているプロバイオティクスである。
細菌やウイルスの感染時に活性化するマクロファージ。
マイコバクテリウム・アビウム・コンプレックスを参照。
MADSボックス遺伝子とは、真核生物の遺伝子発現を調節する転写因子をコードし、保存された塩基配列であるMADSボックスを持つ遺伝子群の総称である。 植物においては花芽の形成や器官の分化を制御するABCモデルの中心的な役割を担うことで広く知られており、動物や菌類など多様な真核生物にも広く保存されている。
抗原としてペプチドではなく微生物由来のビタミンを認識するT細胞。線維筋痛症候群の診断の指標となる。
メタロ-β-ラクタマーゼを産生する細菌の総称。
肝細胞増殖因子をリガンドとする受容体型チロシンキナーゼ。c-Metとも。
タンパク質のヒスチジンメチル化に関わる酵素の一種。イミダゾール環のN1位で起こるpiメチル化(piメチルヒスチジンの生成)を触媒する。ヒトを含む多くの真核生物に保存されている。
MPOとは、日本語でミエロペルオキシダーゼと呼ばれる、主に好中球や単球などの造血細胞に豊富に含まれるヘム含有酵素である。 MPOは免疫系において重要な役割を果たしており、体内に侵入した細菌や真菌などの病原体をファゴサイトーシス(貪食)した際に、過酸化水素とハロゲン化物から強力な活性酸素種である次亜塩素酸を…
メチシリン感受性黄色ブドウ球菌を参照。
ウイルス粒子で最も豊富に存在し、ウイルス粒子形成の足場として機能するウイルス形成に必須のタンパク質。
腸管のパイエル板に存在する、微絨毛の発達していない上皮細胞。基底膜に接する細胞膜が大きく陥凹しており、そこに樹状細胞やT細胞、B細胞が入る空間を持ち、さらに腸管内の抗原(細菌など)を取り込んで、それを樹状細胞に渡すことでT細胞の活性化を行う。
キチンやヒアルロン酸を構成する糖類。グルコサミンの2位のアミノ基がアセチル化された構造を持つ。細胞と細胞外を繋ぐ働きを持ち、様々なタンパク質の糖修飾に関わる。GlcNAcと表記される。
ムラミン酸の誘導体。細菌の細胞壁(ペプチドグリカン)の糖鎖を構成する単糖類のひとつ。MurNAcと表記される。
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)の還元型。還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドとも呼ばれる。
NK細胞の一種。人間の扁桃や腸管、マウスの腸管の粘膜で発見された。
血液中を巡るリンパ球のひとつ。ナチュラルキラー細胞とも。
ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)を産生する乳酸菌。
NOD1(Nucleotide-binding oligomerization domain-containing protein 1)とは、主として自然免疫に関与する細胞質性のパターン認識受容体である。 宿主の細胞内に侵入した病原体由来の分子パターンを認識し、炎症反応や免疫応答を誘導する重要なタンパク質として機能する。
パターン認識受容体のひとつ。細胞内に寄生する細菌を認識する。この認識はロイシンリッチリピートによって行われるとされる。
2011年にヨーロッパで大規模な感染を引き起こした腸管出血性大腸菌。O104:H4の流行によりドイツで48名、スウェーデンで1名が死亡している。
腸管出血性大腸菌のひとつ。2011年に富山県を中心にO111による食中毒が発生し、86名が大腸炎に罹り、そのうち34名が溶血性尿毒症症候群、21名が脳症を併発し、5名が死亡した。
ベロ毒素を産生する腸管出血性大腸菌のひとつ。
腸管出血性大腸菌に分類される病原性大腸菌。H抗原としてH7を持つもの(O157:H7)が多い。
腸管出血性大腸菌のひとつ。基質特異性拡張型β-ラクタマーゼを産生することが報告されている。
赤痢菌が産生する、カスパーゼ4を特異的に結合してその活性ポケットを塞いで活性を阻害する病原因子。
病原性を持つグラム陰性菌の外膜から伸びる糖鎖。菌体抗原とも。