トランスコバラミンⅡ
回腸上皮細胞と血管内皮細胞に発現するトランスコバラミン。回腸上皮細胞内でコバラミン(ビタミンB12)と結合し、これを肝臓や骨髄へ運搬する役割を担う。
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回腸上皮細胞と血管内皮細胞に発現するトランスコバラミン。回腸上皮細胞内でコバラミン(ビタミンB12)と結合し、これを肝臓や骨髄へ運搬する役割を担う。
トランス嚢とは、主に鳥類の総排出腔の背側に存在し、免疫機能において重要な役割を果たす中枢神経系ではなくリンパ組織であるファブリキウス嚢の別称、または関連する構造の歴史的・異称の一つである。
巨核球の分化、成熟を制御するサイトカイン。肝臓および骨髄の間質細胞で産生される。MPLのリガンド。
タキサン系の抗がん剤。商品名はタキソテール。
慢性骨髄性白血病(イマチニブ抵抗性のもの)に対する抗がん剤。商品名はタシグナ。
特定の薬剤の存在下でのみ分解される標的タンパク質。例えば、サリドマイド系薬剤がセレブロンに結合するとその基質特異性が変化し、通常は分解されないタンパク質が分解される。
必須アミノ酸のひとつ。分岐鎖アミノ酸のひとつである。
犬や猫などの哺乳類の口腔や気道に生息するパスツレラ属の細菌によるヒトへの日和見感染症。
慢性骨髄性白血病や本態性血小板血症、真性多血症、鎌状赤血球症などに対する治療薬。細胞周期上のS期の細胞に作用してリボヌクレオチドレダクターゼを阻害することによりDNAの合成を阻害するとされる。ヒドロキシウレアやヒドロキシ尿酸とも。商品名はハイドレア。
ブナシメジに特有のポリテルペン。
無数のアウエル小体を充満させている芽球。急性前骨髄球性白血病で確認される。
先天奇形や高発がん、骨髄不全などを来す重篤な先天性難病。国内では100万人に10人程度と稀。DNA鎖間架橋(ICL)の損傷が修復できないことが原因となる。
遺伝子組換えのヒト顆粒球コロニー刺激因子。
非ステロイド系抗炎症薬のひとつ。
細胞内で鉄を蓄える、直径12nmのタンパク質。鉄を蓄えるための直径8nmの空間を内部に持つ籠状構造を取る。24個の同一のタンパク質によって構成される。
フッ化ピリミジンとは、ウラシルやシトシンなどのピリミジン塩基の水素原子をフッ素原子で置換した化学構造を持つ抗悪性腫瘍薬(抗がん剤)の総称であり、代謝拮抗薬として広く臨床応用されている。
フュージョンとは、生物学、医学、遺伝学などの分野において、2つ以上の異なる実体(細胞、遺伝子、タンパク質、組織など)が結合または融合する現象や技術を指す総称である。
フロロピリミジ系とは、ピリミジン環にフッ素原子が結合した構造を持つ抗悪性腫瘍薬(代謝拮抗薬)の総称であり、主として悪性腫瘍の化学療法に用いられる薬剤群である。
造血幹細胞移植における前処置に用いられる薬剤。細胞増殖を抑制し、骨髄抑制作用や抗腫瘍作用を示す。商品名はブスルフェクス。
ベイロネラ属の細菌は、その代謝特性として糖質を直接資化して酸を産生する能力を欠いている点が大きな特徴である。
ベンズニダゾールとは、シャガス病の治療薬として用いられるニトロイミダゾール系の抗寄生虫薬である。 本剤は、アメリカ大陸の熱帯地域を中心に風土病として存在するクルーズトリパノソーマ(Trypanosoma cruzi)の感染症に対する主要な治療選択肢の一つとして位置づけられており、寄生虫の代謝系やDNA合成を阻害すること…
細胞のホーミングとは、細胞が別の組織に移動および定着すること。
srcとABLのチロシンキナーゼを阻害し、bcr-abl融合遺伝子陽性の腫瘍の増殖を抑制する経口分子標的薬。慢性骨髄性白血病の治療薬。類似のキナーゼであるPDGFRとc-Kitはほとんど阻害しない。商品名はボシュリフ。
分子標的薬のひとつ。プロテアソームに対する阻害剤。HIFの転写因子としての活性を抑制する。商品名はベルケイド。
サリドマイドの誘導体。多発性骨髄腫の治療薬となる免疫調節剤。レナリドミド抵抗性の患者にも有効でありサルベージ治療に用いられる。
ポルフィリンの過剰産生が原因となる疾患。ヘム合成に関わる7つの酵素いずれかの活性が低下あるいは欠損することにより起こる代謝異常。
酵素活性に金属イオンを必要とするプロテアーゼ(メタロプロテアーゼ)のうち、唾液やコラーゲンなどの細胞外基質(結合組織)の成分を分解する酵素(コラゲナーゼ)。
全悪性リンパ腫の約3%を占めるB細胞由来のリンパ腫。全身のリンパ節が腫れるとともに、脾臓や骨髄、消化管に病変を生じることがある。予後は不良。自家造血幹細胞移植が有効とされる。
骨髄に関わること(骨髄様や骨髄性など)を意味する英語。骨髄を参照。
ミエロイド系前駆細胞 骨髄系前駆細胞を参照。
ミエロイド系細胞 骨髄系細胞を参照。
アントラキノン誘導体である抗がん剤のひとつ。また、多発性硬化症の治療薬としても使用される。商品名はノバントロン。
腫瘍性を持たない生体由来の多能性幹細胞。主に間葉系組織(骨髄、皮膚、脂肪)に存在する。臓器の結合組織にも確認されている。
関節リウマチの治療薬。ステロイド節約効果を持つ。メソトレキセートとも。商品名はリウマトレックス。
ラングゲルハンス細胞とは、主として表皮に存在する樹状細胞の一種であり、皮膚における免疫系の維持や免疫応答の誘導において極めて重要な役割を担う細胞である。
リンパ組織を主な構成要素とする器官の総称。リンパ性器官とも。
脾臓や胸腺、扁桃腺、骨髄、リンパ節、リンパ管による、リンパ液を組織から血液に循環させるネットワーク。免疫において重要な役割を持つ。
JAK1およびJAK2に対する阻害剤。米国食品医薬品局(FDA)から2011年に骨髄線維症に対して認可された。真性多血症にも用いられる。商品名はジャカビ。
レチノイン酸受容体のひとつ。PMLとの融合遺伝子が急性前骨髄球性白血病の原因となることが知られている。
免疫調節薬のひとつ。レナリドミドとも。商品名はレブラミド。
アラキドン酸から5-リポキシゲナーゼの作用によって生成された5-ヒドロペルオキシエイコサテトラエン酸の脱水によって生じるロイコトリエン。
単クローン性IgMを産生するB細胞の腫瘍性増殖とその骨髄浸潤を特徴とする疾患。原発性マクログロブリン血症とも。
白血球を作る器官で、作られた白血球は二次リンパ器官に移動する。
砒素の酸化物。三酸化二砒素とも。化学式は As2O3
下顎骨辺縁性骨髄炎とは、下顎骨の下縁や歯槽突起などの辺縁部に限局して発生する慢性性の骨髄炎である。
免疫介在性血小板減少症とは、免疫システムの異常によって血小板に対する自己抗体が産生され、脾臓などの単球マクロファージ系細胞を介して血小板が過剰に破壊されることで、末梢血中の血小板数が減少する疾患の総称である。
免疫系が自己の構成成分など特定の抗原に対して反応性を示さない状態のこと。免疫学的寛容や自己寛容、トレランスとも。
レチノイン酸の一種。レチノイン酸が持つ二重結合部分が全てトランス型であるもの。トレチノインとも呼ばれる。
全身化学療法は、手術や放射線療法などの局所療法とは異なり、体幹や四肢などの局所だけでなく、遠隔転移を来している病巣に対しても同時にアプローチすることが可能であるという特徴を持つ。
共通樹状細胞前駆細胞とは、造血幹細胞から分化し、樹状細胞のみを生み出す能力を持つ前駆細胞のことである。
再未分化型急性骨髄芽球性白血病とは、骨髄系への分化傾向を示さない芽球が骨髄において主体を占める急性骨髄性白血病の病型の一つである。
造血幹細胞に異常が生じることで、赤血球のみならず、白血球や血小板にも分化の障害により、全ての血球数の減少(汎血球減少)が起こる貧血。貧血の中で最も重症とされる。
芽球が成熟傾向を示し、前骨髄球を越えて分化する急性骨髄性白血病。芽球の成熟程度は一様ではなく、様々な好中球系細胞を伴う。
分化抗原とは、主に細胞の表面に存在し、造血幹細胞から各種の血液細胞への分化や成熟の段階、あるいは細胞の活性化状態に応じて発現が変動する分子(主として糖蛋白や蛋白質)の総称である。
前立腺に起こるがん。前立腺の外腺から発生する悪性腫瘍。国内での罹患率は増加傾向にある。
骨髄で造血幹細胞から分化する、まだ抗原刺激を受けていないB細胞。B細胞の前駆体となる。ナイーブB細胞とも。
骨髄芽球の分化によって生まれ、骨髄球の前駆体となる細胞。
単クローン抗体とは、単一のB細胞クローンによって産生される、特定の抗原の単一のエピトープに対してのみ特異的に結合する抗体のことである。 通常の免疫応答では、体内に入った抗原に対して多様なB細胞が活性化され、それぞれ異なるエピトープを認識する多種類の抗体(多クローン抗体)の混合物が産生される。 これに対…
白血球のひとつ。好中球の細胞核が分葉しているのに対して、一個の細胞核を持つため単球と呼ばれる。大きさは12〜20μmでクローバーのような形をしている。末梢血の白血球の3〜6%を占める。
造血幹細胞の遺伝子異常によって発症する骨髄線維症。骨髄の広範な線維化と骨硬化、髄外造血を特徴とする慢性骨髄増殖性疾患。JAK2の遺伝子変異が多く見られる。