カスパーゼ
アポトーシスの実行に関わるプロテアーゼ。細胞に含まれる様々なタンパク質を分解する。分泌時は主に不活性であるが、Fasや同種・他種のカスパーゼによって部分分解されて活性化される。
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アポトーシスの実行に関わるプロテアーゼ。細胞に含まれる様々なタンパク質を分解する。分泌時は主に不活性であるが、Fasや同種・他種のカスパーゼによって部分分解されて活性化される。
カスパーゼ-3とは、アポトーシス(プログラム細胞死)の実行段階において中心的な役割を果たすシステインプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)の一種である。
カスパーゼ-5とは、システインテーププロテアーゼファミリーに属するタンパク質分解酵素の一種であり、主に炎症応答や自然免疫の調節に関与するカスパーゼである。
カスパーゼ-8とは、アポトーシスの実行に関与するシステインプロテアーゼファミリーの一種であるカスパーゼである。
インフラマソームによって活性化されるカスパーゼ。IL-18の成熟に関わる。
アポトーシスの外因性シグナル経路に関わるカスパーゼ。カスパーゼ8に似たタンパク質構造を持つ。
カスパーゼ1の活性化を介してIL-1βやIL-18の活性化に関与するカスパーゼ。
カスパーゼ14とは、主として表皮の最外層である角層に存在するタンパク質分解酵素(システインプロテアーゼ)であり、皮膚のバリア機能の維持や角質化(ケラチノサイトの最終分化)の過程において極めて重要な役割を果たす酵素である。
PIDDの切断によって生じたPIDD-CCによって活性化される誘導型カスパーゼ。
誘導型カスパーゼによって活性化される実行型カスパーゼのひとつ。
腸管の上皮細胞はサルモネラ菌や腸管病原性大腸菌などの細菌感染に応答してカスパーゼ4依存的な細胞死を起こして病原体を排除する仕組みを持つ。
カスパーゼ5(Caspase-5)とは、ヒトにおける炎症応答やアポトーシス(細胞死)の調節に関与する、システインプロテアーゼファミリーに属する酵素である。 カスパーゼの一種であり、特に自然免疫系において重要な役割を果たしていることが知られている。
カスパーゼのひとつ。カスパーゼ8からアポトーシスの信号を受け取り、カスパーゼ3と同じようにタンパク質を切断する。
カスパーゼのひとつ。デスレセプターからのアポトーシスの刺激を受け取り、カスパーゼ3やカスパーゼ7を切断してそれらを活性化する。
アポトーシスの内因性シグナル経路に関わるカスパーゼ。
カスパーゼカスケードとは、アポトーシスなどの細胞死や炎症応答の実行において、カスパーゼと呼ばれるタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)が上流から下流へと順次活性化されていく一連の生化学的なシグナル伝達経路のことである。
デオキシリボヌクレアーゼ(DNase)のひとつ。カスパーゼによって活性化され、アポトーシスを起こした細胞の凝縮や断片化、DNAの分解などを行う。
ミトコンドリアが持つ、アポトーシスに関わるタンパク質。
アポトーシスの内因性シグナル経路において、ミトコンドリアから放出されたシトクロムcとの結合によってカスパーゼ9に結合してそれを活性化する分子。アポトーシスを起している細胞の細胞質に存在する。
カスパーゼ1と共にNALP3インフラマソームを形成する、NALP3下流のアダプター分子。
カスパーゼ1やカスパーゼ8によって切断されると活性化し、ミトコンドリアからシトクロムcを放出させてアポトーシスを誘導する細胞質タンパク質。
アポトーシスシグナル経路の調節タンパク質やカスパーゼに存在する結合モチーフ。RIG-IがN末端に二回繰り返して有する、シグナル伝達に関与するドメイン。約90個のアミノ酸からなる。
細胞にアポトーシスを誘導するサイトカイン(Fasリガンド)の受容体(1型膜タンパク質)。CD95やAPO-1とも。
カスパーゼ活性化DNaseを阻害するタンパク質。
インターロイキンのひとつ。インターロイキン-1β。シグナルペプチドを持たない炎症性サイトカイン。
パターン認識受容体のひとつ。インフラマソームの構成要素。NLRP3やクリオピリン、CIASとも。
NOD1(Nucleotide-binding oligomerization domain-containing protein 1)とは、主として自然免疫に関与する細胞質性のパターン認識受容体である。 宿主の細胞内に侵入した病原体由来の分子パターンを認識し、炎症反応や免疫応答を誘導する重要なタンパク質として機能する。
赤痢菌が産生する、カスパーゼ4を特異的に結合してその活性ポケットを塞いで活性を阻害する病原因子。
p53によってDNA損傷後に合成が誘導されるタンパク質。DNA損傷の程度によってPIDDの二段階の切断反応が起こる。
キナーゼの受容体共役タンパク質3。細胞死に関わる。
胃や小腸および大腸の消化管上皮細胞のアピカル側の微絨毛に局在する受容体型チロシンホスファターゼ。
TNFRSF10Aとは、腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリーに属する細胞膜受容体の一つであり、アポトーシス誘導シグナルを伝達するタンパク質をコードする遺伝子およびその遺伝子産物である。
ミトコンドリアから遊離されたシトクロムcがAPAF1に結合してできる複合体。カスパーゼ9の活性化を担う。
細胞死のひとつ。遺伝的にプログラムされた生理的で無害な細胞死。ギリシャ語で離れて(apo-)落ちる(ptosis)という意味。
アポトーシスにおける、細胞核や細胞が分解されてできる断片。アポトーシス小体はマクロファージに貪食される。
がんやウイルス感染、活性酸素などの様々な異物(非自己由来の物質)によるストレスを感知して細胞内で形成されるタンパク質の複合体。
エフェクターカスパーゼとは、細胞死の一種であるアポトーシスの実行段階において直接的に標的タンパク質を分解し、細胞の解体を引き起こすタンパク質分解酵素である。
18個の炭素を含み1個のトランス型不飽和結合を有する長鎖のトランス脂肪酸。オレイン酸の二重結合部分がトランス型となったもの。
カスパアーゼとは、アポトーシスや炎症応答の実行において中心的な役割を果たすシステインプロテアーゼのファミリーである。
カテプシンのひとつ。リソソームに含まれるシステインプロテアーゼ。末梢組織炎症に伴って活性化された脊髄ミクログリアにおいてプロカスパーゼ1を活性型のカスパーゼ1に変換する。
カリウムイオンを通すイオンチャネル。カリウムイオンチャネルとも。
カスパーゼ1によって切断されることで細胞のパイロトーシスを誘導するタンパク質。細胞質に存在する。
副腎髄質のクロマフィン顆粒内から分離された酸性の糖タンパク質。特に副腎髄質と脳下垂体において高濃度で検出される。ヒトでは439アミノ酸残基から構成されている。顎下腺導管部に存在し、自律神経刺激によって唾液中に分泌されるものは、心理的ストレスのバイオマーカーとなるとされる。
1987年にクレンスキー実験室がクローン化したT細胞が活性化した後に特異的に発現した遺伝子(タンパク質)。グラニュリシンとも。
活性化したキラーT細胞の細胞傷害顆粒において高発現するグランザイム。トリプターゼの一種。
細胞表面に存在する、アポトーシスを誘導する分子をリガンドとする受容体。TNFやFas、TRAILなどの受容体がある。
グランザイムが引き起こす非カスパーゼ依存性の細胞死のひとつ。ネクローシスに似た細胞死。プログラムネクローシスやパイロトーシスとも呼ばれる。
ブナシメジに特有のポリテルペン。
ファゴソーム(食胞)がリソソームと融合することにより形成される細胞小器官。
プロカスパアーゼとは、アポトーシスや炎症応答において中心的な役割を果たすタンパク質分解酵素であるカスパーゼの不活性型前駆体(チモーゲン)である。
プロカスパーゼとは、アポトーシスなどの細胞死や炎症応答において中心的な役割を果たすタンパク質分解酵素であるカスパーゼの不活性型前駆体である。
プロカスパーゼ-8とは、細胞死(アポトーシス)の実行に関与するシステインプロテアーゼであるカスパーゼ-8の不活性型前駆体である。
プロカスパーゼ-9とは、アポトーシスの内因性経路(ミトコンドリア経路)において中心的な役割を果たすカスパーゼ-9の不活性型前駆体である。
プロカスパーゼ1(procaspase 1) カスパーゼ1の前駆体。
ミトコンドリア膜電位とは、ミトコンドリアの内膜を挟んで形成される電位差のことであり、細胞のエネルギー代謝やアポトーシスにおいて中心的な役割を果たす指標である。
ニンニクやニラに含まれるポリスルフィド。2つのアリル基が3つの硫黄原子によって結合する構造を持つ。ジアリルトリスルフィドとも。
ミトコンドリアの異常を起点とするアポトーシスのシグナル伝達経路。
アポトーシスのシグナル伝達経路のひとつ。TNFなどのサイトカインまたはFasリガンドによる受容体の活性化に従いカスパーゼ8とカスパーゼ10が活性化され、不活性型カスパーゼ3を活性化する。
活性型カスパーゼとは、アポトーシスや炎症応答などの細胞死および免疫応答のシグナル伝達において中心的な役割を果たす、タンパク質分解酵素であるカスパーゼが、特異的な切断を経て酵素活性を獲得した成熟型のことである。
炎症性カスパーゼとは、宿主の自然免疫応答において炎症の誘導やサイトカインの成熟、さらには細胞死の一種であるピロトーシスの実行において中心的な役割を果たすシステインプロテアーゼの一群である。