シナプス
ある神経細胞の軸索と別の神経細胞との間にできる連結部分。主に樹状突起スパイン上に形成される。刺激によってその数は増減する。
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ある神経細胞の軸索と別の神経細胞との間にできる連結部分。主に樹状突起スパイン上に形成される。刺激によってその数は増減する。
神経発生過程でシナプス前終末とシナプス後終末の構造分化を誘導する膜受容体様接着分子。
シナプス後膜に存在する、神経伝達物質を受け取る部分のこと。
生まれた直後のヒトを含む哺乳類の脳には、必要以上のシナプスが存在する。その中の必要なシナプスのみのを残し、不要なシナプスを除去する過程のこと。P/Q型カルシウムチャネルが必須であることが報告されている。
シナプス前ニューロン
抑制性介在ニューロンが感覚神経求心性線維の神経終末に起こす抑制的制御。異名筋のIa群線維からの抑制性入力。伸張反射に影響を与える。
シナプスにおいて、情報を発する側の神経細胞のこと。シナプス前ニューロンとも。
神経細胞のシナプスのうち、神経伝達物質を放出する側。プレシナプスとも呼ばれる。
シナプス前終末の細胞膜。神経伝達物質を放出する部分。シナプス前部とも。
シナプス前部
神経細胞のシナプスに加わる刺激の強さによってその部分の情報伝達効率が変化すること、また、変化できる性質のこと。頻繁に強く信号が伝達されるシナプスは次第にその結合が強くなり、そうでないシナプスはその結合が弱くなっていく。この可塑性はカナダの心理学者ドナルド・ヘッブ(Donald Olding Hebb)が提唱したため…
シナプス前終末にある、合成された神経伝達物質が貯蔵される直径40nm程度の袋状の器官。輸送小胞のひとつ。
シナプス後ニューロン
シナプス後密度とは、化学シナプスのシナプス後膜の細胞質側に存在する、電子顕微鏡的に高電子密度の肥厚した構造物である。
シナプスにおいて、情報を受け取る側の神経細胞。シナプス後ニューロンとも。
シナプスにおいて、シナプス前終末(シナプス前膜)から放出される神経伝達物質を受け取る側。この細胞膜がシナプス後膜。
神経細胞の興奮性シナプスの後部において、シナプス伝達に関わるタンパク質が集積した構造体。神経伝達物質受容体や足場タンパク質、酵素などのシナプスの機能において重要なタンパク質が局在している。
シナプス前終末(シナプス前膜)からの神経伝達物質を受け取る側の神経細胞(シナプス後終末)の細胞膜。ポストシナプスや後シナプスとも呼ばれる。
シナプス後部
シナプス前細胞(シナプス後膜)に対する電気刺激によって発生する膜電位の変化。
シナプス終末 シナプス前終末を参照。
シナプス結合(synaptic connection)
ある神経細胞のシナプス前膜と、接続相手の神経細胞のシナプス後膜との間にできる20nm程度の隙間。
シナプス電位(synaptic potential)
MPTPが主に脳内のグリア細胞のミトコンドリア外膜に存在するMAO-Bによって酸化されて生じる有機化合物。神経毒性を有し、パーキンソン病を引き起こす。MPP+とも。
5-HT1F受容体とは、セロトニン(5-ヒドロキシトリプタミン、5-HT)の受容体サブファミリーの一つであり、Gタンパク質共役受容体(GPCR)のファミリーに属する分子である。 中枢神経系および末梢神経系の特定の領域に広く分布しており、セロトニン受容体の中でも1型受容体群(5-HT1受容体)に分類される。
グルタミン酸受容体のひとつ。AMPAをリガンドとする。AMPA型グルタミン酸受容体とも呼ばれる。
樹状突起の選択的強化や刈り込みに関わる細胞表面分子。
C1qに似た構造を持つタンパク質のファミリー。神経細胞におけるシナプスの形成を制御する。
C2ドメインとは、タンパク質においてカルシウムイオン依存的または非依存的にリン脂質や他のタンパク質と結合する役割を持つ、約120アミノ酸残基からなる構造ドメインである。
Ca2+/カルモジュリン依存性プロテインキナーゼⅡ。
CD82とは、細胞表面に発現する糖タンパク質の一種であり、テトラスパニンファミリーに属する分子である。 かつては前立腺癌の転移を抑制する遺伝子の産物として発見され、KAI1とも称される。
CHDのひとつ。p53とヒストンH1との三量体を形成することによってp53の転写活性能を抑制し、最終的にアポトーシスを阻害する。CHD8が欠損すると、p53が異常に活性化してアポトーシスが誘導される。
コリントランスポーターのひとつ。高親和性コリントランスポーターとも。580個のアミノ酸で構成され、13回膜貫通ドメインを持つ。
ClC-3とは、電位依存性の塩化物イオンチャネルファミリーに属する膜タンパク質であり、哺乳類の中枢神経系をはじめとする多様な組織に広く発現している遺伝子およびその産物である。
cAMPによって活性化される転写調節因子。哺乳類の記憶に必須であることが報告されている。
CRMP2とは、主として神経系の発生や発達において、軸索の伸長や神経細胞の極性形成を制御するタンパク質である。
CX3CRとは、ケモカイン受容体ファミリーに属する膜蛋白質の一つであり、特にCX3CR1がよく知られている。
ケモカイン受容体のひとつ。フラクタルカインをリガンドとする。
神経線維の一種。無髄線維。脊髄Ⅱ層に入力する。Aδ線維と同様の経路で脊髄後角の二次ニューロンとシナプス接続する。
Dab1とは、リー・ショルツ病(滑脳症)の原因遺伝子であるReelinシグナル伝達経路において中心的な役割を果たすアダプタータンパク質をコードする遺伝子、およびそのタンパク質の名称である。
DNAメチルトランスフェラーゼ(DNMT3)のひとつ。胎生期のシナプス形成に関わる。
EGR1とは、C2H2型ジンクフィンガー構造を持ち、刺激に応じて急速かつ一過性に転写が誘導される即時初期遺伝子、およびそれがコードする転写因子である。
EGR3とは、転写因子をコードする遺伝子ファミリーの一つであり、早期応答遺伝子として様々な細胞内シグナル伝達に応答して急速に発現が誘導されるタンパク質を生成する。
Elk1とは、ETSドメイン家族に属する、転写因子の一種である。 MAPK/ERKシグナル伝達経路の下流に位置し、細胞の増殖や分化、生存などの細胞応答を制御する重要なタンパク質として機能している。
シナプス後肥厚(PSD)に局在する、シナプス後部のタンパク質の集積と神経細胞の活動に影響を及ぼす主要なタンパク質。細胞内で液滴状の構造を形成し、シナプスの分子を集積させる性質を持つ。
Fbxo31はSKP1-Cullin 1-F-boxタンパク質(SCF)複合体の構成成分として機能し、標的となるタンパク質にユビキチンを付加することでそのプロテアソーム依存的な分解を誘導する。
直接塩素チャネルと連結するGABA受容体。主な抑制性シナプス伝達を担っている。脳の広範囲に分布し、様々な機能に関与することが知られている。
Gi蛋白とは、ホルモンや神経伝達物質などの細胞外シグナルを細胞内へ伝達するヘテロ三量体G蛋白ファミリーの一つであり、主としてアデニル酸シクラーゼの活性を抑制して細胞内シグナル伝達を負に調節するタンパク質である。
グルタミン酸トランスポーターのひとつ。EAAT1とも。
グルタミン酸受容体の一種。以下の2種類が存在し、どちらも平行線維のシナプスに選択的に発現するとされる。
グルタミン酸受容体のひとつ。大脳や小脳皮質などに発現し、シナプスの結合性を強化することが報告されている。
グルタミン酸受容体のひとつ。小脳の特定のプルキンエ細胞の特定の平行線維シナプスに発現し、その結合性の強化と維持に関わる。
GluK1とは、中枢神経系において興長性神経伝達を担うカイニン酸型グルタミン酸受容体を構成するサブユニットの一つである遺伝子およびそのタンパク質産物である。
GluR4とは、中枢神経系における主要な興奮性神経伝達物質であるグルタミン酸に応答する、AMPA型グルタミン酸受容体を構成する4つのサブユニット(GluR1-4、あるいはGluA1-4とも呼ばれる)の1つである。 遺伝子レベルではGRIA4によってコードされており、ヒトの染色体上に位置している。
三量体Gタンパク質と共役する受容体。複数の酵素の活性やセカンドメッセンジャーに影響する。全遺伝子の約5%に相当し、中でも最も多いのは嗅覚受容体。代謝型受容体(メタボトロピック受容体)とも。7本のαヘリックスが生体膜を貫く構造を持つため、7回膜貫通型受容体とも呼ばれる。
ヒスタミン受容体のひとつ。平滑筋膜やシナプス後膜に存在し、それぞれ肥満細胞および神経終末より遊離されたヒスタミンを認識し、その情報を細胞内に伝える。抗ヒスタミン薬はヒスタミンがH1受容体に結合するのを防ぐ。
ヒスタミン受容体のひとつ。ヒスタミン神経の神経終末に存在する、シナプス間隙の遊離ヒスタミンの回収(フィードバック抑制)に関与する自己受容体。大脳と基底核に多く分布している。
HAS3とは、ヒアルロン酸を細胞外へ生合成する主要な酵素であるヒアルロン酸合成酵素ファミリーのアイソフォームの一つである。 ヒトを含む哺乳類において同定されている3種類のヒアルロン酸合成酵素(HAS1、HAS2、HAS3)のうちの一つであり、膜貫通型タンパク質として細胞質側からUDP-グルクロン酸とUDP-N-acetylglucosami…
伸張反射(脊髄反射)の反射弓を構成する神経線維のひとつ。