リウマチ別名 → リウマチ性疾患
リウマチ(rheumatism)
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リウマチ(rheumatism)
リウマトイド因子を参照。
首や腕、脚の付け根に近い部分の筋肉痛、手首や膝の関節痛、発熱などを自覚症状とする炎症。痛みの程度は様々。
骨や関節、筋肉などの運動器官が全身的な炎症を伴って侵される疾患の総称。自己免疫疾患のひとつ。最も多いのが関節リウマチ。
小児への溶血性レンサ球菌の感染が原因となる疾患。症状は関節痛、発熱、心臓の炎症により生じる胸痛や動悸、痙攣など。一部は心臓を傷害してリウマチ性心疾患を引き起こす。現在は発展途上国を中心として発生する。
他の炎症によって生じるアミロイドAによって引き起こされるアミロイドーシス。続発性アミロイドーシスや二次性アミロイドーシスとも。
A群溶血性レンサ球菌とは、グラム陽性の球菌であり、レンサ球菌属に分類される細菌の一種である。 ヒトの咽頭や皮膚などに感染し、多様な疾患を引き起こす病原体として知られている。
BLT1とは、ロイコトリエンB4(LTB4)の主要な高親和性受容体であり、Gタンパク質共役受容体ファミリーに属する膜受容体である。
間葉系細胞が産生するケモカイン。
関節リウマチの治療薬として用いられる有機化合物(免疫調整剤)。また、キレート作用を持ち、重金属中毒やウィルソン病の治療に用いられる。商品名はメタルカプターゼ。
デオキシリボヌクレアーゼのひとつ。貪食細胞が持ち、細胞質に存在するDNAを除去する酵素。
滑膜線維芽細胞においてRANKLや軟骨を破壊するタンパク質の発現を誘導する主要な遺伝子(転写因子)。
HLAクラスⅡ分子のひとつ。
病原体の排除や創傷治癒の役割を果たすインターロイキン。過剰または持続的な産生は炎症性疾患の発症や進展に関与することが知られている。当初はBSF-2と呼ばれた。
INF-γ(インターフェロン・ガンマ)とは、主に活性化T細胞やナチュラルキラー細胞(NK細胞)によって産生・分泌される、免疫応答において中心的な役割を果たすサイトカインの一種である。
IRF-5とは、インターフェロン調節因子(Interferon Regulatory Factor)ファミリーに属する転写因子の一つであり、主として免疫系の細胞においてウイルスや細菌などの病原体に対する自然免疫応答や炎症反応の制御に重要な役割を果たしているタンパク質である。 IRF-5は、免疫担当細胞であるマクロファージや樹状細胞などに…
関節リウマチ患者の炎症部位においてCXCL13を産生し、他のリンパ球を集めてリンパ濾胞の形成に関わるヘルパーT細胞。炎症性CXCL13産生ヘルパーT細胞とも。
サイトカインの細胞内シグナル伝達に関わるチロシンキナーゼのファミリー。ヤヌスキナーゼとも。
転写因子のひとつ。リウマチなどの自己免疫疾患やアレルギー、がんなどの疾患に関わるとされる。
PLCγ2とは、哺乳類の細胞内シグナル伝達において重要な役割を果たす酵素であるホスホリパーゼCアイソフォームの一つである。
RORγtとは、RORファミリーに属する核内受容体の一つであり、ヘルパーT細胞の一種であるTh17細胞の分化および機能発現において中心的な役割を果たす転写因子である。 RORγtは免疫応答や炎症性疾患の病態形成において極めて重要な因子として分子生物学や免疫学の分野で研究されている。
S100A8とは、カルシウム結合タンパク質であるS100ファミリーに属する分子量約11kDaの低分子タンパク質であり、主に好中球や単球などの骨髄系細胞の細胞質に豊富に存在する分子である。
Tfh細胞のひとつ。表面にOX40分子を高発現する。
CD80とPD-L1のシス結合(隣り合わせの結合)を阻害する抗CD80抗体。東京大学定量生命科学研究所の杉浦大祐助教、岡崎拓教授らの研究グループによって作製された。
炎症性サイトカインのひとつ。腫瘍壊死因子とも。病原体に対する防御に役立つ一方、関節リウマチなどの炎症性疾患では異常産生が起こり、疾患の発症や増悪の原因となる。
TNFRSF11ファミリーには、破骨細胞の分化や活性化に不可欠な受容体であるTNFRSF11A(別名RANK)や、そのシグナル伝達を抑制するデコイ受容体であるTNFRSF11B(別名オステオプロテジェリン / OPG)などが含まれている。
関節リウマチに対する免疫調整剤。4-アセチルアミノフェニル酢酸とも。商品名はオークルやモーバー。
免疫抑制剤のひとつ。寛解維持療法やステロイド節約効果を目的として使用されることが多い。クローン病や潰瘍性大腸炎、治療抵抗性リウマチ性疾患、拒絶反応の抑制などにも用いられる。商品名はイムランやアザニン。
皮下注射型の抗TNF-αモノクローナル抗体(ヒト抗体)。商品名はヒュミラ。国内では2008年に関節リウマチ、2010年にクローン病に対する使用が承認された。メトトレキサートと併用すると効果が高い。
サイトカインではなくT細胞を標的とする生物学的製剤。CTLA-4-Igとも。商品名はオレンシア。
様々な生物の生体膜に存在する、タンパク質分解の最終段階を担うアミノペプチダーゼ。酸性アミノ酸を除く17種類のアミノ酸を認識できる広い基質特異性を持つ。CD13とも。アミノペプチダーゼMや膜結合アラニルアミノペプチダーゼとも呼ばれた。
血液中のタンパク質が抗原となり、それに対する抗体(IgG)が結合してできる抗原抗体複合体が種々の臓器の血管周囲に沈着して起きる炎症。Ⅲ型アレルギーの原因となる。アルツス反応とも。
国内で開発され2012年に承認された疾患修飾性抗リウマチ薬。商品名はケアラムやコルベット。
インターロイキン-6(IL-6)とは、さまざまな細胞によって産生される多面的なサイトカインであり、免疫応答、炎症反応、造血、および急性相反応の誘導において中心的な役割を果たすタンパク質である。
インターロイキン6とは、主として免疫応答や炎症反応の調節に関与する代表的なサイトカインの一つであり、液性免疫の誘導や急性期タンパク質の生合成など多様な生理作用を示す糖タンパク質である。 T細胞やマクロファージ、線維芽細胞など多様な細胞によって産生されるほか、血管内皮細胞や脂肪細胞からも分泌されることが…
インドメタシンのプロドラッグ。関節リウマチや変形性関節症、腰痛、肩関節周囲炎、頚肩腕症候群などに伴う炎症や痛みに対する治療薬。商品名はインフリー。
TNF受容体(TNFR2)とヒトの免疫グロブリンの一部(IgG1のFc)を結合させた完全ヒト型製剤(完全ヒト型可溶性TNF-α/LT-αレセプター製剤)。TNF阻害薬の中で唯一の受容体製剤。関節リウマチに対する生物学的製剤。国内では2005年に承認された。商品名はエンブレル。
骨のヒドロキシアパタイトやⅠ型コラーゲンとの親和性を有する非コラーゲン性タンパク質。分子量は約3万。骨組織中やそれ以外の組織にも存在が確認されている。SPARCとも。
効力は金チオリンゴ酸ナトリウムに劣るが、早期の関節リウマチでの有効性や重篤な副作用が少ないという利点がある。副作用としては下痢、軟便が多い。
カテプシンのひとつ。リソソームに含まれるシステインプロテアーゼ。末梢組織炎症に伴って活性化された脊髄ミクログリアにおいてプロカスパーゼ1を活性型のカスパーゼ1に変換する。
完全ヒト型のモノクローナル抗体(抗IL-1β抗体)。国内では2011年に承認された。商品名はイラリス。
キナーゼ阻害剤とは、タンパク質にリン酸基を転移する反応を触媒する酵素であるキナーゼ(プロテインキナーゼ)の働きを特異的に妨げる低分子化合物や分子標的薬などの総称である。
キナーゼ阻害薬とは、タンパク質キナーゼ(プロテインキナーゼ)の触媒活性を特異的に抑制し、細胞内のシグナル伝達経路を遮断する低分子化合物あるいは抗体医薬品などの総称である。国立がん研究センターがん情報サービスによると、がんの分子標的薬の多くはキナーゼ阻害薬であり、がん細胞の増殖や生存に関わる特定の分…
抗マラリア作用を持つ合成のキニーネ。腎疾患やてんかん、エリテマトーデス、関節リウマチの治療などに用いられたが、副作用のクロロキン網膜症が報告された。
a-D-グルコース-6-リン酸をフルクトース-6-リン酸に異性化する酵素。
TNF-αに対するモノクローナル抗体(ヒト抗体)のひとつ。関節リウマチの治療薬。商品名はシンポニー。
サイトカイン受容体とは、免疫系や造血系をはじめとする生体の多様な細胞応答を制御するサイトカインが特異的に結合し、そのシグナル伝達を細胞内へ仲介する細胞膜受容体の総称である。
関節リウマチの治療薬。スルファサラジンとも。商品名はアザルフィジン。
発熱や関節炎(リウマチ)の治療に利用されていた有機化合物。サリチルアルコールの配糖体。ヤナギの樹皮からの抽出物であり、名前の由来はヤナギの属名である Salix である。サリチンとも呼ばれる。
外分泌腺が標的となることを特徴とする全身性の自己免疫疾患。女性の発症率は男性の9〜20倍。
シトルリン化されたタンパク質。関節リウマチの自己抗原。
4つの炭素環がつながった化学構造(ステロイド骨格)を持つ有機化合物の総称。主に副腎皮質で産生される脂質。ステロイドホルモンのことを指す場合が多い。
非ステロイド系抗炎症薬のひとつ。慢性関節リウマチや変形性関節症、腰痛などの鎮痛に用いられる。商品名はクリノリル。
関節リウマチに対する抗TNF-α抗体のひとつ。Fcを欠如しPEG化したモノクローナル抗体(ヒト化抗体)。セルトリズマブ・ペゴルとも。商品名はシムジア。
国内で開発された免疫抑制活性を持つ有機化合物。商品名はプログラフ。
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)やリウマチ性疾患(全身性血管炎や全身性エリテマトーデス)に対する免疫調節薬の一種。
24個のアミノ酸からなる合成ペプチド。ACTHと同じアミノ酸配列を有し、副腎皮質刺激作用を持つ。点頭てんかんや気管支喘息、関節リウマチ、ネフローゼ症候群に対して使用される。商品名はコートロシン。
ピリミジンde novo合成経路の阻害剤。商品名はオーバジオ。
IL-6の受容体(膜型および可溶型)を遮断する作用を持つモノクローナル抗体(ヒト化抗体)。商品名はアクテムラ。関節リウマチや慢性炎症に伴う貧血に対して有効とされる。
JAKを標的とした分子標的薬。関節リウマチに対する治療薬。国内では2013年に承認された。商品名はゼルヤンツ。